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ザ・グレイト・カムバック~ホロヴィッツ・アット・カーネギーホール1965&1966(15枚組)

ホロヴィッツ・アット・カーネギーホール

これぞ音の世界遺産!いま初めて日の目を見る秘蔵音源と豊富なドキュメンテーションで鮮やかに蘇る、世紀の音楽イヴェント、ホロヴィッツの「ヒストリック・リターン」の全貌。


ソニー・ミュージックジャパン限定特典:日本語翻訳 スペシャル・ブックレット
※この特典はソニー・ミュージックジャパンインターナショナルから出荷される商品にのみ封入される特典となります。(日本製作)

Size: L 2.5 cm x W 30 cm x H 30 cm, 1.4kg

1965年のアメリカ。ケネディ大統領暗殺がまだ生々しく記憶に残り、人種差別を禁ずる公民権法が可決され、ベトナム戦争の火種が爆発寸前になっていました。そんな時、世界で最も偉大なピアニストが、歴史上最も有名なカムバックを果たそうとしていました。
 ホロヴィッツの1953年から65年にかけての12年にわたるコンサート活動の休止は、音楽界にとって謎めいたものでした。1953年1月12日、アメリカ・デビュー25周年を記念するジョージ・セル指揮ニューヨーク・フィルとのチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番のあとのパーティで、セルの自分についての言動に精神的に深く傷ついたホロヴィッツは鬱状態となり、同年2月25日のカーネギー・ホールでのリサイタルを最後にコンサート活動を休止。まだ50歳という年齢での事実上の引退は、決して楽しいものではありませんでしたが、ホロヴィッツの精神状態は徐々に快方に向かい、すでに1957年にはコンサート活動への復帰が画策されていました。すべてが変わったのは、その年の6月の娘ソニアの自殺未遂で、これによってホロヴィッツは再度深刻な鬱状態に陥り、電気けいれん療法(ECT)を受けるほどの事態になりました。ECTは記憶を失うという副作用があったため、それによってステージへの復帰はさらに8年、1965年まで持ち越されることになりました。
 4月26日、カーネギー・ホールのリサイタルのチケットが売り出された時、全日の朝からホールの周囲にはチケットを求めるファンの列ができていました。夜中には278人となり、発売当日の朝には1500人のファンが並んでいました。
1965年5月9日日曜日の午後3時38分、ホロヴィッツはカーネギー・ホールのステージに足を踏み入れました。12年ぶりのコンサートステージへの復帰。ストコフスキー、バーンスタイン、ヴァン・クライバーン、ヌレエフなど音楽芸術界の名士を含む満場の聴衆はスタンディング・オヴェイションでホロヴィッツを迎え、ホロヴィッツは個性あふれる演奏でそれに応えました。コンサートのライヴ盤はコロンビア・レコードから1か月後に発売されて空前のベストセラーとなり、グラミー賞を受賞。この「ヒストリック・リターン」コンサートは、歴史上最もエキサイティングな音楽イヴェントの1つとして永遠に記憶されることになりました。
その5月9日の歴史的なコンサートを前に、復帰を見越したホロヴィッツは同年1月に2回、4月に2回、カーネギー・ホールでリハーサルを行いました。ホールの響きの感触を確かめ、復帰の緊張を和らげておくために、妻や招かれたごく限られた親友のために演奏をおこなったのです。当時ホロヴィッツが録音契約を結んでいたコロンビア・レコードは、「プライヴェート・リサイタル」ともいうべきこれらの演奏を全て録音していたのみならず、翌1966年4月のカーネギー・ホールでの2度目のリサイタルとそれに先立つリハーサルの全貌もきっちりと録音していたのでした。
当セットはその1965年5月9日と1966年4月17日のカーネギー・ホールでの2回のリサイタルを中心に、それにいたるまでにホロヴィッツがカーネギー・ホールで行ったリハーサルと30丁目スタジオでのレコーディング・セッションの模様を克明にドキュメンテーションしたもので、リハーサルやセッションではホロヴィッツとプロデューサーとの間のやり取りも余すところなく収録されているほか、CD2枚分のインタビューも収録されています。15枚の構成は下記のようになっています。

