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2017年はトスカニーニ生誕150年!個性的名演を厳選した『ジ・エッセンシャル・レコーディングズ』(20枚組)

トスカニーニBOX

20世紀の音楽史と演奏史に多大なる影響を与えた大指揮者アルトゥール・トスカニーニ(1867~1957)の生誕150年を記念して、彼の膨大な録音の中から、交響曲からオペラまでの得意レパートリーをCD20枚に厳選した廉価BOXが登場!CD1のハイドンの交響曲第98番冒頭から、その圧倒的な表現に驚かされること必至。複数の録音が存在する作品では、最もトスカニーニらしい演奏が収められるなど(たとえばベートーヴェンの第5は1939年のSP復刻を収録)、これから初めてトスカニーニを聴く方にも、ベテランの愛好家の方にも、安心しておすすめできる内容となっています。
(タワーレコード)

イタリアの生んだ20世紀最大の巨匠指揮者、アルトゥーロ・トスカニーニ。2017年は、トスカニーニ生誕150年, 没60年。そしてNBC交響楽団の創設80年となります。今作はそれを記念した、トスカニーニの最も重要な演奏を収録した20枚組BOXとなります。トスカニーニが20世紀の演奏史に遺した巨大な足跡の傑作ばかりであり、30有余年にわたる演奏の変遷は、一人の偉大な芸術家の成長の過程の記録でもあります。トスカニーニ62歳の1929年に録音されたモーツァルトの交響曲第35番「ハフナー」から1952年、85歳の時に録音されたブラームスの交響曲第2番までトスカニーニ晩年の24年間の演奏記録のエッセンスであり、録音はほぼジャンル別/時代別に並べられています。同じ曲でも複数の録音が残されている場合は、より個性の強い演奏が収録されています(ベートーヴェンの「運命」なら1939年盤、第7はニューヨーク・フィル盤、シューベルト「ザ・グレイト」やドビュッシー「海」は大戦中のフィラデルフィア管盤が選ばれています)。それぞれの作品で最も新しいリマスター音源が採用されています。各ディスクは紙ジャケットに封入され、リフトオフ・リッド・ボックス(サイズ: 幅9 cm x 横 13.5 cmx 縦13.3 cm)に収容されています。別冊解説書付き。
(ソニー・ミュージック)

