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グリュミオー1984年11月、パリにおける最後の公演~極めつけのルクー、モーツァルト、フォーレ

グリュミオーのライヴ

グリュミオーのパリにおける最後の公演が日の目を見る!
ビロードのように美しい音色
官能的な響きで聴衆を魅了した貴重な記録。

往年のベルギーの名ヴァイオリニスト、アルテュール・グリュミオー(1921~86)のライヴ録音は少なく、また、最後のセッション録音となったモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(PROC-2213)よりも後の録音ということで、非常に注目されるディスクの登場です。また曲目が何れも彼の極め付けであることも、グリュミオー・ファンにはたまらないところです。とくにルクーのヴァイオリン・ソナタは、この曲がまだ有名になる前、秘曲扱いをされていたモノラルLP時代から、その名解釈・名演奏が知られているもので、これがモノラル、ステレオ、2つのセッション録音に続く、3種目の録音ということになります。ピアノがウルグアイ生まれでヨーロッパで活躍した伝説のピアニスト、ディノラ・ヴァルシ(1939~2013)であるのも嬉しいところで、グリュミオー・ファンにとってはルクーのソナタの2度目のセッション録音での素晴らしい演奏を思い出される方も多いことでしょう。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ"ベルアーム"。当ディスクにはアルテュール・グリュミオーの1984年11月、パリにおける最後の公演を収録しております。

グリュミオーが得意としたルクー、モーツァルト、フォーレで構成された当ライヴでもビロードのように美しい音色、官能的な響き、そして自然なフレージングと、晩年も色褪せることのなかったグリュミオーの至芸を堪能することができます。グリュミオーが亡くなる2年前の貴重なライヴ音源を復刻技術に定評のあるスペクトラム・サウンドらしい丁寧なリマスタリングで聴くことができます。平林直哉氏による日本語解説付き。
(キングインターナショナル)

【曲目】
(1)ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
(2)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第34番 変ロ長調 K.378(317b)
(3)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 Op.13

【演奏】
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、
ディノラ・ヴァルシ(ピアノ)

【録音】
ライヴ録音:1984年11月12日/メゾン・ド・ラジオ・フランス104スタジオ、グランド・オーディトリアム(パリ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年08月06日 00:00