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ガンバの鬼才パオロ・パンドルフォの新録音!『センチメンタル・ジャーニー』~アーベル:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集

パオロ・パンドルフォ

ヴィオラ・ダ・ガンバの革命家、パオロ・パンドルフォ!名盤「ドレクセルの写本」の以来となる新たなアーベル録音。J.C.バッハと同世代のガンバの名手、カール・フリードリヒ・アーベルの刺激的で技巧的なガンバ・ソナタ集!

約280年ぶりに再発見されたテレマンの「無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア」の録音(OGCD920417)で大きな話題を呼び、「ヴィオラ・バスタルダ」というレア楽器を使用した録音(PGCD922519)でも注目を浴びた(どちらもレコード芸術「特選盤」)ヴィオラ・ダ・ガンバの革命家、パオロ・パンドルフォ。

12年前に録音された無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための作品集「ドレクセルの写本」(GCD920410)以来となる、カール・フリードリヒ・アーベル(1723ー1787)の作品集。
アーベルは当時ヴィオラ・ダ・ガンバの極めて優れた名手として、また作曲家としてヨーロッパ中に名を響かせ、J.C.バッハとともに、西洋音楽史における最初の予約制定期演奏会「バッハ=アーベル・コンサート」を設立したことでも知られています。

ここに収録されたヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタの多くは、近年発見され世界初録音となる作品です。パンドルフォが華麗なカデンツァと装飾を追加し、刺激的で技巧的、カラフルで情熱的なガンバ・ソナタを彩ります。
アルバム・タイトルの「センチメンタル・ジャーニー」は、アーベルと同世代の画家トマス・ゲインズバラが「トリストラム・シャンディ」で有名な小説家ローレンス・スターンに例えたことから(He was the Sterne of Music)、スターンの未完の小説「フランスとイタリアを巡るセンチメンタル・ジャーニー」から採られています。
(東京エムプラス)

『センチメンタル・ジャーニー ~ カール・フリードリヒ・アーベル:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集』
【曲目】
カール・フリードリヒ・アーベル(1723ー1787):ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集
アンダンティーノ~主題(ソナタ ニ長調 A2:67より/パンドルフォ編曲)
ソナタ ニ長調 A2:50
ソナタ イ短調 A2:57A
ソナタ イ長調 A2:53
ソナタ ニ長調 A2:75
ソナタ ト短調 A2:56A
ソナタ ト長調 A2:72
ソナタ ホ短調 A2:7/WKO 150
アンダンティーノ~主題と変奏(ソナタ ニ長調 A2:67より/パンドルフォ編曲)

【演奏】
パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・バスタルダ)

アメリ・シュマン(バロック・チェロ&ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アンドレア・ブッカレッラ(フォルテピアノ&ハープシコード)
トーマス・ボイセン(バロック・リュート)

【録音】
2020年3月、バーゼル(スイス)

輸入盤

[日本語曲目表記オビ付き]

 

国内仕様盤

[解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き]
解説:パオロ・パンドルフォ、ピーター・ホルマン(日本語訳:SOREL)

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年11月18日 00:00