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シモーネ・ヤングのブルックナーが全集BOX化(12枚組)

ヤング3 

手兵のハンブルク・フィルと初めてブルックナーをレコーディングしたのは2006年のこと。第2番からスタートし、締めくくりの第5番を終えたのは9年後の2015年でした。いわゆる習作の第0番、第00番を含む貴重でお買い得な全集の完成です。

日本では「ブルックナーは女性に人気がない=女性にはブルックナーを理解するのが難しい」というのが定説であり、演奏会場でも公演曲目がブルックナーの場合は、聴衆のほとんどが男性という状況の中、このシドニー出身の女性指揮者、シモーネ・ヤングのブルックナーは新譜が出る毎に、素晴らしい評価を得てきました。もともと歌劇場で鍛錬を積んできたヤングが得意とする作曲家はワーグナーやマーラー、そしてブルックナーなど後期ロマン派を代表する人たちであり、このブルックナー全集における、新鮮な音響と溢れる歌心、スケールの大きな解釈は他に類を見ません。初期の作品では異稿版も積極に取り上げ、後期の作品では緻密な構成と壮大な響きを生かした演奏は、BOX化が待たれていたものです。(ナクソス・ジャパン)

【収録内容】
CD1:交響曲 ヘ短調「習作」 WAB99(録音 2013年2月22-26日)
CD2:交響曲 第0番 ニ短調 WAB100(録音 2012年5月20-21日)
CD3:交響曲 第1番 ハ短調 WAB101(録音 2010年1月)
CD4:交響曲 第2番 ハ短調 WAB102(録音 2006年3月12-13日)
CD5:交響曲 第3番 ニ短調 WAB103(録音 2006年10月14-16日)
CD6:交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンティック」WAB104(録音 2007年12月1-3日)
CD7:交響曲 第5番 変ロ長調 WAB105(録音 2015年3月1-2日)
CD8:交響曲 第6番 イ長調 WAB106(録音 2013年12月14-16日)
CD9:交響曲 第7番 ホ長調 WAB107(録音 2014年8月29日,30日)
CD10:交響曲 第8番 ハ短調 WAB108[第1楽章,第2楽章]
CD11:交響曲 第8番 ハ短調 WAB108[第3楽章,第4楽章](録音 2008年12月14-15日)
CD12:交響曲 第9番 ニ短調 WAB109(録音 2014年10月25-27日)

【演奏】
シモーネ・ヤング指揮、ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
【録音会場】
ハンブルク、ライスハレ

ここ数年のブルックナー交響曲全集の録音には、目を見張らせられるものがあります。最近話題の全集BOXを以下ご紹介いたします。

数量限定特価!高音質SACD盤で、聖ニコラウス大聖堂に響き渡る壮大なサウンドが話題のボッシュとアーヘン響盤。

ブルックナー:交響曲全集(11曲)*第00番、第0番も収録
マルクス・ボッシュ指揮、アーヘン交響楽団
録音:2003-2012年
SACDハイブリッド盤(10枚組)

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ニューヨーク・フィルのシェフの座が決定したズヴェーデンが手兵のオランダ放送フィルを振った高音質なSACD盤。

ブルックナー:交響曲全集(第1番-第9番)
ヤープ・ファン・デア・ズヴェーデン指揮、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
録音:2006-2013年
SACDハイブリッド盤(11枚組)

第1,2,8,9番が初出。遂に完成をみたギーレン芸術の精華。

ブルックナー:交響曲全集(第1番-第9番)
ミヒャエル・ギーレン指揮、SWRバーデン・バーデン&フライブルク交響楽団、ザールブリュッケン放送交響楽団
録音:1968-2013年
CD(10枚組)

マゼールがバイエルン放送響を振った技ありのライヴ全集。

ブルックナー:交響曲全集(全10曲)*第0番を収録
ロリン・マゼール指揮、バイエルン放送交響楽団
録音:1999年ライヴ
CD(11枚組)

古都ライプツィヒの滋味ゆたかなサウンドが嬉しいマズア盤。

ブルックナー:交響曲全集(第1番-第9番)
クルト・マズア指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
録音:1974-78年
CD(9枚組)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2016年08月01日 13:36