Joy Division(ジョイ・ディヴィジョン)、デビュー作『UNKNOWN PLEASURES』40周年記念ルビー・レッド・ヴァイナル復刻
ポスト・パンク期に、彼らにしか表現できない研ぎ澄まされた音楽性とピーター・サヴィルによる独創的なアートワークが作り出す独特な世界観でUK音楽シーンに大きな影響を与えたジョイ・ディヴィジョン。 シンプルながら鋭く心の琴線に触れるギターのリフとメロディ、社会や大人を声高に批判するのではなく、自らの内面を見つめるかのような歌詞、当時大きな話題を呼んだライヴでの破壊的なパフォーマンスなど、彼らのスタイルはイギリスのみならず、世界中のロックバンドに後世まで大きな影響を与えた。
1980年の5月18日にイアン・カーティスが悲劇的な死を迎え、バンドはその活動に幕を下ろすが、残りのメンバーはバーナードをヴォーカルとして新バンドニュー・オーダーを結成。エレクトリックなサウンドを全面的に取り入れ、ダンスミュージックに革命を起こすことになる。80年代後半から90年代に掛けてマンチェスターから巻き起こったマッドチェスター・ムーヴメントの基礎を作ったのも、ジョイ・ディヴィジョンであり、ニュー・オーダーであると言えるだろう。
パンク以降の英国ロック史に新たなチャプターを切り拓き、マンチェスターからUKロックの次なる方向性を決定づけたジョイ・ディヴィジョン。その彼らのデビュー・アルバムが2019年発売40周年を迎える。このアニヴァーサリー・イヤーに合わせ、『UNKNOWN PLEASURES』が、鮮やかなルビー・レッドのカラー・ヴァイナルで発売される。また今でも名アートワークとして広く認識されているピーター・サヴィルのアートワークも、今回発売となる40周年記念アナログでは、元々のオリジナル・アイディアを再現した別ヴァージョン(白地にパルサーの波形)が使用されている点も注目だ。
1979年6月15日にリリースされ、時代を超えて語り継がれている、ポスト・パンク期を象徴する記念碑的アルバム『UNKNOWN PLEASURES』。リリースから40周年を経ても少しも色褪せていない名盤が我々の前に再び姿を現す――!
【SIDE A】
01. Disorder
02. Day of the Lords
03. Candidate
04. Insight
05. New Dawn Fades
【SIDE B】
01. She's Lost Control
02. Shadowplay
03. Wilderness
04. Interzone
05. I Remember Nothing
ニュー・オーダー、2017年にマンチェスターの伝説的会場で行われたライヴ盤>>>