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シューリヒト&スイス・ロマンド管/1961年のブルックナー第7ライヴがUHQCDで登場!

シューリヒト

全宇宙的な表現力!
シューリヒトはスイス・ロマンドにブルックナー演奏の奥義を伝授した!

アンセルメ=スイス・ロマンドとの深い結びつき
1944年、アンセルメの求めに応じて、スイス・ロマンド管弦楽団(OSR)に客演したカール・シューリヒト(1880-1967)。健康状態に不安を抱えていたシューリヒトはアンセルメの勧めもありそのままジュネーヴにとどまり、終戦後もスイスでアンセルメの協力の下、活動を再開するようになります。デッカへのレコーディングはアンセルメの推薦によるものでした。48年にスイス・ロマンド管弦楽団の客演指揮者に迎えられたシューリヒトは、53年にジュネーヴではじめてブルックナーの作品(9番)を採りあげ、57年に7番のアダージョを、4年後の61年にこの7番の全曲を演奏するに至りました。
「スイス・ロマンド圏におけるブルックナーの大使でもあったシューリヒトは、戦後唯一のブルックナー交響曲演奏の先駆者といってもいいだろう。友であったシューリヒトの後を追ってヴォー州に住むようになったフルトヴェングラーでさえも、1947年から1954年のあいだに、ジュネーヴやローザンヌでブルックナーの交響曲を採りあげることはなかった」(ミシェル・シュヴィ/扇田慎平、塚谷由理子、佐藤正樹・共訳『大指揮者カール・シューリヒト 生涯と芸術』アルファベータ刊)
「(1953年の演奏会を評して『ラ・マンディエ』紙にヘルマン・ラングは)このマエストロは、この作曲家の全宇宙的な表現力の演奏に必要な情熱の集中と信念を、一から十まですべてオーケストラの楽団員に伝授した。(中略)ブルックナーの威光を現代に蘇らせ、このような成功を収めることができたのは、何よりも比類なき指揮者であるカール・シューリヒトの力によるものである」(同上)

アンセルメに鍛えられたスイス・ロマンドにブルックナーの奥義を伝授!
その繰り出すサウンドは"シルクの肌ざわり"と称された弦、クリスタルの輝きで清らかさ漂う木管、咆哮力も著しい金管と、この上なく魅力的。そしてなによりも老シューリヒトの晩年であることを感じさせない情熱と集中力、その深遠で全宇宙的な表現力に圧倒されます!

待望!ブルックナー7番の新発掘録音。
ブルックナーはシューリヒトの定番レパートリー。8,9番はVPOとのEMI録音が有名ですが、7番はハーグ・フィルとの64年録音(コンサートホール、いまCo)しか有名なものがありませんでした。こうしたなか、アルトゥスがフランス国立との63年ライヴを発売してベストセラーに。そして、このたびの61年OSR盤、由緒ある録音だけに興味津々!
エピタグラフ(レーベル)がRSR(ラジオ・スイス・ロマンド)のアーカイヴから入手した音源。かつて発売されたRARE MOTHレーベルのCD-R盤より格段音質は良く、関口台スタジオでの最新リマスタリングで、音はさらにしっかりと復元できています。しかも今回は高音質CDの決定版であるUHQCDで発売!限定発売となっておりますので、お早めにお求め下さい。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調(ハース版)

【演奏】
カール・シューリヒト(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団

【録音】
1961年1月25日 ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ(ライヴ)

Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ANTON BRUCKNER

掲載: 2019年04月19日 00:00