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ダレル・アン&マルメ響~カバレフスキー“交響曲第1番&第2番”

カバレフスキー

サンクトペテルブルクに生まれ、数学者の父親の教えに背き、音楽家を志したカバレフスキー。1925年にモスクワ音楽院に進み、ミャスコフスキーに師事、作曲家として活躍を始めました。創作の初期から成熟した作風を見せ、1928年に発表した「ピアノ協奏曲第1番」は国際的な成功を収めるなど順風満帆のスタートを切り、その後も明快な作風による作品を書き続けたことで、ジダーノフ批判の対象になることもなく、亡くなるまで“ソ連を代表する作曲家”として賞賛されました。

このアルバムには2曲の交響曲をメインに収録。交響曲第1番は「ロシア革命」15周年の記念作品。2年後の交響曲第2番も高い評価を受け、1942年にはトスカニーニの指揮でアメリカ初演も行われるなど広く人気を博しました。
また、ロマン・ロランの戯曲を原作とする歌劇《コラ・ブルニョン》序曲と、1960年に書かれた《悲愴》序曲2曲の管弦楽作品も収録されており、カバレフスキーの様々な年代の音楽が楽しめます。

このアルバムの指揮者ダレル・アンは、2007年に開催された「第50回ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝、併せて聴衆賞とオーケストラ賞を受賞したシンガポール出身の逸材。サンクトペテルブルク音楽院の指揮科を首席で卒業した経験もあり、このカバレフスキーでも彼ならではの共感に満ちた、堂々たる演奏を披露しています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
カバレフスキー(1904-1987):
1.歌劇《コラ・ブルニョン》Op.24-序曲(1938)

交響曲 第1番 嬰ハ短調 Op.18(1932)
2.第1楽章:Andante molto sostenuto
3.第2楽章:Allegro molto agitato

交響曲 第2番 ハ短調 Op.19(1934)
4.第1楽章:Allegro quasi presto
5.第2楽章:Andante non troppo
6.第3楽章:Prestissimo scherzando

7.《悲愴》序曲 Op.64(1960)

【演奏】
ダレル・アン(指揮)
マルメ交響楽団

【録音】
2017年8月21-24日 ライヴ収録
マルメ,スウェーデン

輸入盤

 

国内仕様盤

[日本語解説付き(山野 雄大)]

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年07月30日 00:00