樫本大進、ル・サージュ、パユ、メイエなど豪華メンバー共演によるニーノ・ロータ:室内楽作品集!
スーパー・スターの共演が成せる、ニーノ・ロータの魅力全開の作品集
樫本大進とエリック・ル・サージュを中心に、エマニュエル・パユ、ポール・メイエ、フランソワ・メイエ、ジルベール・オダンといったベルリン・フィルやレヴァン・フランセなどで活躍するの名手たちに加え、注目の若手チェリスト、オーレリアン・パスカルといった話題のアーティストたちを惜しげもなく揃え、イタリアの巨匠ニーノ・ロータの室内楽作品とピアノ作品を収録したアルバム。
『ゴッドファーザー』に代表される映画音楽が世界中の人の心を掴んだロータですが、本人はあくまでもクラシックの作曲家という立場にこだわっていたと伝わります。それらは近年注目されてきているとはいえ、その映画音楽ほど高い人気にはなっていないのが実情。ところがこのアルバムで聴くことの出来る音楽の生き生きとして魅力的なこと。『道』や『ロミオとジュリエット』を思わせる切ないメロディ、ユーモアとアイロニー、心躍る躍動感。その面白さ、美しさは、これまであまり日が当たらなかったことが全く信じられないほど。最高の表現者たちを得て若々しい生命を吹き込まれた、本人が望んだであろうニーノ・ロータ像を聴くことの出来る素晴らしいアルバムです。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
ニーノ・ロータ(1911-1979):
1-3. フルート、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲
1. I. Allegro ma non troppo
2. II. Andante sostenuto
3. III. Allegro vivace con spirito
4-5. BACHの名による2つのワルツ
4. No. 1 サーカス-ワルツ
5. No. 2 ワルツ-カリヨン
6.ささやかな音楽の捧げ物
7-11. 九重奏曲
7. I. Allegro
8. II. Andante
9. III. Allegro con spirito
10. IV. Canzone con variazioni, allegretto calmo
11. V. Vivacissimo
12-14. チェロ、クラリネットとピアノのための三重奏曲
12. I. Allegro quasi in 1
13. II. Andante
14. III. Allegrissimo
15-16. 15の前奏曲 より
15. Prelude XIII. Andante cantabile
16. Prelude II. Allegro, ma espressivo e delicato
【演奏】
樫本大進(ヴァイオリン)…1-3、7-11
ホアキン・リケルメ・ガルシア(ヴィオラ)…7-11
クラウディオ・ボホルケス(チェロ)…7-11
オーレリアン・パスカル(チェロ)…12-14
エマニュエル・パユ(フルート)…1-3、6-11
ポール・メイエ(クラリネット)…6-14
フランソワ・メイエ(オーボエ)…6-11
ジルベール・オダン(バソン)…6-11
ブノワ・ド・バルソニー(ホルン)…6-11
オリヴィエ・ティエリ(コントラバス)…7-11
エリック・ル・サージュ(ピアノ)…1-5、12-16
【録音】
2020年8月6-7日
ラ・クロエ、アントレーグ=シュル=ラ=ソルグ、フランス
[国内仕様盤には日本語解説付き]
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年05月25日 00:00