注目アイテム詳細

世界初録音!プルートアンサンブル&ハトホル・コンソート~トゥーマの新発見“スターバト・マーテル”


[Outhere Music 公式チャンネルより]

トゥーマの新発見『スターバト・マーテル』世界初録音!

18世紀ボヘミア前古典派の作曲家で、古典派への重要な橋渡しとして知られるトゥーマが残した5つの『スターバト・マーテル』のうちの一つ、マルニクス・デ・カートがバイエルン州オットーボイレンの修道院で発見した作品の世界初録音です。
トゥーマの活動後期の作品とみられ、バロックの枠からは大きく進んだ和声でテキストの悲痛さをよく反映しており、テノールとバスのデュオで開始されるのもこのジャンルとしては珍しいと言えるでしょう。

アルバムはトゥーマの1世紀前のボヘミア、オーストリアの作品と組み合わされ、ビーバーの傑作『レクイエム』や器楽合奏曲と並べることで、トゥーマが継承した伝統と先鋭性どちらも感じ取ることの出来る構成となっています。

デ・カートが主宰する合唱団「プルートアンサンブル」による美しく溶け合うハーモニーを堪能できるほか、器楽にはロミーナ・リシュカ率いる「ハトホル・コンソート」が参加し、しめやかな中にも各パートが波打つようなバランスが心地よいアンサンブルを聴かせます。第2ヴァイオリンはバッハ・コレギウム・ジャパンなどでも活躍する、中丸まどかが担当。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644-1704):
1-5. レクイエム ヘ短調

ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1620頃-1680):
6. ソナタ 第9番 ト長調

アンドレアス・クリストフォルス・クラーマー(1633-1701):
7-10. パルティータ 第1番 ホ短調

ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー :
11. 5声のソナタ 第8番 ト長調

フランティシェク・イグナーツ・アントニン・トゥーマ(1704-1774):
12-20. スターバト・マーテル ト短調 ※ 世界初録音

【演奏】
プルートアンサンブル(合唱/4Sop、2Ct、2Tn、2Bs)
マルニクス・デ・カート(音楽監督)

ハトホル・コンソート(古楽器使用/2ヴァイオリン、テノール・ヴィオール、バス・ヴィオール、ヴィオローネ、オルガン、3サックバット)
ロミーナ・リシュカ(音楽監督)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年07月22日 00:00