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米ウエストミンスターの名盤ヤニグロのバッハ:無伴奏チェロ組曲全曲が3枚組LP-BOXで復活!

ヤニグロのバッハ無伴奏

イタリアが生んだ名チェリスト、アントニオ・ヤニグロ(1918-1989)が1950年代前半、米ウエストミンスターにモノラル録音したバッハの無伴奏チェロ組曲全曲が、韓国ユニバーサルによりLPレコードで復活します。1996年に米MCAよりCD化された際は、感情と形式がせめぎ合って絶妙にバランスされた名演と、彼のチェロの美しい音色が、コレクターの間で話題となりました。

1950年代には室内楽ばかりでなく協奏曲でもスケールの大きさと技巧のゆとりを示したヤニグロですが、1960年代に左腕の神経障害を発症してからは、徐々に指揮や教育活動に比重を移してゆきました。そのため、ステレオ録音は僅かしか残っておらず、バッハの無伴奏チェロ組曲もステレオ再録音を果たすことなく亡くなりました。この米ウエストミンスター盤は彼の全盛期の芸術を捉えたかけがえの無い記録、ということができます。またモノラル録音ですが、音質は今聴いても実に瑞々しいものです。

オリジナルLPはWL5217(第1&3番)、WL5348(第2&6番)、XWN18073(第4&5番)で1953年から1956年にかけて分売で初発売されました。その後、1959年5月にLP3枚組の「全集」(品番:XWN3312)にまとめられました。今回の復刻では「全集」のアートワークを復活させています。また、ドイツ・エミール・ベルリナースタジオに保管されている米ウエストミンスターのオリジナル・マスターテープより復刻されるので音質面も期待されます。

完全限定生産品ですのでお早目のご予約をおすすめいたします。
(タワーレコード)

ヤニグロのバッハ

※ ユニバーサルミュージックのオリジナル・マスターテープを使用
※ ドイツ・パラス社による180グラム重量盤
※ ドイツ・エミール・ベルリナースタジオでのアナログ・マスタリング
※ ジェームズ・ライオンズによるオリジナル英文ライナーノーツ(韓国語訳付き)

ビルボード誌
【参考】米Billboard誌1959年5月4日号より
XWN3312の発売情報が掲載されています

LP 1

Side 1
無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調, BWV 1007
I. プレリュード 2:41
II. アルマンド 4:13
III. クーラント 2:52
IV. サラバンド 3:24
V. メヌエット I & II 3:42
VI. ジーグ 2:16

Side 2
無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調, BWV 1009
I. プレリュード 3:58
II. アルマンド 4:07
III. クーラント 3:32
IV. サラバンド 4:50
V. ブーレ I & II 4:20
VI. ジーグ 3:33

LP 2

Side 1
無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調, BWV 1010
I. プレリュード 4:59
II. アルマンド 4:08
III. クーラント 3:23
IV. サラバンド 5:31
V. ブーレ I & II 5:17
VI. ジーグ 2:50

Side 2
無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調, BWV 1011
I. プレリュード 8:22
II. アルマンド 5:25
III. クーラント 2:10
IV. サラバンド 3:41
V. ガヴォット I & II 4:53
VI. ジーグ 2:18

LP 3

Side 1
無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調, BWV 1008
I. プレリュード 3:53
II. アルマンド 3:35
III. クーラント 2:21
IV. サラバンド 4:30
V. メヌエット I & II 3:21
VI. ジーグ 2:59

Side 2
無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調, BWV 101
I. プレリュード 5:42
II. アルマンド 9:00
III. クーラント 3:46
IV. サラバンド 5:16
V. ガヴォット I & II 4:26
VI. ジーグ 4:38

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) クラシックLP

掲載: 2017年03月29日 00:00