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ドイツ語歌唱による歴史的オペラ録音を集めた15枚組『ドイツ語オペラ・ハイライトBOX』<限定盤>

Oper auf Deutsch

ドイツ語歌唱による歴史的オペラ録音を集めたCD15枚組BOX
《ドイツ語オペラ・ハイライトBOX》

オペラ・ファンにとっては非常に貴重な歴史的な録音集が発売されます。これらを聴くと、ドイツ語圏にある多くの都市の歌劇場すべてで、ビゼーからヴェルディの誰もが知る作品がドイツ語で上演されていた時期があったという驚くべき事実に気づきます。フリッツ・ヴンダーリヒなどの歌手たちは世界の舞台で演じる時は自分たちの役を学び直す必要がありました。後にこの伝統を破ったのがカラヤンでした。ウィーン、ザルツブルク、ミラノの舞台でそれぞれのオペラをオリジナル言語で上演したのです。

このドイツ語歌唱のオペラのハイライツ集はすべて1960年代の主要なスタジオで製作されました。配役も今日から見れば例外的です。端役に至るまでその時代の名歌手が歌い、声の芸術として見事なレベルに達しています。フリッツ・ヴンダーリヒ、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ブリギッテ・ファスベンダー、エルンスト・ヘフリガー、イルムガルト・ゼーフリート、リタ・シュトライヒ、シャーンドル・コーンヤなど、素晴らしい歌手陣による演奏をお楽しみください。

ギゼラ・リッツ、エルンスト・コツープ、フランツ・クラス、そしてマルセル・クーロー指揮バーデン州立歌劇場管弦楽団による『カルメン』は初CD化です。

ブックレットにはユルゲン・ケスティングによる詳しい解説付き。CD15枚組BOX。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