<CD1>1965年1月7日、カーネギー・ホールでのリハーサル(正午~午後6時)
 1曲を除き初発売。ドビュッシーの練習曲のみは、1993年の「ホロヴィッツ・コンプリート・マスターワークス・レコーディング」で発売済み。
<CD2>1965年1月13日、カーネギー・ホールでのリハーサル(午後1時~7時)
 全トラック初発売。
<CD3>1965年1月26日、コロンビア30丁目スタジオでのレコーディング・セッション
 全トラック初発売。ただしこのセッションで収録されたバラード第1番のテイクの一部は、「ヒストリック・リターン」の発売に際して修正用テイクとして使用。
<CD4>1965年4月7日、カーネギー・ホールでのリハーサル(午前10時~午後6時)
 1曲を除いて初発売。ショパンの練習曲のみ、1992年のCD「ホロヴィッツ~ディスカヴァード・トレジャーズ」で発売済み。
<CD5&6>1965年4月14日、カーネギー・ホールでのリハーサル(午前10時~午後6時)
 全トラック初発売。ただしこの日収録されたスクリャービンの「詩曲」のテイクの一部は、「ヒストリック・リターン」の発売に際して修正用テイクとして使用。
<CD7&8>1965年5月9日、カーネギー・ホールでのコンサート(開演午後3時30分)
いわゆる「ヒストリック・リターン」の無編集版で、2003年に初めて発売された。今回のエディションでは2015年に日本でSA-CDハイブリッド化された際のDSDリマスターが使われている。
<CD9>①1965年11月9日、カーネギー・ホールでのリハーサル
全トラック初発売。午後3時30分開演の招待客のためのプライヴェート・コンサートで、当日のアメリカ北部およびカナダの一部での大規模な停電によって中断された。
②1966年5月18日、コロンビア30丁目スタジオでのレコーディング・セッション
 全トラック初発売。ただしこの日収録されたモーツァルトのピアノ・ソナタ第11番のテイクの一部は、1967年に2枚組で発売された「ホロヴィッツ・イン・コンサート」の同曲のライヴ録音(1966年4月17日カーネギー・ホール)の修正用テイクとして使用。
<CD10&11>1966年4月5日、カーネギー・ホールでのリハーサル(午後2時~6時)
 全トラック初発売。ただしこの日収録されたショパン「夜想曲Op.72-1」は、1967年に2枚組で発売された「ホロヴィッツ・イン・コンサート」の同曲のライヴ録音(1966年4月17日カーネギー・ホール)の修正用テイクとして使用。
<CD12&13>1966年4月17日、カーネギー・ホールでのコンサート(無編集版)
 この日のリサイタルで収録された、モーツァルトとスクリャービンのソナタは、他日収録のテイクと編集されて、1967年に2枚組で発売された「ホロヴィッツ・イン・コンサート」に収録された。またこの日のリサイタルの無編集版の全貌は、2013年の「ウラディミール・ホロヴィッツ~ライヴ・アット・カーネギー・ホール」で初めて発売された。今回24/96kHzによって新たにリマスター。
<CD14&15>作曲家エイブラム・チェイシンズによる、ホロヴィッツへのインタビュー
 初発売。「ハイ・フィデリティ」誌1965年10月号掲載の記事のためのインタビュー。エイブラム・チェイシンズはアメリカの作曲家、ピアニスト、音楽執筆者、教師。ピアニストとしては、カーティスでヨーゼフ・ホフマンに学んでいる。クライバーンやストコフスキーについての著書もある。
何といっても目を見張るのは、2017年に発売されたグレン・グールドの「ゴールドベルク変奏曲 ~コンプリート・レコーディング・セッションズ1955」と同様の豪華パッケージでしょう。15枚のディスクは、LPサイズ・212ページ (L 2.5 cm x W 30 cm x H 30 cm, 1.4kg)におよぶ、美術書を思わせるようなオールカラー、ハードカヴァー・ブックレットの表2と表3のポケットに収められています。ブックレットには、コロンビア・レコードの専属カメラマン、ドン・ハンスタインによる多数のモノクロ写真(チケットを求めてカーネギー・ホール周辺に列を作る聴衆、ステージに現れたホロヴィッツ、ホールから出るホロヴィッツ、など一部を除き今回が初公開)が時系列順に、贅沢かつ丁寧にレイアウトされ、見ているだけで歴史的なイヴェントの興奮を生々しく再現しています。 そのほか、カーネギー・ホールとの演奏契約書、コロンビア・レコードのレーベルコピーやテープシートなど、録音にまつわる書類や新聞記事の画像も多数掲載されています。
解説は、ピューリッツアー賞受賞の評論家ティム・ペイジの「長く過ぎ去ったカーネギー・ホールにおける響き」、ピアニスト、ジェッド・ディストラーの「重要な接合点とヒストリック・リターン」、そしてホロヴィッツ研究家のバーナード・ホロウィッツ「炎に向かって~ウラディミール・ホロヴィッツの12年の休暇」、ロバート・ルス「このエディションについての覚書」という新規ライナーノーツのほか、「ヒストリック・リターン」の初出LPに掲載されていたライナーノーツ(無署名)も掲載され、この歴史的なリイッシュー・エディションの背景と意義を様々な角度から描き出しています(海外ブックレットにはオリジナルの英文のほか、それぞれの独・仏訳が掲載されています)。
20世紀最大の名ピアニストによる一大音楽イヴェントを、それに相応しい空前のパッケージで世に問う、まさに永久保存盤ともいえるリリースです。全クラシック音楽ファン、ピアノ・ファン必携のセットといえましょう。

