クライム・ムーヴィ『MOTHERLESS BROOKLYN』の為にThom Yorke(トム・ヨーク)、Flea(フリー)、Wynton Marsalis(ウィントン・マルサリス)が集結
エドワード・ノートンが監督・脚本・主演にプロデュースを務める、クライム・ムーヴィ『MOTHERLESS BROOKLYN』。全米では11月に公開となるこの映画の為に、レディオヘッドのトム・ヨークが、別プロジェクト、アトムズ・フォー・ピースのバンドメイトでもあるレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーとともに楽曲を書き下ろした。
楽曲のタイトルは「Daily Battles」。トム・ヨークとフリーにおるオリジナル・ヴァージョンは、ピアノのコードとアウトロのホーン、そしてトムのヴォーカルが創りだす、美しくも繊細なサウンドスケープが響きわたる楽曲である。
一方、B面に収録されているウィントン・マルサリスのヴァージョンは、同じ楽曲ながらも全くテイストの違うジャズ・ヴァージョンだ。マルサリスが、ジョー・ファーンズワース、イサイア・J・トンプソン、ラッセル・ホール、ジェリー・ウェルドンからなるクインテットによって演奏されたこのヴァージョンは、映画の舞台となっている1950年代のニューヨークにあるジャズ・クラブを彷彿させるようなストレートなジャズ・インストゥルメンタル・ナンバーだ。
トム・ヨークのオリジナル・ヴァージョンは、映画のトレイラーなどにもフィーチャーされているが、映画の本編ではウィントン・マルサリスによるジャズ・トラックが中心になるという。映画の公開はまだ先だが、この楽曲ともども話題を呼ぶことは間違いないだろう。
【収録曲】
SIDE A
01. Daily Battles - By Thom Yorke & Flea
SIDE B
01. Daily Battles (feat. Joe Farnsworth, Russell Hall, Isaiah J. Thompson & Jerry Weldon) - By Wynton Marsalis
タグ : UK/US INDIE
掲載: 2019年09月17日 08:30