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ゲルギエフ&ロンドン響によるベルリオーズ第3弾は“ロメオとジュリエット”(SACDハイブリッド2枚組)

ゲルギエフ&ロンドン響によるベルリオーズ第3弾は“ロメオとジュリエット”(SACDハイブリッド2枚組)

SACDハイブリッド盤。ゲルギエフとロンドン交響楽団は2013年10月31日から11月17日にかけてベルリオーズの管弦楽曲を網羅的に上演しました。すでに第1弾として「幻想交響曲」(LSO0757)が、第2弾「イタリアのハロルド」(LSO0760)がリリースされ話題となっております。
待望の第3弾は劇的交響曲「ロメオとジュリエット」。交響曲の規模を拡大し、声楽まで動員した90分を要することはマーラーの先取を思わせます。オーケストレーションも凝りに凝り、これ以上ゲルギエフ向きの作品は珍しいと申せましょう。
劇的交響曲「ロメオとジュリエット」は1838年、失意の中にいたベルリーズに、パガニーニが勇気を与えた結果生まれた作品といわれています。印象的なメロディも多く聴かせどころも多い作品で、ベルリオーズの最高傑作と評する向きもあります。
ゲルギエフは、チャイコフスキー、プロコフィエフが同じ題材で音楽化した作品の素晴らしい録音を残していますが、ベルリオーズは自身好きな作曲家として高く評価しているだけに興味津々。この作品は描写音楽ではなく、あくまでベルリオーズの妄想上の「ロメオとジュリエット」で、聴き手を徐々におかしな世界へと誘います。
ゲルギエフはシェイクスピア歿後400年にあたる今年(2016年)、10月14日(金)にNHKホールにてこの作品をマリインスキー・オペラと上演予定です。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ベルリオーズ:劇的交響曲「ロメオとジュリエット」Op.17
【演奏】
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
ロンドン交響楽団
ギルドホール・スクール・シンガーズ
オリガ・ボロディナ(メゾソプラノ)
ケネス・ターヴァー(テノール)
エフゲニー・ニキーチン(バス・バリトン)
【録音】
2013年11月6日,13日 ロンドン、バービカン・ホール(ライヴ)

同時発売予定!

やっぱりゲルギエフは凄い!
ラフマニノフの交響曲第1番の認識が変わる


SACDハイブリッド盤。ゲルギエフとロンドン交響楽団によるラフマニノフの交響曲シリーズがついに完成。交響的舞曲を含むラフマニノフの大作がゲルギエフの演奏で揃いました。
ゲルギエフの演奏は驚くべき凄さ。交響曲第1番はラフマニノフの野心作でしたが、1897年に行われた初演が未曾有の大失敗に終わり、ラフマニノフは重いノイローゼとなり作品は封印されました。今日録音はかなりあるものの、交響曲第2番などと比べ甘いメロディもなく、尖った作品のイメージがあります。しかしゲルギエフの演奏は、初めて聴くかのように新鮮。全体にいびつな感じはなく、むしろラフマニノフならではのしなやかで繊細なフレージングが息づいています。ラフマニノフ独特な推進力に満ちたアレグロも絶妙。ピアノの難しいパッセージ風な楽句も、LSOの名人芸で曖昧さ皆無の完璧さ。またしばしばゴージャスなサウンドが響き、ラフマニノフの優れたオーケストレーションを再認識させてくれます。圧巻はフィナーレの長いコーダ。一切ダレることなく、かえって栄光さえ感じさせ感動的。この作品の先入観を一変させてくれます。
カップリングはバラキレフの交響詩「タマーラ」。ゲルギエフの故郷カフカスの音楽素材を用い、リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」を先取りするようなオリエンタリズムの世界を描いています。バラキレフ独特のボルテージの高さがゲルギエフにぴったり。めくるめく極彩色の絵巻として楽しめます。
(キングインターナショナル)

【曲目】
(1) ラフマニノフ:交響曲第1番ニ短調Op.13
(2) バラキレフ:交響詩「タマーラ」
【演奏】
ワレリー・ゲルギエフ(指揮) ロンドン交響楽団
【録音】
2015年2月19日 バービカン・ホール(ライヴ)

ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : SACDハイブリッド(クラシック) 高音質(クラシック)

掲載: 2016年07月01日 17:00

更新: 2016年07月28日 00:00