このセットは、お聴きになるみなさんを、真っ暗で人気のないカーネギー・ホールで行われた演奏を体験した、ホロヴィッツのごく親しい友人たちのサークルへと招き入れてくれます。ここで私たちは、コロンビアのプロデューサーであるトーマス・フロストらと言葉を交わしながら、ホロヴィッツが自由な即興を楽しみ、ベストの演奏を心掛けねばならないというレコーディングのプレッシャーや聴衆の存在に緊張することなく気のおもむくままに、火花が散るような演奏を次々と繰り出す様子に唖然とするほかないのです。――ロベルト・ルス(ソニー・クラシカル、プロデューサー)

ホロヴィッツ・アット・カーネギーホール

Size: L 2.5 cm x W 30 cm x H 30 cm, 1.4kg

収録内容
<CD1>
1965年1月7日、カーネギー・ホールでのリハーサル(正午~午後6時)
1. ホロヴィッツによる即興
2. ホロヴィッツによるピアノ・テスティング
3. ホロヴィッツによる即興
4. 会話「ここではいい音だよ」
5-7. J.S.バッハ(ブゾーニ編):トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564
8. 会話「ちょっと試してみるだけだよ」
9. ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
10. 会話「いきましょう、テープ回ってます」
11. ドビュッシー:『練習曲集』L.136 より「組み合わされたアルペッジョのための練習曲」*
12. 会話「まあ、ここでは音符がいくつか遅れて聴こえるね」
13. シューマン:幻想曲 ハ長調Op.17 より 第1楽章
14. 会話「あと残りは5分だね」
15. ショパン:夜想曲第15番ヘ短調Op.55-1
   [録音]1965年1月7日、カーネギー・ホール [プロデューサー]トーマス・フロスト
<CD2>
1965年1月13日、カーネギー・ホールでのリハーサル(午後1時~7時)
1. 練習~モシュコフスキ:『15の練習曲』Op.72 より 第11番変イ長調(部分的に弾く)
2. 会話「さっぱりと引くのは難しいね」
3. 会話「カズディン君?」
4. ショパン:夜想曲第15番ヘ短調Op.55-1
5. 会話「君にはどう聴こえる?」
6-8. シューマン:幻想曲 ハ長調Op.17
9. 会話「よくできたな」
10. ドビュッシー:『練習曲集』L.136 より「八本の指のための練習曲」を練習するホロヴィッツ
11. 会話「どこからでもどうぞ、こちらは準備できてます」
12. 会話「えーっと?」
13. ショパン:マズルカ第3番ハ短調Op.56
14. 会話「これはやりたくないな」
15. ショパン:バラード第1番ト短調Op.23
16. 会話「ピアノのために弾いてみたんだ」
  [録音]1965年1月13日、カーネギー・ホール [プロデューサー]アンドルー・カズディン
<CD3>
1965年1月26日、コロンビア30丁目スタジオでのレコーディング・セッション
1. 会話「そちらでどう聴こえるか試してみよう」
2. ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61(テイク1、第1-23小節)
3. 会話「美しいね」
4. ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61(テイク1、第1-39小節)
5. ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61(テイク1、第21-87小節)
6. ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61(テイク1、第56-61小節)
7. ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61(テイク1、第60-198小節)
8. ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61(テイク1、第196-288小節)
9. 会話「これはまあ」
10. ショパン:夜想曲第15番ヘ短調Op.55-1(テイク1)
11. 会話「いいテイクだったな」
12. ショパン:夜想曲第15番ヘ短調Op.55-1(インサート1、テイク1、第1-41小節)
13. ショパン:夜想曲第15番ヘ短調Op.55-1(インサート1、テイク1、第41-88小節)
14. ショパン:夜想曲第15番ヘ短調Op.55-1(インサート1、テイク1、第85-93小節)
15. ショパン:夜想曲第15番ヘ短調Op.55-1(インサート1、テイク1、第89-92小節)
16. ショパン:夜想曲第15番ヘ短調Op.55-1(インサート1、テイク1、第89-99小節)
17. 会話「じゃあ、バラードにしようか」
