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イダ・ヘンデルによる名盤シベリウス:ヴァイオリン協奏曲が180gアナログLP盤で復刻!

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) クラシックLP

掲載: 2021年06月25日 12:00

イダ・ヘンデル

生前のシベリウス本人からお墨付きをもらったイダ・ヘンデルによる名盤が、180gアナログLP盤で復刻

イダ・ヘンデルは、1949年にヘルシンキ放送でシベリウスのヴァイオリン協奏曲を演奏した後、作曲家シベリウス本人より「あなたはあらゆる点で見事にそれを演奏しました。大成功をおめでとうございます。しかし何よりも、私の協奏曲の素晴しい解釈者を見つけたことを祝福します」と、手紙を受け取りました。
1975年録音時イダ・ヘンデルが47歳であったこの旧EMI盤は、心身共に充実していた正に最盛期の演奏と言えるでしょう。ソリストのみならず指揮者も一体となって、この曲の真価を世に伝える意気込みが感じられるばかりでなく、彼女の卓越したヴィルティオーゾ的感性が随所に発揮された第1楽章、シベリウス音楽の中でも随一を争う美しいメロディに溢れた第2楽章のフレージング、そして絶妙なテンポ感の中に進む指揮者との駆け引きが見事な第3楽章など、これぞ未来に渡って聴き継がれていく名盤です。
この曲のステレオ録音の中でも素晴らしく、旧EMIのアナログ録音の後期完成型の充実した音質です。このアナログLP盤での復刻のために、新たなる新リマスターなどもテスト的に行われ、どの音源が最良の音質が再現されるか試され、2002年にCD化した時の音源が、ぬくもり感、輝かしさがアナログ盤にしたときに保たれるため、その音源が選択され復刻の運びとなっております。シベリウスが好んだヴァイオリン作品3曲も収録。
(ワーナーミュージック・ジャパン)

【曲目】
シベリウス:
《SideA》
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47 ~ 第1&2楽章

《SideB》
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47 ~ 第3楽章
2つのセレナード Op.69
ユーモレスク第5番 変ホ長調 Op.89-3

【演奏】
イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)
ボーンマス交響楽団

【録音】
1975年7月7-8日
Guildhall, Southampton

イダ・ヘンデルのLPレコードのおすすめ

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲(3枚組)

1995年9月&11月、ロンドン、アビーロード第1スタジオでのアナログ録音(3M 996ハイレヴェル・テープを使用)。デジタル録音全盛の1996年に、アナログ録音、アナログ・マスタリング、アナログLPで発売されたイダ・ヘンデルの記念碑的な無伴奏全曲録音。幼い頃にカール・フレッシュとジョルジュ・エネスコに学び、合理的で流暢なテクニックと作品の深い精神に迫る音楽性を身に着けた彼女の総決算と言うべき名演です。筆者は実演で彼女が弾くシャコンヌを聴きましたが、バッハの作品の雄大な構築性を打ち出しながら、次第に高揚して精神の高みを表現し、再び無へと消えてゆく…最後の音で弓を離したあとも弦を激しく震わせて、消えゆく「うねり」を表現した彼女の姿を忘れることができません。まさにこのような空気感までも、このLPは再現してくれます。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

エルガー:ヴァイオリン協奏曲ロ短調 Op.61
ボールト指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

1977年の録音で、作曲家エルガー(1857~1934)と直接の親交のあったボールト(1889~1983)による最後のエルガー録音にあたります。ボールトによる雰囲気豊かで悠揚迫らぬ演奏を聴くだけでも価値のある1枚。また、この曲を3度も録音しているイダ・ヘンデルのヴァイオリンが、ボールトの遅めのテンポの中で、緊張感に満ち、かつ味わい深い演奏を示しているのが聴き物です。疑いなく、この作品の録音中ベストを争う名盤ですが、なぜか日本ではLP時代も含めて一度も発売されたことが無いのは残念としか言いようがありません。英テスタメントによるCD発売(SBT1146)で、ようやく日本の愛好家にも知られるようになりましたが、今回、オリジナルLPをそのまま復刻する形でのLPレコード(ASD3598)が発売されるのはLPファンにとって朗報です!
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
チェリビダッケ指揮ロンドン交響楽団

1953年3月、ロンドン、アビーロード・スタジオでのセッション録音。1980年録音の自作《秘密の小箱》を除けば、チェリビダッケの最後となった商業録音です。イダ・ヘンデルによると、チェリビダッケは、この録音でのギャラの安さや、LPレコード・ジャケット(CLP1032:廃盤)での名前の表示の小ささに腹を立てて、二度とレコードを作るまいと心に誓ったそうです。しかし、ロンドン交響楽団との演奏自体は極めて素晴らしく、第1楽章など、オケの前奏部分でのあり得ないほどのポリフォニー感覚だけで、驚かされてしまいます。音楽的にチェリビダッケの影響下にあったイダ・ヘンデルは、豊かで落ち着いたトーンを用いて、天性ともいえる魅惑的な節回しにより、ブラームスの音楽の心のひだに迫る演奏を行っており、充実しきったオーケストラともども聴きごたえ十分の名演を成し遂げています。オリジナルLPはイダ・ヘンデルの写真のみが掲載されていましたが、当LPではチェリビダッケとの2ショット写真が用いられています。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

『イダ・ヘンデル/クラシカル・リサイタル』
ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)

1976年3月30日、4月2&8日、アビイロード・スタジオでのステレオ・アナログ録音。イタリア古典の作曲家たちが作曲したヴァイオリン曲を後のロマン派の名ヴァイオリニストたちが編曲したものを集めた『クラシカル・リサイタル』。イギリスでは1977年7月に英EMI ASD3352としてLPレコードで初登場したもので、日本でも東芝EMIよりLPで発売されました(Angel EAC80389【廃盤】)。日本盤はジャケットデザインを全く変えて発売され、かつ英テスタメントが2002年に世界初CD化した際も彼女のモノクロ写真にデザインが変更されたため、オリジナル・ジャケットは約40年振りの復活となります。曲目はプロにとっても学習者にとってもヴァイオリンの定番曲だけに、名伯楽カール・フレッシュ門下の彼女の演奏は技術的にも内容的にも高度に模範的であり、かつ「高みをめざし美をねらう」彼女の芸術的気品の高さも味わえる素晴らしい名演となっています。英EMIアビイロード・スタジオでのステレオ・アナログ録音も、こうした作品と演奏の特質をあますところなく伝えてくれます。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

『ブラヴィッシマ~イダ・ヘンデル・フェイヴァリット・ヴァイオリン・アンコール集』
ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)

1978年9月18~19、26日、アビイロード・スタジオでのステレオ・アナログ録音。イダ・ヘンデルお得意のアンコール・ピースを集めています。イギリスでは1980年5月に英EMI ASD3785としてLPレコードで初登場しました。ところが当時、このレコードの日本盤は発売されなかったため、日本の愛好家にとって長く「幻の名盤」の時期が続きました。彼女のコレクターは廃盤となったイギリス盤LPレコードを探すより、この名盤を聴くすべが無かった訳です。英テスタメントによる2002年の世界初CD化により、ようやく普通に聴けるようになりました。ただ、ジャケット・デザインは彼女のモノクロ写真に変更されたため、オリジナル・ジャケットは37年振りの復活となります。彼女のリサイタルへ行くと、英語でかるく冗談を言ったあとアンコールを2~3曲必ず弾いてくれるのですが、その上手さと楽しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。その爽快感と愉悦感がこの1枚には満ちあふれています。英EMIアビイロード・スタジオでの録音も飛び切りの美しさです!
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)