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Lindsey Buckingham(リンジー・バッキンガム)|フリートウッド・マックの黄金期を支えた偉大なるミュージシャンがソロ名義で約10年振りの新作『Lindsey Buckingham』をリリース

Lindsey Buckingham(リンジー・バッキンガム)『Lindsey Buckingham』

現代における偉大なギタリストの一人であり、偉大なソングライターの一人であり、そして偉大な音楽的表現者の一人として知られるアーティスト、リンジー・バッキンガム。ロックの殿堂入りを果たし、3度のグラミー賞を受賞する経歴を持つ彼は、プロデューサーとしてもその才能を発揮するだけでなく、フリートウッド・マックのギタリスト/ヴォーカリスト、そしてチーフ・ソングライターとしてバンドの黄金期を支え、さらにはソロ・アーティストとしても多くのファンやミュージシャンから敬愛されるアーティストだ。

そんな彼が、ソロ名義としては2011年のアルバム『SEEDS WE SOW』に続く約10年振りとなる、自らの名前をタイトルに関した最新作『LINDSEY BUCKINGHAM』を完成させた! 1981年にソロ・アーティストとして発表したファースト・アルバム『LAW AND ORDER』に始まり、現在までに彼が発表してきた7枚のスタジオ・アルバムと3枚のライヴ・アルバムたちと同様、この最新作『LINDSEY BUCKINGHAM』には、バッキンガムの直感的なメロディ・ラインと卓越したフィンガー・ピッキングが生み出すギター・スタイルをじっくりと堪能させてくれる楽曲がたっぷりと収録されており、リンジー・バッキンガムというアーティストが、彼の世代において最も独創的で、最も衝撃的なミュージシャンであることを再認識させてくれる、見事なスタジオ・アルバムだ。

ソングライティングからプロデュースも自らが担当し、ロサンゼルスにある彼のホーム・スタジオにてレコーディングが行われたこのアルバムは、一聴して誰のサウンドかわかるほどに特徴的なギター・ワークと何層にも重ねられたヴォーカル・ワークといったリンジー・バッキンガムの魅力を余すところなくサウンドに封じ込めた作品だ。アルバムの情報とともに公開された最新曲「I Don't Mind」を始め、「Power Down」や「Scream」、「Swan Song」といった楽曲を聴けば、その魅力をじっくりと楽しむことができるだろう。また、今作には、彼が10代の頃に大好きで、いつかカヴァーをしたいと思い続けていた、60年代のフォーク・グループ、ポゾ・セコ・シンガーズのヒット曲「Time」のカヴァーも収録されている。

この「Time」について、バッキンガムはこうコメントしている:「もともとポップなアルバムを作ろうとしていたんだけど、ちょこっと寄り道をして、ポップというよりもはやアートといってもいいくらいの楽曲も入れたかったんだ。年を取ってくれば、自分がやっていることに対してもっと地に足がついた状態になってくるだろ。俺にとって年を取るっていうことは、常にそこにあり続ける純粋さや理想論といったものをより強く感じさせてくれることなんだろうな」

また、現在公開されている最新曲「I Don't Mind」に関してはこうコメントしている:「この曲は、このアルバムの他の曲と同様に、長い関係性を持った二人が直面する乗り越えるべき問題に関しての曲さ。関係が長く続くほど、最初の頃のダイナミックな感情をより強いものにするために、お互いを認め合い、問題をともに乗り越えていくといった柔軟性が必要になってくるだろ。それこそが関係性を長く続かせる要素なんだ。この曲はその大事な要素やスピリット、そして自制心といったものを祝福する歌なんだ」

このアルバム発表に伴い、リンジー・バッキンガムは30都市を回るアメリカ・ツアーを実施することが予定されている。2019年の手術後、初めてファンの前に姿を現しパフォーマンスをすることになるこのツアーは、2021年9月1日のミルウォーキーのPabst Theatreを皮切りに、ニューヨークのThe Town HallやロサンゼルスのThe Theatre at Ace Hotelといった会場を回る、12月まで続くツアーとなる予定だ。

輸入盤CD


輸入盤LP


【収録曲】
01. Scream
02. I Don't Mind
03. On The Wrong Side
04. Swan Song
05. Blind Love
06. Time
07. Blue Light
08. Power Down
09. Santa Rosa
10. Dancing

タグ : ロック復刻&発掘 アナログレコード

掲載: 2021年06月11日 16:39