18. ショパン:バラード第1番ト短調Op.23(テイク1、第1-36小節)
19. ショパン:バラード第1番ト短調Op.23(テイク1、第32-179小節)
20. ショパン:バラード第1番ト短調Op.23(テイク1、第162-258小節)
21. ショパン:バラード第1番ト短調Op.23(テイク1、第257-264小節)
22. 会話「じゃあ、もういちどやらなきゃ」
23. ショパン:バラード第1番ト短調Op.23(インサート1、テイク1、第6-9小節)
24. ショパン:バラード第1番ト短調Op.23(インサート1、テイク1、第6-193小節)
25. ショパン:バラード第1番ト短調Op.23(インサート1、テイク1、第162-177小節)
26. ショパン:バラード第1番ト短調Op.23(インサート1、テイク1、第177-190小節)
27. ショパン:バラード第1番ト短調Op.23(インサート1、テイク1、第188-229小節)
28. ショパン:バラード第1番ト短調Op.23(インサート1、テイク1、第228-250小節)
29. ショパン:バラード第1番ト短調Op.23(インサート1、テイク1、第242-250小節)
30. ショパン:バラード第1番ト短調Op.23(インサート1、テイク1、第242-256小節)
31. ショパン:バラード第1番ト短調Op.23(インサート1、テイク1、第255-264小節)
32. 会話「すばらしいです、次はどの曲にしましょうか?」、
33. ショパン:マズルカ第26番嬰ハ短調Op.41-1
34. 会話「もう1曲別のを」
35. ショパン:マズルカ第25番ロ短調Op.33-4
36. 会話「もう少しやろう」
37. ショパン:マズルカ第38番嬰ヘ短調Op.59-3
38. 会話「うまくいった、これも美しい曲だね」
39. ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61[最終編集版]
 [録音]1965年1月26日、コロンビア30丁目スタジオ [プロデューサー]トーマス・フロスト
<CD4>
1965年4月7日、カーネギー・ホールでのリハーサル(午前10時~午後6時)
1. ホロヴィッツによる即興
2. 会話「何か聴いてみたい?」
3. J.S.バッハ(ブゾーニ編):『トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564』より第1曲トッカータより
4. 会話「録音してお聴きになりますか?」
5. J.S.バッハ(ブゾーニ編):『トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564』より第1曲トッカータより
6. 会話「今の方がいいね」
7. J.S.バッハ(ブゾーニ編):『トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564』より第2曲アダージョ
8. 会話「頭のところだけやるよ」
9. J.S.バッハ(ブゾーニ編):『トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564』より第3曲フーガ
10. 会話「全部弾いたな」
11. シューマン:幻想曲 ハ長調Op.17 より 第2楽章
12. 会話「すばらしかったです。もう少しお弾きになりますか?」
13. シューマン:幻想曲 ハ長調Op.17 より 第3楽章
14. 会話「美しかったです」
15. 会話「オーケー、小さな曲を弾こう」
16. スカルラッティ:ソナタ ホ長調K.380
17. ラフマニノフ:前奏曲集Op.32より第12番嬰ト短調
18. ショパン:3つの新しいエチュード第2番 変イ長調*
19. モシュコフスキ:15の練習曲Op.72 より 第11番変イ長調
20. リスト:忘れられたワルツ第1番嬰ヘ長調 S215-1
21. ショパン:練習曲集Op.10 より 第8番ヘ長調
22. スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番Op.68「黒ミサ」
23. 会話「何かピアノの中でジージーと鳴っているな」
  [録音]1965年4月7日、カーネギー・ホール
CD5,CD6:1965年4月14日、カーネギー・ホールでのリハーサル(午前10時~午後6時)
<CD5>
1. 会話「今日はもっと弾こうか」
2. 会話「フロスト君?」
3-5. J.S.バッハ(ブゾーニ編):トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564
6. 会話「やりましょう、テープ回っています」
7-9. シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
10. 会話「よかったです」
  [録音]1965年4月14日、カーネギー・ホール
<CD6>
