ウォン・カーウァイ監督関連作品特集
©Block 2 Pictures 2006
ウォン・カーウァイ(王家衛)。1994年に発表され、日本では95年の夏に公開された『恋する惑星』(フェイ・ウォン、トニー・レオン、金城武主演)は、アジアのみならず、映画界のポップなアート・シーンの代表作となり、その後も、その独特の色彩、テンポ、カメラワーク、音楽の使い方および個性的な選曲など、映画におけるファッション性で影響を与え続ける作品となっている。
のちの監督作『天使の涙』『ブエノスアイレス』『花様年華』も、それぞれリアルタイムでないファンからも熱狂的に支持されており、2007年にはアメリカでノラ・ジョーンズを主演に『マイ・ブルーベリー・ナイツ』も監督。現在2013年の『グランドマスター』が監督作でもっとも新しいが、常に彼の興味に関心に世界が注目している監督である。
・『欲望の翼』(1992年3月28日日本公開)
【60年代の香港を舞台に描かれる、6人の若者の青春群像】プレイボーイのヨデイに惹かれ始めるスー、そんな彼女を愛するタイド...。若者たちの想いが交錯する―――。
・『天使の涙』(1996年6月29日日本公開)
「恋する惑星」に引き続き、大ヒットロングランを記録したウォン・カーウァイ監督が描いたスタイリッシュ・ロマンス!香港の雑踏で5人の男女がすれ違う美しく切ない恋の行方は...?「恋する惑星」で予定していたエピソードをもとに作り上げたもうひとつのラブ・ストーリー!
・『花様年華』(2001年3月31日日本公開)
ウォン・カーウァイ監督が1997カンヌ国際映画祭最優秀男優賞のトニー・レオン、マギー・チャン主演で贈る互いに伴侶を持つ男女の大人の純愛ドラマ。
・『恋する惑星』(1995年7月15日日本公開)
クェンティン・タランティーノ絶賛! 日本のみならず、ウォン・カーウァイ監督が世界中にセンセーションを巻き起こした傑作ラブ・ストーリー!フェイ・ウォンが歌うクランベリーズの「ドリームス」のカバー曲のメロディに乗せて、刹那的な恋を繰り返す若者たちをポップに描く。
・『いますぐ抱きしめたい』(1991年3月29日日本公開)
後に名作『恋する惑星』『ブエノスアイレス』を生む、香港の鬼才ウォン・カーウァイが鮮烈な監督デビューを飾ったラブ・ストーリー。明日のことはわからない。この夜のなか、ただ走りつづけるだけ―
・『ブエノスアイレス』(1997年9月28日日本公開)
第50回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞受賞のウォン・カーウァイ監督衝撃作!惹かれ合いながらも、傷つける事しかできない男と男の刹那的な愛をトニー・レオンとレスリー・チャンが熱演!
・『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(2008年3月22日日本公開)
ノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ共演。極上のスイーツのような、誰もが幸せになれる最高のラブストーリー。超豪華キャスト×ウォン・カーウァイ監督が贈る極上スイーツのような物語。