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ポガ&ラトヴィア国立響によるヴァスクス管弦楽作品集!アルブレヒト・マイヤーをソリストに迎えた“オーボエ協奏曲”は世界初録音!

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年08月11日 00:00


[Ondine Records 公式チャンネルより]

アルブレヒト・マイヤーをソリストに迎えたペトリス・ヴァスクスの美しいオーボエ協奏曲

現代ラトヴィアを代表する作曲家の一人、ペトリス・ヴァスクス。初期の作品こそ前衛の最先端を行っていたものの、20世紀の終わり頃にはラトヴィア民謡の素材を効果的に用いた平明な作風へと移行。その頃から注目が高まり、21世紀になると世界中で演奏されるようになりました。

このアルバムに収録されている3つの作品の中で、とりわけ注目度が高いのは名手アルブレヒト・マイヤーがソロを務める「オーボエ協奏曲」でしょう。
この曲は、ラトヴィアが「第一共和国」(1940年にソビエト連邦に占領、併合されて一旦消滅)として第一次世界大戦後の1918年に独立を宣言してから100年を経た記念として作曲されたもの。
「朝の牧歌」と題された第1楽章は、朝霧を思わせるオーケストラの淡い響きから立ち上がる凛としたオーボエの旋律が印象的。音楽は少しずつ力強さを増し終盤で輝かしい盛り上がりを見せます。
続く第2楽章、スケルツォは少し哀愁を帯びた民謡風の舞曲に変化。中間部には技巧的なカデンツァが置かれ、最後に圧倒的なオーケストラの盛り上がりを見せます。
そして「夕べの牧歌」と題された第3楽章では、朝とは違う喧騒を残した風景の中をオーボエの旋律が漂います。曲の終わりでは鳥の声を模すオーボエとパーカッションが絶妙な絡みを見せ、希望を感じさせつつ全曲を閉じます。ヴァスクスの祖国と平和への思いが凝縮した聴きごたえのあるこの協奏曲は、こちらが世界初録音となります。

1980年代の2作品「メッセージ」と「ラウダ」は、どちらもラトヴィアがソ連から再度の独立を試みている頃に書かれており、怒りや不安、絶望などの感情も垣間見えるとともに、祈りや希望も描かれています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ペトリス・ヴァスクス(1946-):
オーボエ協奏曲(2018)…世界初録音
1. I. Morning pastorale 朝の牧歌
2. II. Scherzando スケルツァンド
3. III. Evening pastorale 夕べの牧歌

4. Vēstījums メッセージ(1982)

5. Lauda ラウダ(1985)

【演奏】
アルブレヒト・マイヤー(オーボエ)…1-3
アンドリス・ポガ(指揮)
ラトヴィア国立交響楽団

【録音】
2020年7月16-17日…4、5
2020年7月20-21日…1-3
Great Guild Hall, Riga(ラトヴィア)

アルブレヒト・マイヤー