1. 会話「今日は音が響きすぎる」
2. スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番Op.68「黒ミサ」
3. 会話「ねえ、ねえ、どう?」、
4. スクリャービン:2つの詩曲Op.32 より 第1曲 嬰ヘ長調*
5. 会話「では、ショパンの練習曲を弾くよ」
6. ショパン:練習曲集Op.10 より 第8番ヘ長調
7. 会話「次はもっとうまく弾けるよ」
8. ショパン:マズルカ 第21番 嬰ハ短調 Op.30-4
9. ショパン:マズルカ 第25番 ロ短調 Op.33-4
10. 会話「スケルツォを弾こう」
11. モシュコフスキ:15の練習曲Op.72 より 第11番変イ長調
12. 会話「アンコールみたいだ」
13. スクリャービン:3つの小品Op.2 より練習曲
14. 会話「もうこれ以上弾けないな」
15. ドビュッシー:人形へのセレナード、
16. 会話「今日はおしまい」
  [録音]1965年4月14日、カーネギー・ホール [プロデューサー]トーマス・フロスト
CD7,CD8:1965年5月9日、カーネギー・ホールでのコンサート(ヒストリック・リターン、無編集)、開演午後3時30分
<CD7>*
1-3. J.S.バッハ(ブゾーニ編):トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564
4-6. シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
  [録音]1965年5月9日、カーネギー・ホール [プロデューサー]トーマス・フロスト
<CD8>*
1. スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番Op.68「黒ミサ」
2. スクリャービン:2つの詩曲Op.32 より 第1曲 嬰ヘ長調
3. ショパン:マズルカ 第21番 嬰ハ短調 Op.30-4
4. ショパン:練習曲集Op.10 より 第8番ヘ長調
5. ショパン:バラード第1番ト短調Op.23
 [アンコール]
6. ドビュッシー:人形へのセレナード
7. スクリャービン:3つの小品Op.2 より練習曲
8. モシュコフスキ:15の練習曲Op.72 より 第11番変イ長調
9. シューマン:トロイメライ
  [録音]1965年5月9日、カーネギー・ホール [プロデューサー]トーマス・フロスト
<CD9>
1965年11月9日、カーネギー・ホールでのリハーサル(停電で中断された、招待客のためのプライヴェート・コンサート)(開演午後3時30分)
1. ウォームアップと即興、会話「まだ完全には」
2. スカルラッティ:ソナタ イ長調K.101
3. スカルラッティ:ソナタ ヘ短調K.466
4. スカルラッティ:ソナタ ト長調K.455
5. ウォームアップと即興
6-9. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
10. ウォームアップと即興
11. スクリャービン:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調Op.70
12. 拍手
  [録音]1965年11月9日、カーネギー・ホール [プロデューサー]トーマス・フロスト
1966年5月18日、コロンビア30丁目スタジオでのレコーディング・セッション
13. 会話
14. モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331』より第1楽章:主題~第3変奏
15. 会話「つぎはよく弾けるぞ」
16. モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331』より第1楽章:主題、第5&6変奏
17. 会話「この後はもっといい」
18. モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331』より第2楽章
19. 会話「アダージョの部分をもう一度やってみよう」
20. モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331』より第1楽章:主題、第5変奏
21. 会話「ああ、いいかい」
22. モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331』より第1楽章:主題
23. 会話「うまくいった」
   [録音]1966年5月18日、コロンビア30丁目スタジオ [プロデューサー]トーマス・フロスト
CD10,CD11:1966年4月5日、カーネギー・ホールでのリハーサル(午後2時~6時)
<CD10>
1. 会話「フロスト君はどこ?」
2. ホロヴィッツによる即興
3. 会話「そちらではどう聴こえるかな」
4. ホロヴィッツによる即興
