光ヶ丘女子高等学校吹奏楽部のニュー・アルバム!『黎明 ~希望の歌~』
困難な時代、音楽がもたらし照らす希望の陽光
様々な困難が世界を覆い尽くした2020年、光ヶ丘女子高校吹奏楽部とて例外ではありませんでした。2019年のミッドウエストクリニック(シカゴ)参加と「サドラー賞」受賞、そして帰国後の記念演奏会と輝かしい日々が一転、学業もままならぬ生活を余儀なくされました。しかしそれでも彼女たちの希望となったのはやはり音楽でした。
無観客での開催となった3月の定期演奏会、コンクール中止を受け開催されたサマーコンサートに先立ち実施されたセッション録音を中心としたこのアルバムには、希望を奏でる音楽が、まさに黎明(暁)の輝きをもって解き放たれています。希望こそが私たちに力を与えてくれる、ひたむきに奏でられる音楽は私たちに力強いエールを送ってくれているようです。
(CAFUA)
『黎明 ~希望の歌~』
【収録内容】
---ライブレコーディング---
1.タイラー・S・グラント:パノラミック・ランドスケープ
2.ロッサーノ・ギャランテ:祈りの泉
3.ブライアン・バルメイジス:バーラト(インド)に敬意を表して
4.ルイス・セラーノ・アラルコン:インヴォカシオン ~エル・プエルトを元にして~
5.芳賀 傑:水面に映るグラデーションの空
6.ロルフ・ラヴランド/編曲:星出尚志:ユー・レイズ・ミー・アップ
---セッションレコーディング---
7.ロッサーノ・ギャランテ:コロラド・ロッキーズ
8.リチャード・ソーセイド:(リスク)夢のためのすべて
9.マイケル・オアー:クロスロード
10.鹿野草平:晩夏の歌 ~夏のおわりが語ること~
11.寺井 尚行:ウィンドオーケストラのための「時間(トキ)が空間(そら)を舞う」
12.ピーター・ミーチャン:希望の歌
【演奏】
光ヶ丘女子高等学校吹奏楽部
日野謙太郎(指揮)[1-4,6,7,10-12]
高木啓暉(指揮)[8,9]
仲田 守(客演指揮)[5]
前田綾子(フルート)[6]
【収録】
2020年2月19日 サドラー賞受賞記念コンサート 岡崎市民会館あおいホールにてライブ収録 [6]
2020年3月24日 第43回定期演奏会 名古屋国際会議場センチュリーホールにてライブ収録 [1-5]
2020年8月19-21日 岡崎市民会館あおいホールにて収録 [7-12]
<日野謙太郎>
1970年大阪府生まれ。1993年、関西学院大学文学部を卒業し、光ヶ丘女子高等学校教諭になる。同時に吹奏楽部顧問に就き、これまでに16回全日本吹奏楽コンクールヘと導く。 2018年に長年出場指揮者表彰を受ける。
吹奏楽指導法を仲田守、指揮法を西野淳の各氏に師事。現在、東海吹奏楽連盟副理事長、日本管楽合奏指揮者会議(JWECC)運営委員、光ヶ丘女子高等学校教頭。
<高木啓暉>
1996年愛知県生まれ。10歳よりトランペットを始める。第28回日本クラシック音楽コンクールトランペット部門において全国大会に出場する。トランペットを谷津謙ー氏、関山幸弘氏、奥山泰三氏に師事。
2019年、金沢大学理工学域物質化学類を卒業し、光ヶ丘女子高等学校に理科教員として赴任。
<光ヶ丘女子高等学校吹奏楽部>
現在約120名の部員で「挨拶」「掃除」「テキパキ行動」を目指し、「日常」を大切にすることが良い演奏につながると考え日々活動している。これまでに全日本吹奏楽コンクールに18回出場、2007年、2012年には金賞を受賞した。また、中部日本吹奏楽コンクールにおいても、大編成・小編成合わせて5度の文部科学大臣賞を受賞しており、全日本アンサンブルコンテストには11回の出場を果たしている。2019年に創部50周年を迎えたことを記念して、同年12月にアメリカ•シカゴで行われた世界最大の吹奏楽の祭典・ミッドウエストクリニックに参加。大統領直属の海兵隊バンド指揮者フェッティング大佐、世界で最も有名な指揮者として殿堂入りしたジャンキン氏と共演し好評を博した。さらに、これまでの活動、アメリカでの演奏が評価され、スーザ財団より日本の高校生で初となる「サドラー・フラッグ・オブ・オナー」を受賞した。
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年02月01日 00:00