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『激ロック』スペシャルコーナー【8月レコメンドアイテム】

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7月のオススメはこちら

 

CROWN THE EMPIRE / 『Retrograde』
GENRE : METALCORE, POST HARDCORE

ソングライティング能力の高さを見せつける最新作!

アメリカ・テキサス州ダラスで結成されたポスト・ハードコア/メタルコア・バンド、CROWN THE EMPIREによる3rdアルバム。9月に東名阪で開催される“RISE RECORDS TOUR JAPAN 2016”での来日が決定している彼らの新作は、1stアルバムのシアトリカルな世界観を昇華させ、2ndアルバムのダイナミズムを推し進めた内容で、デビュー作からのファンは一瞬困惑すること間違いなしのかなり振り切った内容だ。メンバー自ら“過去最高傑作”と断言する自信作!

澤田 修【ライター推薦】

 

 

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SKILLET / 『Unleashed』
GENRE : LOUDROCK

結成20年! 男女ツイン・ヴォーカル織り成す魅惑のラウドロック健在の9作目!

全米2位の大ヒットとなった2009年リリースの『Awake』で頂点を極めたポスト・グランジなアメリカン・ロック路線は前作『Rise』を経て、この9thアルバムで大胆にシフト。リフを軸にしたバンド・アンサンブルや男女ツイン・ヴォーカルなど、彼ららしい魅力は残しながら、ダンス・ビートを取り入れるなど、ポップに迫る曲の数々に驚かされる。中にはコンテンポラリーなR&Bの影響が感じられる曲もある。彼らなりに現代のポップ・ミュージックにアプローチしたという印象だ。

山口 智男【ライター推薦】

 

 

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BILLY TALENT / 『Afraid Of Heights』
GENRE : PUNK, EMO

カナダの硬派パンク・バンドによる約4年ぶりのニュー・アルバム!

多発性硬化症のため、ドラマーがバンドを一時離脱するという逆境をバネにカナダの硬派パンク・バンドは持ち前の闘争心を取り戻したようだ。初期のころを思わせる激しい曲を多めに収録する一方、シンセも使いながらMUSEとDEPECHE MODEを掛け合わせたというTrack.9や彼ら流のディスコ・ナンバーのTrack.11を始め、新境地にも挑んでいる。6分を超えるスロー・ナンバーのTrack.6も聴き応え満点だ。バンドの成長は前2作でアピールした成熟とはまた違う方向に向かい始めたようだ。

山口 智男【ライター推薦】

 

 

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KILL THE NOISE / 『Occult Classic』
GENRE : EDM

SKRILLEXの盟友が放つデビュー・アルバム!

ロサンゼルスのDJ/プロデューサー、KILL THE NOISEのデビュー・アルバムが。EDMシーン以外からも注目されていることからもわかるとおり、彼に冠せられている“EDM”はもはや便宜上のものにすぎない。ロサンゼルスのエレクトロニック・ロック・バンド AWOLNATIONや、ニューヨークのシンガー・ソングライター/女優のStalking Giaら多くのゲストを迎えた楽曲の数々は、ダブステップ、ドラムンベース、エレクトロ・ハウスなど、多岐に渡るダンス・ミュージックを横断。

山口 智男【ライター推薦】

 

 

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THROUGH FIRE / 『Breathe』
GENRE : ALTERNATIVE ROCK

エレクトロニクスを大々的に導入したヘヴィなアメリカン・ロック!

もともとはEMPHATICというバンドで活動していたメンツによる新バンドのデビュー作である。EMPHATIC時代においては、俗に言うポスト・グランジ的な音を鳴らしていたが、本作ではニューメタル風の、リズム主体のギター・リフをザクザクと刻みつつ、エレクトロニクスを大々的に導入。男臭く力強い、哀愁も秘めたヴォーカルは健在で、曲によっては熱いギター・ソロも。似たり寄ったりな面はあるものの、この手のサウンドの王道を貫く楽曲群は、総じて高いクオリティを誇っている。

井上 光一【ライター推薦】

 

 

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SONS OF TEXAS / 『Baptized In The Rio Grande』
GENRE : GROOVE METAL, HEAVY METAL, HEAVY ROCK

PANTERA崇拝サウンド!強靭な新世代メタルの登場!

誰がどう聴いてもPhil Anselmoを想起させるヴォーカル・スタイルに、分厚いリフと時折聴かせるハーモニクス。そのすべてがPANTERAを深く敬愛していることを物語り、そこにいやらしさを感じさせない。さらに新世代メタルよろしく絶妙なメロディを盛り込んでくるという、そりゃ売れるわってなカッコよさ。強烈な咆哮と力強い歌声、圧巻のグルーヴにノックアウトさせられるTrack.1を聴いた瞬間から、あなたの耳は彼らによって完全にジャックされること間違いなし。

今谷 重治【ライター推薦】

 

 

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CHELSEA GRIN / 『Self Inflicted』
GENRE : DEATHCORE

デスコア・シーン震撼の1枚ここにあり!
新たなステージへと突入した4thアルバム完成!

のっけから暴虐のブラストビートが刻まれたかと思えば容赦なくブレイクダウンへと突入するTrack.1、重厚なリフと不穏なメロディが光るTrack.3など、“デスコア・シーンにCHELSEA GRINあり”と改めて主張するべく放たれる楽曲の数々は、1ミリの妥協もない。そしてシンセを大胆にフィーチャーしたTrack.10から、厳かなクワイアを前面に押し出したTrack.11で壮大且つアグレッシヴに幕が閉じられる様は、新たなステージに突入したバンドの決意表明が見て取れる。

今谷 重治【ライター推薦】

 

 

【激ロック】
ラウドミュージックに特化したフリーマガジン、ポータルサイトの運営、そして国内外のバンドを招聘してのライブイベント、13年間続くROCK DJパーティーの企画、運営を行っている。さらには渋谷宇田川町に位置する「Music Bar ROCKAHOLIC」と同じく宇田川町にあるロックファッション・ショップ&通販サイト「GEKIROCK CLOTHING」の運営など、クロスメディアを超えたクロスカルチャー展開をシーンに仕掛けるラウドミュージック専門のクリエイティブ集団である。

http://gekirock.com/

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM) PUNK/EMO

掲載: 2016年08月16日 09:15