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Naxos~2022年1月第1回発売新譜情報(7タイトル)


[ヘンツェ:夜想曲とアリア/Naxos Music 公式チャンネルより]

今回はオルソップ&ウィーン放送響、ユリアーネ・バンゼ、ナレク・アフナジャリャンによるヘンツェ:夜想曲とアリアに、チョルリョーニスのピアノ曲をハープのためのアレンジしたアルバム、トランペット奏者ファビオ・ブルムに捧げられた作品を収録したアルバム、MARCOPOLOレーベルからの移行盤『ブリティッシュ・ライト・ミュージック第4集 エリック・コーツ』など、、世界初録音も含むCD7タイトルがリリースされます。

ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-2012):夜想曲とアリア
マリン・オルソップ(指揮)ウィーン放送交響楽団、ユリアーネ・バンゼ(ソプラノ)、ナレク・アフナジャリャン(チェロ)

ドイツの作曲家ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ。12歳から作曲をはじめ、1947年に発表した「交響曲第1番」が高く評価されたことで、シュトックハウゼンと並ぶ才能ある若手作曲家の一人とみなされました。しかし十ニ音技法の使用に違和感を覚え、少しずつ脱却を試み、無調でありながらも古典的なメロディやリズムを用いた作品を書き始めます。このアルバムではウィーン放送交響楽団とオルソップがこの時代のヘンツェ作品を緻密な演奏で聴かせます。アルバムに収録された「夜想曲とアリア」はヘンツェがドイツを離れ、イタリアに住み始めた頃に書かれた作品で、ダルムシュタットでの前衛的な作風を手放し、後期ロマン派風の和声と旋律を用いて作られています。独唱を担当するユリアーネ・バンゼは現代作品も得意とするソプラノ。深い響きを持つ声質が作品を引き立てています。フランシス・デ・ゴヤの同名作品からインスパイアされた1963年の「ロス・カプリチョス」は"オーケストラのための幻想曲"と呼ばれており、9つの小品にはそれぞれタイトルが付されています。どの曲もパーカッションが活躍し、印象的な旋律で満たされています。
「イギリスの愛の歌」は当初、7曲で構成されていましたが、後にヘンツェが第5曲を削除、現在の形になりました。歌と言っても主役は独奏チェロ。ここで演奏しているナレク・アフナジャリャンは2011年の第14回国際チャイコフスキー・コンクールの優勝者。変幻自在な演奏を聴かせます。
(ナクソス・ジャパン)

世界初録音
ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニス(1875-1911):ハープの弦にのせて
ヨアナ・ダウニーテ(ハープ)

19世紀から20世紀にかけてリトアニアで活躍したチュルリョーニス。生前から作曲家としてよりも画家として知られており、ストラヴィンスキーも彼の絵を所持していたことがあるほどでした。作曲家としてはシューマンやショパンなど、ロマン派の伝統を継承した、自身の絵画を彷彿させる幻想的な作品を多く遺し、また晩年には調性を持たない作品までもいくつか手掛けています。このアルバムには、彼のピアノ曲をヨアナ・ダウニーテがハープ独奏用に編曲した作品を収録。民謡を思わせる素朴な旋律が、ハープの響きをまとうことで一層ロマンティックな風情を帯びています。チュルリョーニス作品の新たな魅力を伝える1枚。
<ヨアナ・ダウニーテ>
リトアニア出身のハープ奏者。ジュネーヴ音楽アカデミーとアムステルダム音楽院で学び、多くの国際コンクールで入賞を果たしソリストとして活躍するとともに、ハープの可能性を模索、ヒナステラのハープ協奏曲の演奏などが高く評価されました。現在はハープ音楽とリトアニア音楽の普及に尽力しています。
(ナクソス・ジャパン)

世界初録音
9種類のトランペットとピアノ - ファビオ・ブルムのために書かれたトランペット音楽
ファビオ・ブルム(トランペット、コルネット、フリューゲルホルン、他)、サンティアゴ・バエス(ピアノ)