5. 会話「テープ、回っています」
6. スカルラッティ:ソナタ ヘ短調K.481
7. 会話「よかったでしょ」
8. ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調WoO.80
9. 会話「あの、フプファー君」
10-12. モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」
   [録音]1966年4月5日、カーネギー・ホール [プロデューサー]トーマス・フロスト
<CD11>
1. 会話「今日は録音してるよね」
2. スクリャービン:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調Op.70、
3. 会話「いいかい、このソナタをもう打ち度初めからやるよ」
4. ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
5. 会話「ありゃりゃ、こりゃ難しい曲だね」
6. ショパン:夜想曲第19番 ホ短調 Op.72-1*
7. 会話「マズルカかスケルツォ」
8. スカルラッティ:ソナタ ホ長調K.380
9. 会話「アンコール、アンコール!」
10. リスト:忘れられたワルツ第1番嬰ヘ長調 S215-1
11. 会話「次もアンコール、アンコール!」
12. メンデルスゾーン:無言歌Op.67 より「羊飼いの嘆き」
13. 会話「あまり上手くない音もあった」
14. ラフマニノフ:練習曲「音の絵』Op.39 より 第9番ニ長調
15. 会話「これでおしまい」
   [録音]1966年4月5日、カーネギー・ホール [プロデューサー]トーマス・フロスト
CD12,CD13:1966年4月17日、カーネギー・ホールでのコンサート(無編集版)
<CD12>*
1. 拍手
2. スカルラッティ:ソナタ ヘ短調K.481
3. ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調WoO.80
4-6. モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」
7. スクリャービン:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調Op.70
   [録音]1966年4月17日、カーネギー・ホール [プロデューサー]トーマス・フロスト
<CD13>*
1. 拍手
2. ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
3. ショパン:マズルカ 第25番 ロ短調 Op.33-4
4. ショパン:夜想曲第19番 ホ短調 Op.72-1
5. ショパン :スケルツォ第1番 ロ短調Op.20
 [アンコール]
6. メンデルスゾーン:『無言歌』Op.67 より「羊飼いの嘆き」
7. リスト:忘れられたワルツ第1番嬰ヘ長調 S215-1
8. ラフマニノフ:練習曲『音の絵』Op.39 より 第9番ニ長調
   [録音]1966年4月17日、カーネギー・ホール [プロデューサー]トーマス・フロスト
CD14,CD15:作曲家エイブラム・チェイシンズによる、ホロヴィッツへのインタビュー
<CD14>
1. イントロダクション
2. 引退
3. 子供のころについて
4. 芸術的な発展
5. クレメンティ再発見
6. 読書と学習
7. ロシアでの室内楽
8. 成功と満足
9. 芸術的な真実
10. クレメンティとスクリャービンの録音
11. コロンビア・レコードへの移籍と録音場所の変更
12. 散歩と練習
13. 演奏会への復帰
14. 若い演奏家への援助
15. 親友
<CD15>
1. 復帰コンサート
2. 録音
3. 演目
4. 今後の演奏とレパートリー
5. パリでのラヴェル
6. スカルラッティと好きな録音
7. 「ハイ・フィデリティ」誌のためのインタビュー
8. 演奏することと即興すること
9. 午後に演奏会を開催する理由
10. 舞台には誰もいない
11. 意図と現実
12. 結び
  [録音]1965年6月、ホロヴィッツの自宅

世界初発売音源(*を除く)
[リイッシュー・プロデューサー]ロバート・ルス
[アナログ・テープ・トランスファー]ブレット・ジン(アイアン・マウンテン、デジタル・サービス)(CD1~6、CD9[13]-[23])、アンドレアス・K・マイヤー(CD7、8)、ジェニファー・ナルセン&アンドレアス・K・マイヤー(CD9[1]―[12]、CD10~13)
[リミックス&リマスター]アンドレアス・K・マイヤー、ジェニファー・ナルセン(CD1~6、10~15)、アンドレアス・K・マイヤー(CD7、8)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2019年06月28日 13:00