すべて世界初録音!好評シリーズ『シュトラウス一族の同時代の作曲家たち 第4集』
すべて世界初録音!
好評シリーズ「シュトラウス一族の同時代の作曲家たち」。第4集ではこれまでにも増して珍しい作品を楽しめます。
19世紀末から1920年代頃は、音楽様式の変化が著しく激しい時代でしたが、サロンでは変わることなくワルツやギャロップなどの親しみ易い曲が愛されており、多くの作曲家たちが作品を次々と生み出していました。しかし残念なことに2回に渡る世界大戦で多くの資料が破壊されてしまい、これらは以降演奏されることなく忘れられてしまいました。
今回の録音は、指揮者ジョージアディスの熱心な研究により、蘇ったスコアを用いて演奏したもので、当時のヨーロッパにおける華やかなサロンを思い起こさせる貴重なアルバムとなりました。全て世界初録音です。
(ナクソス・ジャパン)
『シュトラウス一族の同時代の作曲家たち 第4集』
【曲目】
1.オスカー・フェトラス(1854-1931):Juchhei Tirolerbub! チロル風行進曲 Op.195(1914)
2.ヨハン・シュランメル(1850-1893):ワルツ「ウィーンなまりで」Op.124(1884)
3.ジークフリート・トランスラトイル(1875-1944):ディアボロ、ギャロップ(1926)
4.フランツ・フォン・ブロン(1861-1945):ワルツ「私の理想」(1908頃)
5.ヨーゼフ・バイヤー(1852-1904):ドイツマイスター連隊行進曲
6.カール・クラーツル(1852-1904):ワルツ「最後の一滴」Op.500
7.リヒャルト・アイレンベルク(1848-1927):性格的行進曲「衛兵のパレードがやってくる」OP.78(1887)
8.カール・ミレッカー(1842-1899):ワルツ「私の青春時代」(E.ライテラー編)(1904)
9.ベラ・ケラー(1820-1882):ギャロップ「センプレ・クレシェンド」Op.119(1878)
10.カール・コムツァーク三世(1878-1924):ワルツ「魔法の夜に」Op.308
11.マックス・ハイネッケ(1863-1929):アドロン行進曲 Op.29(1907)
12.ヨーゼフ・グングル(1809-1889):百科事典ワルツ Op.226(1868)
13.イオシフ・イヴァノヴィチ(1845-1902):ポルカ・マズルカ「セリーヌ」Op.130(1893)
14.ケラー:ワルツ「ライン川からドナウ川へ」Op.138
3.10.13…J.ジョージアディス編
【演奏】
ジョン・ジョージアディス(指揮)
チェコ室内管弦楽団パルドビツェ
【録音】
2018年1月8-11日
ハウス・オブ・ミュージック、パルドビツェ、チェコ共和国
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年06月04日 00:00