このアルバムは名手ファビオ・ブルムに捧げられた作品を収録した1枚。ブルムは様々なトランペットと、近い種類の楽器を駆使し(時にはホルンまで)エキサイティングな演奏を繰り広げます。
ここに並んだ作曲家たちは、ほとんどが南米在住。それぞれの作品は個性豊かで、ジャズや民謡の要素、ロマン派や新古典主義の作風を採り入れたものから、時にはミニマリズムの様式を感じさせるものまで多種多様な曲想を聴かせます。どの曲もブルムの高い技術と音楽性が発揮できるように書かれており、彼の目の覚めるようなテクニックと伸びやかな音色を堪能できます。楽器ごとの響きの違いも面白く、全ての管楽器好きの方にオススメしたい1枚です。
<ファビオ・ブルム>
ブラジルのリオデジャネイロ出身。5か国で生活した経験を持ち、30か国以上でソリスト、オーケストラ・メンバー、教師として活動しています。新作の紹介に熱心で南米居住の作曲家たちに作品を委嘱、デビュー・アルバム「EGREGORE +」(8.574204)でもプロジェクトのために開発されたコルネットを中心に多彩な楽器を操り、楽器の可能性を追求しています。
(ナクソス・ジャパン)

MARCOPOLO 8.223521のレーベル移行盤
ブリティッシュ・ライト・ミュージック第4集 エリック・コーツ
アンドルー・ペニー(指揮)スロヴァキア放送交響楽団

洗練された美しいメロディを創り上げる達人エリック・コーツ。20世紀前半の英国ライト・ミュージックの分野で指揮者、編曲家として大活躍しました。ヴィオラ奏者としてトーマス・ビーチャムとヘンリー・ウッドの下で演奏した経験を生かし、オーケストラから芳醇な響きを紡ぎ出すとともに、ジャズの要素も採り入れた彼の作品は誰からも愛される耳当たりのよいものです。このアルバムには彼の代表作「By the Sleepy Lagoon 静かな潟」や、郷愁を感じさせる組曲『春』、エキゾチックな雰囲気を湛えた組曲『四方』など美しくも多彩な作品が収録されています。
また「サクソ - ラプソディ」の冒頭の甘い旋律と主部の伸びやかで弾むような旋律も印象的。コーツ作品の魅力を存分に味わえる1枚です。
(ナクソス・ジャパン)

世界初録音
ムツィオ・クレメンティ(1725-1832):ピアノ作品集
ロドルフォ・レオーネ(ピアノ)

現代では初心者が手掛ける易しいソナチネやピアノ練習曲『グラドゥス・アド・パルナッスム』の作曲家として知られるムツィオ・クレメンティ。実は100曲ほどのピアノ・ソナタをはじめ、4つの交響曲など数多くの作品を残しています。とりわけピアノ・ソナタは作曲当時、ベートーヴェンが「モーツァルト作品よりもピアニスティックで素晴らしい」と褒めたほど。このアルバムに収録された曲はいずれも世界初録音であり、クレメンティの創意と探求心が発揮されたものばかりで、冒頭のトッカータから超絶技巧が惜しみなく用いられています。またカプリッチョはクレメンティの創作時期のほぼ25年にわたって作曲され、特に1821年に出版された2作品はベートーヴェンを思わせる見事なもので、彼の作風の深化を辿ることができます。
ピアノのロドルフォ・レオーネはイタリア出身のピアニスト。2017年に開催された第15回「ウィーン国際ベートーヴェンピアノコンクール」で優勝を飾り、「真の音の哲学者」と評される若き俊英です。
(ナクソス・ジャパン)

『スペクタクルなソプラノ』

イタリア語で「上」を指す"sopra"という言葉が元になったソプラノ。女声の一番高い声域を指し(この音域を出せる男性も存在します)、《魔笛》の「夜の女王」のような技巧的で軽やかなコロラトゥーラ、プッチーニの多くのヒロインのようにしっとりとした表現を得意とするリリコ・スピント、重厚で劇的な表現を得意とするドラマティコなど、さまざまなタイプに分類されます。このアルバムではソプラノが歌う代表的なレパートリーを紹介しており、さまざまな歌唱を楽しむことができます。
(ナクソス・ジャパン)

『スリリングなテノール』

テノールが本格的に歌劇の主役となったのはそれまで舞台を席捲していたカストラートが姿を消した19世紀のベルカント以降のことです。バリトンが演じる悪役に対しての英雄的役回りや、ソプラノが演じるヒロインとの恋愛など、その美しく良く伸びる声は舞台を華やかに盛り上げます。このアルバムにはテノールの代表的な役を収録。ドニゼッティの《連隊の娘》のハイCなど、聴き手の耳を魅了します。誰もが知っている「誰も寝てはならぬ」も収録しました。
(ナクソス・ジャパン)

2021年12月第1回発売タイトルはこちら>>>

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年12月08日 00:00