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現代ラトビアの作曲家イマンツ・カルニンシュの交響曲&協奏曲全集が登場!(5枚組)

イマンツ・カルニンシュ

幅広いジャンルの作品を手掛けた現代ラトビアの作曲家
イマンツ・カルニンシュの交響曲&協奏曲全集

イマンツ・カルニンシュは、1941年、ラトビアのリガに生まれました。時代に翻弄される波乱の人生を送りながら、作曲家として、交響曲、協奏曲、ソ連時代初の「ロック・オペラ」を含む歌劇、オラトリオ、合唱曲、映画と劇場のための音楽と、幅広いジャンルの作品を手がけました。政治家としても活動。1960年代には、率直な歌とヒッピー風ライフスタイルが人気のロックバンド「2xBBM」のリーダーを務め、当局の演奏禁止措置に抵抗したことも知られています。メロディのある、はっきりとロマンティックなスタイルによる作曲を一貫して続けたことも、現代ラトビアの音楽での彼の存在を際立たせているといわれます。

このアルバムには、カルニンシュが長い期間にわたり書いた管弦楽作品が集成されています。
「哀歌調の茶色がかった灰色の色彩」が当時のラトビアの荒廃した街並みや人々の翳りのある表情を映したとされる、音楽アカデミーで学んでいた1963年の 《管弦楽のための協奏曲》。記念碑的、劇的な 《交響曲第1番》 と、濃淡のコントラストの強いイメージを万華鏡のようにきらめかせた 《交響曲第2番》 は、それぞれ1964年と1965年の作品です。風刺味を加えた 《管弦楽のための協奏曲》 。牧歌的とも呼べる軽さをもった 《交響曲第3番》 。ラトビアでもっとも愛されていると言われる映画『吹けよ、風』のための音楽。「東欧圏」で初めての「ロック・シンフォニー」とみなされている、ベースギターとドラムをともなう 《交響曲第4番》 。ラトビア民謡のメロディを織りこんだ 《交響曲第5番》 。ソ連時代ずっと、灰で覆って巧みに隠してあったという独立国ラトビアの旗が、ふたたびリガ城の塔に翻る……合唱をともなう 《交響曲第6番》 。人生の破壊的局面と美しさを並べて描く 《オーボエ協奏曲》 。子供時代から目撃してきたさまざまな情景や現代の世相を反映させた 《交響曲第7番》 。マックス・フリッシュの同名の劇のために書いた音楽の「テーマ」をアレンジして作った 《サンタ・クルス》 。
すでに紹介された録音に新録音を加えてリリースされます
(東京エムプラス)

『イマンツ・カルニンシュ:交響曲&協奏曲全集』
【収録内容】
イマンツ・カルニンシュ(1941-):
【CD1】
1.映画音楽『吹けよ、風』のフィナーレ(1973)
2.交響曲第4番(1973)
3.チェロと管弦楽のための協奏曲(1963)

[演奏]
リエパーヤ交響楽団
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指揮)
マーリス・クプチス(エレクトリック・ギター)[1]
アイヴァルス・メイイェルス(ベースギター)[2]
ヴィルニス・クリエヴィンシュ(ドラム)[2]
マルタ・スドラバ(チェロ)[3]

【CD2】
5.交響曲第5番(1979)
6.管弦楽のための協奏曲(1966)

[演奏]
リエパーヤ交響楽団
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指揮)

【CD3】
7.交響曲第6番(2001)
8.交響曲第3番(1968)

[演奏]
リエパーヤ交響楽団
マーリス・シルマイス(指揮)[7]
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指揮)[8]
ラトビア国立合唱団 [7]

【CD4】
9.交響曲第1番(1964)
10.交響曲第2番(1965)

[演奏]
リエパーヤ交響楽団
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指揮)

【CD5】
11.交響曲第7番(2015)
12.オーボエ協奏曲(2012)
13.サンタ・クルス(2015)

[演奏]
リエパーヤ交響楽団
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指揮)
ペーテリス・エンジェリス(オーボエ)[12]

【録音】
2014年-2020年、Great Amber Concert Hall(リエパーヤ、ラトビア)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2021年04月21日 00:00