仲道郁代デビュー30周年記念アルバムはシューマンの“幻想曲”&“交響的練習曲”(SACDハイブリッド)
1987年11月5日、昭和女子大学人見記念講堂でのソロ・リサイタル・デビュー以来、日本を代表する人気ピアニストとして日本の音楽シーンを走り続けている仲道郁代。2016年/17年シーズンをデビュー30周年アニヴァーサリー・シーズンと位置付け、多彩かつ充実した音楽活動が目白押しです。
デビュー・コンサートおよび同時に発売されたRCAへのデビュー・アルバムに大胆にもシューマンの大作ピアノ・ソナタ第3番「グランド・ソナタ」を選び、活動初期にはシューマン作品の演奏で高く評価されてきた仲道が、デビュー30年を機に自らの「音楽の故郷」ともいうべきシューマンに戻ってきました。
デビュー30周年を記念するアルバムのために選ばれたのは、仲道が長年録音を切望しながら果たせなかった「幻想曲」と「交響的練習曲」という大作2曲と、美しい佳品「ロマンス嬰ヘ長調」。2017年4月、カラヤン/ベルリン・フィルの録音で知られるベルリン・イエス・キリスト教会での3日間のレコーディング・セッションで収録され、仲道が描き出すシューマンのファンタジーの世界が深みのある絶美のサウンドで捉えられています。
(ソニーミュージック)
【曲目】
シューマン
1.ロマンス 嬰ヘ長調 作品28の2
2.交響的練習曲 作品13
3.幻想曲 ハ長調 作品17
【演奏】
仲道郁代(ピアノ/スタインウェイ)
【録音】
2017年4月18日~20日、ベルリン、イエス・キリスト教会(DSDレコーディング)
[プロデューサー]フィリップ・トラウゴット
[レコーディング・エンジニア]マーティン・キストナー、フィリップ・ネーデル(ベ
リンb-sharp)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2017年07月25日 00:00