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Laura Mvula(ローラ・マヴーラ)|約5年振りとなる通算3作目のスタジオ・アルバム『Pink Noise』

Laura Mvula(ローラ・マヴーラ)『Pink Noise』

2010年代のUKシーンが生み出した最もエキサイティングな才能の一人、ローラ・マヴーラ。2013年のアルバム・デビュー以来、アイヴォー・ノヴェロのベスト・アルバム賞をはじめMOBO賞で2部門を受賞し、マーキュリー賞やBRITアウォーズ、BBC サウンド・ボールへのノミネートされるなど英国の由緒ある音楽賞で高く評価されている、UK出身のシンガー・ソングライター、マルチ・インストゥルメンタリスト、プロデューサー兼アレンジャーである。

その彼女が実に久しぶりとなるニュー・アルバムをリリースする。2016年発表のセカンド・アルバム『THE DREAMING ROOM』以来、約5年ぶりとなるスタジオ・アルバム『PINK NOISE』は、これまでのクラシカルなストリングスをフィーチャーした壮大なサウンドとはまた違った新たな一面が姿を覗かせた作品だ。

「これこそが、ずっと作りたかったアルバムだった。どこも黄昏た80年代の温かなトーンに照らされているの。私は1986年生まれで、大きな肩パットを付けて生まれてきたの。この世に生を受けた瞬間から、80年代の美的ダイナミズムを浴びてきた。成功したアーティストにとって、アイデンティティとの葛藤はある種通過儀礼のようなものだと思う。『PINK NOISE』の制作過程は感情と感情の最も激しいレスリングって感じだった。3年も待って、待って、闘って、死にそうになって、虚無を味わい、そこからやっとサウンドが爆発する。まるでずっとここにあったかのように、この作品は、私にとって最も率直で弁解の余地もない、自由の旗をはためかせたもの。大人になってから、自分のクリエイティヴな表現にダンスがどれだけ重要だったか忘れていた。それを自分のために取り戻した、もう一度ダンスに喜びを見出せるように。それが今ではダンスをやめられないの。早くみんなの前でこのアルバムをライヴ演奏したいわ」アルバムについてローラはそう語る。

自身の率直な想いを描いた告白調の歌詞と一度聴いたら忘れられないシンセ・ポップが溢れた『PINK NOISE』は、新たな面を見せながらも、どこまでもローラ・マヴーラらしいアルバムだ。ネオ・ソウル・ミーツ・アート・ポップといった風情の「Remedy」から、ファンクにインディー・エレクトロ・ポップを融合させたダークな「Conditional」、さらにはパワフルなエレクトロ・ポップ・ナンバーの「Magical」や「Before The Dawn」まで本作には、彼女の無限大のアーティスティックな手練が余すところなく発揮されている。また先行シングスとしてリリースされた、自分自身の深いところを見つめた「Church Girl」やThe Independent紙が“大胆で高揚感あふれる”と評した「Safe Passage」など、全10曲がアルバムに収録されている。

デヴィッド・バーンとツアーを行い、ナイル・ロジャースと共演、スナーキー・パピーやジェイミー・カラムの作品にも参加してきた才気煥発なローラ。2枚のアルバムをリリースした後、“もういうことは無い”と考え、一時は“ポップをやるには年を取りすぎた”とか“ブレイクするには時代遅れかも知れない”と思ったこともあったという。安心できる場所、好きな音楽を聴いてフルに充電した彼女が見せる新たな1ページ。ポップなシンセ・ポップ・サウンドが溢れるハッピーなアルバム『PINK NOISE』――自分を解放した音楽で皆も自由を感じてほしいと願うローラの想いがここにある。

輸入盤CD


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【収録曲】
01. Safe Passage
02. Conditional
03. Church Girl
04. Remedy
05. Magical
06. Pink Noise
07. Golden Ashes
08. What Matters
09. Got Me
10. Before The Dawn

Laura Mvula(ローラ・マヴーラ)『Pink Noise』

タグ : ソウル/R&B SSW シンガーソングライター

掲載: 2021年07月27日 18:19