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25年ぶりの最新リマスタリング!『クナッパーツブッシュ秘蔵ライヴ』(6枚組)

クナッパーツブッシュ秘蔵ライヴ

なんと25年ぶりにクナッパーツブッシュの秘蔵名盤が復活!

ミュンヘン、ウィーンでの最後の演奏会となったブルックナー「3番」、「4番」から、クナの唯一の録音レスピーギまで全11曲。メジャー系では市販されていない、貴重・稀少音源ばかり。キングレコードの倉庫に眠っていたミュンヘン・ハンス・クナッパーツブッシュ協会制作・提供のアナログ・マスターテープから、キング関口台スタジオで25年ぶりにリマスタリング!最新デジタル技術で音質大幅アップしてよみがえるファン垂涎のお宝音源にご注目ください。

ミュンヘン・ハンス・クナッパーツブッシュ協会提供による音源集である。・・・クナの十八番であるブルックナー、ワーグナー、ここには極めつけとも思われる演奏が含まれている。特筆大書したいのはクナ唯一の記録も多数含まれていることである。・・・
平林直哉
(キングインターナショナル)

KKC4200/5(6CD)
モノラル
日本語帯・解説付6枚収納のマルチケース
+ブックレット(解説:平林直哉)+オビ付

クナッパーツブッシュ秘蔵ライヴ(6CD)
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
録音:1964年1月16日ミュンヘン(ライヴ)【ミュンヘンでの最後の演奏会】
録音:1964年4月12日ウィーン(ライヴ)【ウィーンでの最後の演奏会】
録音:1962年3月2日フランクフルト・アム・マイン(放送用ライヴ)
録音:1953年4月25日/ 26日ウィーン(ライヴ)
録音:1962年1月6日ミュンヘン(ライヴ)
録音:1958年1月6日ミュンヘン(ライヴ)
録音:1959年1月6日ミュンヘン(ライヴ)
以上、7つのコンサートの記録

【CD 1】
ブルックナー:交響曲 第3番 ニ短調 (改訂版)
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1964年1月16日 ヘルクレスザール、ミュンヘン(ライヴ)【ミュンヘンでの最後の演奏会】
●旧CD=セブンシーズKICC-2359(1994.7.21)
★1964年、ミュンヘンでの最後の演奏会の記録(ライヴ)。亡くなる前年の演奏にもかかわらず、壮年のような気迫にみちている。
「テンポの遅さが特に目立つのが第1楽章だが、その深い呼吸から生み出される仰ぎ見るようなスケール感は、まさにクナならでは。第1楽章に比べると第2楽章はそれほど遅くはなく、実に自然に音楽が流れている。第3楽章は雄大なスケルツォ、そして茶目っ気あふれるトリオと、この対比もクナの特徴が良く現れている。第4楽章は最もクナらしい、強烈な個性が味わえる。この怪物的な音響は指揮者の体臭が出過ぎているかもしれないが、これはこれでクナ・ファンにはたまらないものがある」(平林直哉、ライナーノーツより)

【CD 2】
ブルックナー:交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンティック」(改訂版)
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1964年4月12日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)【ウィーンでの最後の演奏会】
●旧CD=セブンシーズKICC-2360(1994.7.21)
★1964年、ウィーンでの最後の演奏会(ライヴ)。このあと歌劇を指揮しているが、巨匠のラスト・コンサートとなった貴重な記録。ブルックナー4番へのクナの録音はほかに2種(44年ベルリン・フィルとの放送録音、55年デッカへのウィーン・フィルとの録音)しかない。ほか2種と違い、ここではゆったりとしたテンポで、気宇雄大にウィーン・フィルの威力を引き出している。
「オーケストラ全体の、うねるような響きは圧巻である。寂しくもの悲しい表情から甘く切ない響き、大地を揺るがすような大音響、そして火柱のように燃え上がる情熱の炎。あまりにも濃厚だと感じる人もいるかもしれないが、ウィーンでの最後の演奏を直感した指揮者の、最後の大勝負と言ってもよかろう」(平林直哉、ライナーノーツより)

【CD 3】
モーツァルト:
1.ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
2.クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
ヘッセン放送交響楽団、パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)(1)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ヴォルフガング・シュレーダー(クラリネット)(2)
録音:1962年3月2日ドルンブッシュの放送ホール、フランクフルト・アム・マイン(放送用ライヴ)(1)、1962年1月6日コングレスザール、ミュンヘン(ライヴ)(2)
●旧CD=セブンシーズKICC-2376(95.1.7)(1)、KICC-2374(95.1.7)(2)
★クナの指揮では珍しい、モーツァルトの協奏曲。2曲ともほかに録音はなく貴重。ピアノ協奏曲はバドゥラ=スコダが、ウィーン三羽烏のひとりとして売り出し中の頃の演奏。クナの暖かく人間味に溢れた、懐の深い指揮にあわせて、濃厚なピアノを展開している。クラリネット協奏曲ではミュンヘン・フィルの当時の首席シュレーダーがソリストを務めている。重くゆったりとしたテンポで、モーツァルトの陰影を聞かせてくれる。

