広瀬悦子がコンポーザー=ピアニスト、モシュコフスキーのピアノ作品集を録音!
広瀬悦子が新たに紹介するロマン派の知られざる宝石!ポーランド・ロマン派のスター・コンポーザー=ピアニスト、モーリツ・モシュコフスキーのピアノ作品集!
1999年マルタ・アルゲリッチ国際ピアノ・コンクールで優勝し、フランス、パリを拠点に活躍する才媛、広瀬悦子。近年はシプリアン・カツァリスとのデュオによるレコーディングや来日公演でも好評を博してきた広瀬悦子の新録音が、デンマークのDanacord(ダナコード)からリリース!
ポーランド出身、ベルリンで卓越したピアニスト&ヴァイオリニストとして活躍し、優れた指導者として多くの著名な音楽家も育てた後期ロマン派のコンポーザー=ピアニスト、モーリツ・モシュコフスキー(1854-1925)の優雅で洗練されたピアノ作品を、スケールの大きな音楽作り、美しい音色、幅広いレパートリーで高い評価を集める広瀬悦子の妙技でお贈りします。
(東京エムプラス)
『モシュコフスキー:ピアノ作品集』
【曲目】
モーリツ・モシュコフスキー(1854-1925):
ワルツ Op.34-1
ホフマンの舟歌(オッフェンバックの「ホフマン物語」より)
ゼフィール Op.57-4
愛のワルツ Op.57-5
イゾルデの愛の死(ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」より)
練習曲 Op.72-13
デュオ Op.52-3
女軽業師 Op.52-4
秋 Op.36-4
火花 Op.36-6
ポロネーズOp.17-1
ギター Op.45-2
スペイン奇想曲 Op.37
ジプシーの歌(ビゼーの「カルメン」より)
【演奏】
広瀬悦子(ピアノ)
【録音】
2019年10月29日-11月1日、サン=マルセル福音教会(パリ)
[日本語曲目表記オビ付き]
[日本語解説&日本語曲目表記オビ付き]
解説:広瀬悦子
今日ではモシュコフスキーの名を耳にすることは稀になったが、19世紀後半から20世紀初頭にかけては、絶大な尊敬と人気を集めたピアニスト兼作曲家であった。私自身、学生時代には、J.ホフマン、I.フリードマン、S.ラフマニノフ、V.ホロヴィッツら伝説のピアニストの録音を愛聴し、彼らがレパートリーとしていたモシュコフスキーを聴いて親しみを覚えていた。モシュコフスキーはその人生を通して、彼の理想とする伝統的なベル・エポック(良き時代)の美学を貫いた。煌びやかな華麗さと繊細な表情を兼ね備えた、彼の洗練されたサロン音楽は、優雅な古き良き時代のエスプリを反映し、魅惑的で格調高いひと時をもたらしてくれる。
広瀬悦子(日本語解説書より)
<2020年来日公演情報>
・2020年5月2日(土)・5月3日(日・祝)・5月4日(月・祝)
ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2020に出演!
・2020年5月8日(金) ザ・フェニックスホール
オーギュスタン・デュメイ&関西フィルと共演!
・2020年11月19日(木)アイリスホール他、秋にも来日ツアーを予定!
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年02月25日 00:00