【曲目】
<CD1>
1) ハイドン:交響曲第98番変ロ長調Hob.I-98 ~NBC交響楽団(1945年5月25日, Studio 8H),
2) ハイドン:交響曲第101番ニ長調『時計』Hob.I-101~ニューヨーク・フィルハーモニック (1929年3月29&30日, カーネギー・ホール),
<CD2>
1) モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551『ジュピター』~NBC交響楽団(1945年6月22日, カーネギー・ホール),
2) モーツァルト:交響曲第35番ニ長調K.385『ハフナー』~ニューヨーク・フィルハーモニック(1929年4月4&5日, カーネギー・ホール),
3) ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92~ニューヨーク・フィルハーモニック (1936年4月9&10日, カーネギー・ホール),
<CD3>
1) ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60 ~NBC交響楽団(1951年2月3日, カーネギー・ホール),
2) ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』~NBC交響楽団(1939年2月27日,3月 1日&29日, Studio 8H),
<CD4>
1) シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944『ザ・グレイト』~フィラデルフィア管弦楽団 (1941年11月16日, アカデミー・オブ・ミュージック),
2) シューマン:交響曲第3番変ホ長調 Op.97『ライン』~NBC交響楽団(1949年11月12日, Studio 8H )
<CD5>
1) メンデルスゾーン:劇音楽『夏の夜の夢』Op.21&61より序曲/間奏曲/夜想曲/スケルツォ/結婚行進曲/終曲 ~NBC交響楽団(1947年11月4日, カーネギー・ホール),
2) ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』序曲~NBC交響楽団 (1945年5月25日, Studio 8H),
3) ウェーバー:歌劇『オイリアンテ』序曲J.291 ~NBC交響楽団(1951年10月29日, カーネギー・ホール),
4) ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲J.306 ~NBC交響楽団(1952年8月5日, カーネギー・ホール),
5) ベルリオーズ:『マブ女王のスケルツォ』 ~NBC交響楽団(1951年11月10日, カーネギー・ホール),
6) ベルリオーズ:『ラコッツィ行進曲』 ~NBC交響楽団(1945年9月2日, Studio 8H),
<CD6>
1) ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73 ~NBC交響楽団(1952年2月11日, カーネギー・ホール),
2) ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a ~ニューヨーク・フィルハーモニック(1936年4月9&10日, カーネギー・ホール),
<CD7>
1) チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』~NBC交響楽団(1947年11月24日, カーネギー・ホール),
2) リャードフ:『キキモラ』Op.63 ~NBC交響楽団(1952年7月29日, カーネギー・ホール)
<CD8>
1) ドビュッシー:交響詩『海』~フィラデルフィア管弦楽団 (1942年2月8&9日, アカデミー・オブ・ミュージック),
2) ドビュッシー:『イベリア』 ~フィラデルフィア管弦楽団 (1941年11月18日, アカデミー・オブ・ミュージック),
3) ラヴェル:バレエ音楽『ダフニスとクロエ』第2組曲 ~NBC交響楽団(1949年11月21日, カーネギー・ホール),
<CD9>
1) R・シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』Op.20~NBC交響楽団 (1951年1月10日, カーネギー・ホール),
2) R・シュトラウス:楽劇『サロメ』Op.54より「7枚のヴェールの踊り」~NBC交響楽団(1939年1月14日, Studio 8H),
3) R・シュトラウス:交響詩『死と変容』Op.24 ~NBC交響楽団(1952年3月10日, カーネギー・ホール)
4) シベリウス:交響詩『ポヒョラの娘』Op.49 ~NBC交響楽団(1940年12月7日, Studio 8H),
5) シベリウス:トゥオネラの白鳥 Op.22-2 ~NBC交響楽団(1944年8月27日, Studio 8H),
<CD10>
1) レスピーギ:交響詩『ローマの祭り』~フィラデルフィア管弦楽団(1941年11月19日, アカデミー・オブ・ミュージック),
2) コダーイ:組曲『ハーリ・ヤーノシュ』~NBC交響楽団(1947年11月29日, Studio 8H),
3) バーバー:弦楽のためのアダージョ Op.11 ~NBC交響楽団(1942年3月19日, カーネギー・ホール),
<CD11>
グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』第2幕~NBC交響楽団 ナン・メリマン(Ms) ロバート・ショウ合唱団 (1952年11月20~22日, カーネギー・
ホール),
<CD12>
1) ロッシーニ:歌劇『アルジェのイタリア女』序曲 ~ニューヨーク・フィルハーモニック(1936年4月10日, カーネギー・ホール),
2) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より第3幕~ NBC交響楽団(1944年5月25日, マディソン・スクェア・ガーデン),
3) ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』序曲~ニューヨーク・フィルハーモニック (1936年4月10日, カーネギー・ホール),
<CD13-14>
ヴェルディ:歌劇『オテロ』(全曲) ~ヘルヴァ・ネルリ(Sp), ナン・メリマン(Ms), ラモン・ヴィナイ(T), ヴィルジニオ・アッサンドリ(T), レスリー・チャベイ(T),
ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(Bs), アーサー・ニューマン(Br), ニコラ・モスコーナ(Bs), NBC交響楽団(1947年12月4~13日, Studio 8H),
<CD15-16>
ヴェルディ:歌劇『ファルスタッフ』(全曲) ~ヘルヴァ・ネルリ(Sp), クローエ・エルモ(Ms), アントニオ・マダーシ(T), ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(Br), ロバー
ト・ショウ合唱団, NBC交響楽団(1950年4月1&8日, Studio 8H),
<CD17>
1) ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より第1幕への前奏曲 ~NBC交響楽団(1946年3月11日, カーネギー・ホール),
2) ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より第3幕への前奏曲~NBC交響楽団 (1951年11月26日, カーネギー・ホール),
3-4) ワーグナー:歌劇『ローエングリン』より第1幕への前奏曲と第3幕への前奏曲~ニューヨーク・フィルハーモニック (1936年4月9日, カーネギー・
ホール),
5) ワーグナー:ジークフリート牧歌 ~ NBC交響楽団(1952年7月29日, カーネギー・ホール),
<CD18>
1) ワーグナー(トスカニーニ編)楽劇『神々のたそがれ』より「夜明けとジークフリートのラインへの旅」~ニューヨーク・フィルハーモニック (1936年2月8
日&4月9日, カーネギー・ホール),
2) ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』より「ブリュンヒルデの自己犠牲」 ~NBC交響楽団(1941年2月24日, カーネギー・ホール),
3) ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』~ジークフリートの死と葬送行進曲 ~NBC交響楽団(1952年1月3日, カーネギー・ホール),
4) ワーグナー:楽劇『ワルキューレ』第1幕より第3場 ~NBC交響楽団(1941年2月22日, カーネギー・ホール),
<CD19-20>
プッチーニ:歌劇『ボエーム』(全曲) ~ リチア・アルバネーゼ(Sp), アン・マックナイト(Sp), ジャン・ピアース(T), フランチェスコ・ヴァレンティーノ(T),
ジョージ・チェハノフスキー(Br), ニコラ・モスコーナ(Bs), サルヴァトーレ・バッカローニ(Bs), NBC交響楽団 (1946年2月3&10日, Studio 8H)
【演奏】アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2016年12月22日 18:30