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『激ロック』スペシャルコーナー【3月レコメンドアイテム】

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ZEBRAHEAD / 『Brain Invaders』
GENRE:POP PUNK, MIXTURE

シマウマたちが3年半ぶりに帰ってきた! 聴く者を飽きさせない仕掛け満載のavex移籍第1弾作品!

ここ日本で圧倒的人気を誇るZEBRAHEADが約3年半ぶり、衝撃のavex trax移籍第1弾となる新作アルバムをリリースする。エンターテイメント性の高いライヴには定評のある彼らだが、その魅力はライヴだけではない。アイディア溢れる楽曲の数々とそれを実現するプレイヤー魂には毎回驚かされるばかり。今作でも得意の王道パーティー・ポップ・パンクはもちろん、レゲトンっぽいリズムやデジタル・ハードコア的な要素を楽曲に取り入れたり、めちゃくちゃスラッシーな楽曲があったり、聴く者を飽きさせない仕掛けが満載だ。さらに、今回新たにレーベル・メイトとなったE-girlsのカバー「Follow Me」も日本盤ボーナス・トラックとして収録。こちらでは日本語での歌唱にも挑戦している。

山本 真由【ライター推薦】

 

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BUCKCHERRY / 『Warpaint』
GENRE:HARD ROCK

ハード・ロック魂を貫き続ける孤高のバンド、BUCKCHERRY!
荒々しく、華やかなThis is ROCK 'N' ROLL!

約3年半ぶりとなるアルバムは、まさに“ロックンロールとはかくあるべき”というスタイルはブレることなく、それを強調するような、よりプリミティヴな音作りが印象的だ。シンプルだからこそ、セクシーなグルーヴや軽やかなギター・ソロなど、ひとつひとつの要素が際立って華やかに聴こえる。特に「Warpaint」は、誰もが期待するようなBUCKCHERRY節のヒリヒリするハード・ロック・ナンバーで、聴く者の心を鷲掴みにする。そして、注目のNINE INCH NAILSカバー「Head Like A Hole」は、原曲の攻撃的な部分が抽出されたパワフルなナンバー。バックグラウンドにあるパンク・ロックの要素が前面に出た楽曲もあり、彼らの荒々しい本性が剥き出しに表現された作品となった。

山本 真由【ライター推薦】

 

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RHAPSODY OF FIRE / 『The Eighth Mountain』
GENRE:SYMPHONIC POWER METAL

新ヴォーカル、Giacomo Voli加入!
本家“RHAPSODY”のあるべき姿を示す新体制初アルバムをドロップ!

約21年間ヴォーカルを務めたFabio Lioneが脱退(※元ギタリストのLuca Turilliと2018年にTURILLI / LIONE RHAPSODYを結成)し、後任としてGiacomo Voliが加入したRHAPSODY OF FIRE。彼らの新体制初となるオリジナル・アルバムは、新たなサーガの幕明けに相応しい、本家“RHAPSODY”としてあるべき姿を示すかのような作品になった。持ち味の壮大なシンフォニック・サウンドを残しつつも、ストレート且つスピード感溢れる楽曲が並び、そこにGiacomoの正統派でパワフルな歌唱が見事にマッチしている。ぜひ先入観なしで聴いていただきたい1枚だ。Giacomoが日本語詞(!)で歌ったボーナス・トラックも要チェック。

菅谷 透【ライター推薦】

 

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AUGUST BURNS RED / 『Phantom Sessions EP』
GENRE:METALCORE

メタルコア・シーン最重要バンドが
“ゼルダの伝説”愛に満ちたメタル・カバー含むニューEPをリリース!

本作の目玉は、純然たる新曲となるTrack.1と、“ゼルダの伝説”の楽曲をメタル・アレンジしたTrack.2だろう。前者はいかにも彼ららしい、テクニカルなフレーズ満載のメタルコア・ナンバーで、珍しく明るめの雰囲気を持ったサビが特に印象深い。後者に関しては、ゼルダ愛が高じて自らギター演奏も担当した、Dustin Davidson(Ba)の独壇場。さらには、2017年にリリースされたアルバム『Phantom Anthem』のアナログ盤を予約購入した人のみに配布されたレア曲、Track.3や、同作からの楽曲のアコースティック・バージョン、MIDIバージョンも収録されている。オリジナルの音源と聴き比べてみるのも、面白いだろう。

井上 光一【ライター推薦】

 

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BRYMIR / 『Wings Of Fire』
GENRE:EXTREME METAL

5月に来日する、BATTLE BEASTのメンバー擁するBRYMIR!
メタル・ファン必聴のハイクオリティなニュー・アルバム!

BATTLE BEASTのメンバー擁するフィンランドの5人組、BRYMIR。“Suomi Feast 2019”での来日も決定している彼らが、それに先駆け3枚目となるアルバムをリリース。ブラストビートを駆使した疾走感のある獰猛なエクストリーム・メタルをベースに、煌びやかなオーケストレーションと重厚なクワイアを大々的にフィーチャーしたサウンドは強烈なカタルシスを感じさせ、Track.1から世界観に飲み込まれること必至だ。弦楽器隊も大仰なアレンジに埋もれることなく、慟哭のフレーズをこれでもかと披露しており、リード・ギターが印象的なTrack.2、アンセミックなTrack.10と、高クオリティの楽曲を収録。多くのメタル・ファンに突き刺さること間違いない作品に仕上がっている。

菅谷 透【ライター推薦】

 

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RISE TO FALL / 『Into Zero』
GENRE:MELODIC DEATH METAL

スペイン産メロデスの雄、RISE TO FALL!
絶妙なバランス感覚で聴かせる高品質なメロデスを体感せよ!

