シューリヒト&NDRのブルックナー後期交響曲集が新マスタリングでCD-BOX化!
シューリヒトの肉声が聴けるインタビュー付き。
巨匠が得意としたブルックナー、その深淵。
ターラに残された後期3曲をリマスター復刻!
ターラ・レーベルのリマスター復刻シリーズからシューリヒトのブルックナーが登場。時期は違えどすべて北ドイツ放送響とのハンブルク・ライヴです。ターラからは別々にリリースされていた音源ですが、この3曲はやはりまとめて聴かねばなるまいということでセット化しました。第8番は80分を切る演奏で、1枚のディスクに収録されています。巨匠シューリヒトが得意のレパートリーとし、多くの実演を行ったブルックナー。その深淵なる名演を堪能ください。第9番第1楽章での第1主題が全貌を表すまでの緊張感と示唆に富んだ長い道のりは何度聴いてもゾッとさせられます。
CD1にはシューリヒト本人の肉声が聴ける貴重なインタビューも収録。話の内容については、解説書に日本語訳を掲載しています。
≪ALTUSの「TAHRA復活シリーズ」について≫
「TAHRA(ターラ)」はルネ・トレミヌ氏と、その夫人ミリアム・シェルヘン女史が立ち上げたフランスのレーベルです。ミリアム夫人は指揮者ヘルマン・シェルヘンの娘であり、大指揮者たちとの家族ぐるみのつながりも強い人物。1992年に初のCDをリリース、その後も精力的に活動を続けますが、2014年に主宰者トレミヌ氏が惜しくも急逝。レーベルは活動縮小を余儀なくされ、現在多くのタイトルが入手困難の状態にあります。歴史的音源を正規かつオリジナルの形で音盤化することを特徴とし、ヒストリカル・ファンに大いに愛されたレーベルでした。そんなTAHRAの残した遺産の素晴らしさを世に問うべく、国内レーベル「ALTUS(アルトゥス)」はミリアム夫人の承認のもと正式に音源のライセンスを受けた上で、新たなリマスタリングを施し発売するターラ復活シリーズを進めています。ここに聴ける音は貴重なTAHRAオリジナルに基づくもので、他レーベルの同演奏とは一味もふた味も違う、なまなましい音像がお聴き頂けることと思います。
(キングインターナショナル)
ブルックナー:後期交響曲集
【収録曲目】
[CD1]交響曲第7番ホ長調、カール・シューリヒトのインタビュー(独語)
[CD2]交響曲第8番ハ短調
[CD3]交響曲第9番ニ短調
【演奏】
カール・シューリヒト(指揮)
北ドイツ放送交響楽団
【録音】
[CD1]1954年10月4日/ハンブルク(モノラル・ライヴ)
[CD2]1955年10月23、24日/ハンブルク(モノラル・ライヴ)
[CD3]1960年1月31日、2月1日/ハンブルク(モノラル・ライヴ)
【収録時間】
[CD1]66分06秒
[CD2]79分31秒
[CD3]62分27秒
国内プレス
モノラル
日本語帯・解説付
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2018年05月31日 15:00