収録予定
《CD 1》ビゼー:歌劇『カルメン』(ハイライツ)
【演奏】ロスル・シュヴァイガー、Angela Kotthoff(ソプラノ)、ギゼラ・リッツ(メッゾ・ソプラノ)、Maria Graf(アルト)、エルンスト・コツープ(テノール)、フランツ・クラス(バス・バリトン)、マルセル・クーロー(指揮)バーデン州立歌劇場管弦楽団・合唱団
【録音】1962年、カールスルーエ
《CD 2》ダルベール:歌劇『低地』Op.34(ハイライツ)
【演奏】インゲ・ボルク、カタリーナ・アルダ(ソプラノ)、ハンス・ホップ、Johannes Elteste(テノール)、トーマス・ステュアート(バリトン)、ハンス・ブルーノ・エルンスト(バス)、ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団、ハンス・レーヴライン(指揮)バンベルク交響楽団
【録音】1964年、ベンベルク
《CD 3》マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』/レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』(ハイライツ)
【演奏】グローリア・デイヴィー、アニー・シュレム(ソプラノ)、長野羊奈子(アルト)、シャーンドル・コーンヤ、ドナルド・グローブ(テノール)、ヴァルター・ベリー、Helmut Winkenstern(バリトン)、ヤーノシュ・クルカ(指揮)ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団・合唱団、ベルリン放送交響楽団
【録音】1962年、ベルリン
《CD 4》ロルツィング:歌劇『ロシア皇帝と船大工』(ハイライツ)
【演奏】インゲボルク・ハルシュタイン(ソプラノ)、クラウディア・ヘルマン(コントラルト)、フリッツ・ヴンダーリヒ、フリードリヒ・レンツ(テノール)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、カール・クリスティアン・コーン(バス)、バイエルン放送合唱団、ハンス・ギールスター(指揮)バンベルク交響楽団
【録音】1966年、バンベルク
《CD 5》モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』K.492(ハイライツ)
【演奏】マリア・シュターダー、リタ・シュトライヒ、ハンニー・シュテフェク(ソプラノ)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、ヴァルター・ベリー(バス・バリトン)、フェルディナント・ライトナー(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1961年、ベルリン
《CD 6》オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』(ハイライツ)
【演奏】Mattiwilda Dabbs、ハイディ・クルーク、グラディス・クフタ(ソプラノ)、ルート・ジーヴェルト、スヴェトカ・アーリン(メッゾ・ソプラノ)、Ulfried Guenther、シャーンドル・コーンヤ(テノール)、トーマス・ステュアート(バリトン)、RIAS室内合唱団、リヒャルト・クラウス(指揮)ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
【録音】1962年、ベルリン
《CD 7》プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』(ハイライツ)
【演奏】ピラール・ローレンガー、リタ・シュトライヒ(ソプラノ)、シャーンドル・コーンヤ(テノール)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ホルスト・ギュンター(バリトン)、クラウス・ベルトラム、フリッツ・ホッペ(バス)、ベルリン国立歌劇場合唱団、アルベルト・エレーデ(指揮)シュターツカペレ・ベルリン
【録音】1961年、ベルリン
《CD 8》ロッシーニ:歌劇『セビリャの理髪師』(ハイライツ)
【演奏】リタ・シュトライヒ(ソプラノ)、エルンスト・ヘフリガー(テノール)、ライムント・グルムバッハ(バリトン)、イヴァン・サルディ、キム・ボルイ(バス)、RIAS室内合唱団、ラインハルト・ペータース(指揮)ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
【録音】1964年、ベルリン
《CD 9》チャイコフスキー:歌劇『エフゲニー・オネーギン』Op.24(ハイライツ)
【演奏】イヴリン・リアー(ソプラノ)、ブリギッテ・ファスベンダー(コントラルト)、フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、マルッティ・タルヴェラ、Hans Marsch(バス)、オットー・ゲルデス(指揮)バイエルン国立歌劇場管弦楽団・合唱団
【録音】1966年、ミュンヘン
《CD 10》トマ:歌劇『ミニョン』(ハイライツ)
【演奏】イルムガルト・ゼーフリート、キャサリン・ゲイヤー(ソプラノ)エルンスト・ヘフリガー(テノール)、キート・エンゲン(バス・バリトン)、Chœur Raymond Saint Paul、ジャン・フルネ(指揮)コンセール・ラムルー管弦楽団
【録音】1963年、パリ
《CD 11》ヴェルディ:歌劇『アイーダ』(ハイライツ)
【演奏】グローリア・デイヴィー(ソプラノ)、スヴェトカ・アーリン(メッゾ・ソプラノ)、シャーンドル・コーンヤ(テノール)、ハンス・ホッター(バリトン)、パウル・シェフラー(バス)、ウィーン国立歌劇場合唱団、アルジェオ・クアドリ(指揮)ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団
【録音】1961年、ウィーン
《CD 12》ヴェルディ:歌劇『運命の力』(ハイライツ)
【演奏】ステファニア・ヴォイトヴィチ(ソプラノ)、スヴェトカ・アーリン(メッゾ・ソプラノ)、ジェス・トーマス(テノール)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、ゲオルク・シュテルン(バス)、RIAS室内合唱団、ハンス・レーヴライン(指揮)ベルリン放送交響楽団
【録音】1962年、ベルリン
《CD 13》ヴェルディ:歌劇『椿姫』(ハイライツ)
【演奏】ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)、クラウディア・ヘルマン(コントラルト)、フリードリヒ・レンツ、フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ギュンター・ミッセンハルト(バリトン)、カール・クリスティアン・コーン、ハンス・ブルーノ・エルンスト(バス)、ブルーノ・バルトレッティ(指揮)バイエルン放送交響楽団・合唱団
【録音】1966年、ミュンヘン
《CD 14》ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』(ハイライツ)
【演奏】イヴリン・リアー、リアーネ・シネク(ソプラノ)、シャーンドル・コーンヤ、Gernot Pietsch(テノール)、トーマス・ステュアート(バリトン)、マルッティ・タルヴェラ(バス)、ホルスト・シュタイン(指揮)ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団・合唱団
【録音】1965年、ベルリン
《CD 15》ヴェルディ:歌劇『リゴレット』(ハイライツ)
【演奏】Gisela Vivarelli、マリーナ・テュルケ(ソプラノ)、ヒルデガルト・リュトガース(メッゾ・ソプラノ)、Walter Rausch、エルンスト・コツープ(テノール)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ヴァルター・シュトール、ハンス・ピック(バリトン)、ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団、ホルスト・シュタイン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1962年、ベルリン

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2019年11月28日 00:00