今年11月、SOILWORKの来日公演のサポート・アクトとして再来日が決定している、スペイン産メロデスの雄 RISE TO FALL。通算4枚目となる本作においても、いわゆるイエテボリ・スタイルへの憧憬を軸に、00年代メタルコアの遺伝子を受け継ぎつつ、モダンに寄りすぎないバランス感覚は健在だ。畳み掛けるテクニカルなギター・リフ、慟哭のメロディ、鬼気迫るグロウルと今まで以上に強化されたクリーン・パート、北欧的なシンフォニック・サウンドや、プログラミングされた装飾音も随所に盛り込みながら、強靭なリズム隊が土台を支える楽曲群は、どれも高いクオリティを誇っている。そこに新鮮味を見いだすのは正直難しいが、高品質なメロデスを求める向きには、自信を持って推薦できる1枚だ。

井上 光一【ライター推薦】

 

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SWMRS / 『Berkeley's On Fire』
GENRE:INDIE ROCK

GREEN DAYのBillieの息子、Joey擁するSWMRS!
70'sパンクの香り漂う、お洒落且つ狂気的な最新作が完成!

GREEN DAYのBillie Joe Armstrong(Vo/Gt)の息子、Joey Armstrong(Dr)が所属していることもあって、一時期話題となったSWMRS。大ブレイクするわけでもなく、なんとなく気になるバンドとして人々の記憶に刻まれた彼らが、新作をリリース。70'sパンクの匂いがするあたりはGREEN DAYの系譜にも繋がるが、サウンドの方向性はまったく違う。ロックンロール・リバイバルとグランジ、カリフォルニアらしいローファイをミックスしたようなサウンドで、気取ってないのになんだかお洒落。そしてフロントマン Cole Beckerの存在感がものすごくアートだ。ぶっ飛んだテンションとドリーミーな歌声が混在し、いい意味で狂気的。まだまだ旬のSWMRSをぜひ。

山本 真由【ライター推薦】

 

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Mark Morton / 『Anesthetic』
GENRE:METAL, HARD ROCK

Chester Bennington(LINKIN PARK)ら豪華ミュージシャン集結!
LOGのMark Morton、初のソロ・アルバム!

LAMB OF GODのリード・ギタリスト、Mark Mortonが初のソロ・アルバムをリリース。長年書き溜めた楽曲をもとに制作されたという今作は、亡くなる数ヶ月前に録音に参加したChester Bennington(LINKIN PARK)を筆頭に、モダン・メタル・シーンのオールスターとでも言うべきヴォーカリストが集結。これまた豪華なミュージシャンとともに、LOGでお馴染みのエクストリームなメタルだけでなく、ハード・ロックやブルースに至るまで、Mark自身の根底にあるサウンドを惜しみなく詰め込んでいる。LOGのRandy BlytheとAlissa White-Gluz(ARCH ENEMY)がクリーンからグロウルまで好勝負を繰り広げるTrack.10は圧巻。

菅谷 透【ライター推薦】

 

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BACKYARD BABIES / 『Sliver And Gold』
GENRE:HARD ROCK, PUNK ROCK

スウェーデンが生んだ永遠の悪童、BACKYARD BABIES!
まっすぐに裸のロックンロールを鳴らす文句なしの新作到着!

何はともあれ、先行シングルのTrack.3「Shovin' Rocks」を聴いていただきたい。この時代、これほどまでにストレートでファンな空気に満ちた裸のロックンロールを、なんの気負いもなく鳴らすことのできるバンドが、いったいどれだけいるだろう。スウェーデンが生んだ永遠の悪童、BACKYARD BABIESによる通算8枚目のニュー・アルバムには、初期のイメージが蘇ったかのような暴走サウンドから、キャリア30年という歴史を感じさせる渋めの成熟した楽曲に至るまで、ロックンロールの真髄が、純粋な魂が、すべての音に刻まれているのだ。枯れることのないギター・サウンドの中に、覚えやすいメロディがあり、キャッチーなフックがある。文句なしのロック・アルバムだ。

井上 光一【ライター推薦】

 

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GHOST IRIS / 『Apple Of Discord』
GENRE:PROGRESSIVE METALCORE, DJENT

デンマーク発プログレッシヴ・メタルコア・バンド、GHOST IRIS!
シリアス且つストイックな新境地を見せる3rdアルバム!

2017年に来日公演を行っている、デンマークはコペンハーゲンの4人組Djent/プログレッシヴ・メタルコア・バンドによる3rdアルバム。テクニカルで破天荒だった過去作に比べると、今作では重々しく硬質なグルーヴを主体にしたシリアス且つストイックな作風に変化。派手さは減ったが、そのぶんバリエーションに富んだリフのセンスや、タフなスクリームからハイトーンのクリーンまで自在に使いこなすヴォーカルの技量がさらに際立っている。ビートダウン・ハードコアに肉薄する勢いのヘヴィネスを奏でるTrack.6、FOR THE FALLEN DREAMSのChad Ruhlig(Vo)がゲスト参加したTrack.9など、Djentのみならず幅広い層にアピールできる1枚だ。

菅谷 透【ライター推薦】

 

【激ロック】
ラウドミュージックに特化したフリーマガジン、ポータルサイトの運営、そして国内外のバンドを招聘してのライブイベント、13年間続くROCK DJパーティーの企画、運営を行っている。さらには渋谷宇田川町に位置する「Music Bar ROCKAHOLIC」と同じく宇田川町にあるロックファッション・ショップ&通販サイト「GEKIROCK CLOTHING」の運営など、クロスメディアを超えたクロスカルチャー展開をシーンに仕掛けるラウドミュージック専門のクリエイティブ集団である。

http://gekirock.com/

タグ : PUNK/EMO ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2019年03月20日 09:43