【CD 4】
1.ベートーヴェン:交響曲 第2番 ニ長調 作品36
2.シューマン:交響曲 第4番 ニ短調 作品120
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(2)
録音:1953年4月25日もしくは26日ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)(1)、1962年1月6日コングレスザール、ミュンヘン(ライヴ)(2)
●旧CD=セブンシーズKICC-2377(95.1.7)(1)、KICC-2374(95.1.7)(2)
★クナのベートーヴェン2番というと、52年ブレーメン・フィル盤が有名であるが、もう1種類ある。CD初として25年前に登場したこの音源はウィーン・フィル盤。演奏はブレーメン・フィル盤ほどのクナの個性は見られないものの、木管や弦楽器の響き・美しさ、合奏の緻密さなど、ウィーン・フィルの魅力を堪能できる。シューマンの4番は、他に2種(56年ドレスデン、62年ウィーン・フィル)録音(いずれもライヴ)がある。
「両端楽章の遅いテンポとスケールの大きさ、濃厚な幻想性は19世紀風であり、英雄的な気迫が圧倒的である」(宇野功芳、レコ芸95年3月号の月評より)。

【CD 5】
リヒャルト・シュトラウス:
1.交響詩「ドン・キホーテ」作品35
2.交響詩「死と変容」作品24
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
フリッツ・キスカルト(チェロ) 、ジークフリート・マイネッケ(ヴィオラ)(1)
録音:1958年1月6日コングレスザール、ミュンヘン(ライヴ)(1)、1964年1月16日ヘルクレスザール、ミュンヘン(ライヴ)【ミュンヘンでの最後の演奏会】(2)
●旧CD=セブンシーズKICC-2363(94.7.21)(1)、KICC-2378/9(95.1.7)(2)
★「ドン・キホーテ」はシューマン4番と同日の演奏。クナ唯一の録音である。
「音質は明瞭さにはいささか欠けるものの、クナの棒は軽妙さと明るい色彩感を実に
うまく引きだしている」(平林直哉、ライナーノーツより)
「死と変容」はミュンヘンでのラスト・コンサート、ブルックナー3番の前に演奏されたもの。
「世紀末の絶叫といった味の濃いムードが身に迫る名演。録音もなかなかしっかりしている」(宇野功芳、レコ芸95年3月号の月評より)

【CD 6】
1. ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 イ短調 作品102
2. ワーグナー:ジークフリート牧歌
3. レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第2組曲
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
フリッツ・キスカルト(ヴァイオリン)(1)
フリッツ・ゾンライトナー(チェロ)(1)
録音:1959年1月6日(1)、1962年1月6日(2)、1958年1月6日(3)コングレスザール、ミュンヘン(ライヴ)
●旧CD=セブンシーズKICC-2375(95.1.7)(1)、KICC-2363(94.7.21)(2)、KICC-2377(95.1.7)(3)
★ブラームスの二重協奏曲はクナ唯一の録音。2人のソリスト、ゾンライトナー,キスカルトはミュンヘン・フィルの首席奏者。
「クナの伴奏は力みを排した風格のある響きが素晴らしい。2人のソリストはともに昔風の、とてもロマンティックな弾き方が印象的」(平林直哉、ライナーノーツより)
「ジークフリート牧歌」はシューマン4番と同日の演奏。
「非常に魅惑的。響きは非常に暖かくて柔らかく、手探りで進むような即興性があって、ライヴならではの雰囲気が出ている」(平林直哉、ライナーノーツより)
レスピーギはCD初出として登場した稀少音源。クナ唯一の録音。「ドン・キホーテ」と同一日の演奏。
「曲が曲だけにクナの個性が濃厚とは言えないが、ウィンナ・ワルツで見せたようなしゃれた明るさに溢れ、時たま『バーデン娘』で見せたような豪快さがチラリと顔をのぞかせる」(平林直哉、ライナーノーツより)
「肩の力を抜いたクナの憩いのひとときで、その流れの良さが楽しい」(宇野功芳、レコ芸95年3月号の月評より)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック) ANTON BRUCKNER

掲載: 2019年12月24日 15:00