【MEMBRAN】色とニュアンスに富んだピアノの名手『ニキタ・マガロフ名演集』(10枚組)
ニキタ・マガロフは20世紀の偉大なピアノの名手の一人であり、特にショパン奏者としていまだに高い評価を得ています。彼はまた、シューマン、モーツァルト、ベートーヴェン、リスト、ストラヴィンスキーの作品の優れた解釈者とも見なされています。彼の名前はエレガントなスタイル、フランス風の上品な軽やかさ、そして色とニュアンスに富んだピアノ独特の表現効果を象徴しています。
1912年にロシアで生まれたピアニストは、パリでリストやショパンの孫弟子にピアノを学び、プロコフィエフに作曲を学びました。マガロフは、革命以前に家族とともにパリに逃げてきたもう一人の作曲の師、イゴール・ストラヴィンスキーと特に密接な関係を持っていました。ストラヴィンスキーの見解では、同胞のマガロフは彼の作品の先天的な解釈者でした。“ピアノと管楽器のための協奏曲”のマガロフの優れた解釈は、1937年から1962年までのオリジナル・アルバム+ボーナス・トラックを収録したこのBOXセットに含まれており、手軽に耳にすることができます。。
マガロフの芸術の今回の「名演集」は、主に彼のショパン・レパートリーに捧げられます(ピアノ協奏曲第1番、マズルカ全曲、リサイタル)そしてまたシューマン(謝肉祭、交響的練習曲)、ベートーヴェン(ピアノ協奏曲第5番“皇帝”、ピアノ・ソナタ第30番)、グラナドス(ゴイエスカス)、リスト(パガニーニによる大練習曲、ピアノ・ソナタ)の伝説的な録音を含みます。また、ハイドン、ヘンデル、モーツァルトによる作曲も収録されています。
(メーカーインフォより翻訳:タワーレコード)
【曲目】
Disc. 1
ショパン:ピアノソナタ第3番
4つの即興曲
子守歌Op.57
1954年録音
Disc. 2
シューマン:謝肉祭Op.9
リスト:パガニーニによる大練習曲
1961年録音
Disc. 3
ハイドン:ピアノソナタHob.XVI:48
ベートーヴェン:ピアノソナタ第30番
シューマン:交響的練習曲Op.13
1960年録音
Disc. 4
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ヴィレム・ファン・オッテルロー指揮、ウィーン交響楽団
1961年録音
リスト:死の舞踏S.126
ロベルト・ベンツィ指揮、コンセール・ラムルー管弦楽団
1961年録音
Disc. 5
グラナドス:ゴイェスカス第1部
わら人形
ゴイェスカス第2部
1952年、1954年録音
Disc. 6
ショパン:4つのマズルカOp.6
5つのマズルカOp.7
4つのマズルカOp.17、Op.24
1956年録音
ヘンデル:ヴァイオリンソナタ ニ長調HWV.371
ヨゼフ・シゲティ(Vln)
1937年録音
Disc. 7
ショパン:4つのマズルカOp.30、Op.33、Op.41
3つのマズルカOp.50、Op.56
1956年録音
モーツァルト:ヴァイオリンソナタ第21番K.304
ヨゼフ・シゲティ(Vln)
1937年録音
Disc. 8
ショパン:3つのマズルカOp.56、Op.59、Op.63
4つのマズルカOp.67、Op.68
マズルカ イ短調 「ノートル・タン」Op.posth.
マズルカ イ短調 「エミール・ガイヤール」Op.posth.
1956年録音
Disc. 9
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
ロベルト・ベンツィ指揮、コンセール・ラムルー管弦楽団
1961年録音
リスト:ピアノソナタ ロ短調
1951年録音
Disc. 10
ストラヴィンスキー:ピアノと管楽器のための協奏曲
カプリッチョ
エルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団
1955年録音
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2019年06月26日 00:00