Mary J. Blige(メアリー・J.ブライジ)|〈クイーン・オブ・ヒップ・ホップ・ソウル〉の5年振りの新作アルバム『Good Morning Gorgeous』
90年代以降のR&Bシーンで圧倒的な存在感を放ち続ける〈クイーン・オブ・ヒップ・ホップ・ソウル〉メアリー・J.ブライジ。8枚のマルチ・プラチナム・アルバム、グラミー受賞といった輝かしい功績だけでなく、その歌、そのサウンド、そのアティテュード、そして生き様――存在全体がファンからアーティストからリスペクトを集め、シーンにも大きな影響を与えているアーティストだ。
そのメアリー・J.ブライジが約5年振りとなるニュー・アルバムをリリースすることを発表した。Fetty Wapらを擁する新進気鋭のレーベル300 Entertainmentからの第1弾リリースとなる待望のアルバムのタイトルは『Good Morning Gorgeous』。彼女にとって通算14作目となるスタジオ・アルバムである。
アルバムからは先行シングルとして、2021年末に「Good Morning Gorgeous」、そして「Amazing」の2曲のシングルがリリースされている。アルバムのタイトル・トラックでもある、ソウルフルでゴージャスなスロー・ナンバー「Good Morning Gorgeous」はH.E.R.、D‘Mile、Lucky Dyeとの共作曲。H.E.R.はプロダクションとギター、そしてバック・ヴォーカルでも参加している。自分自身が実際に感じてきた自己嫌悪や葛藤、自信喪失を乗り越え、以前嫌っていた自分を受け入れることが出来る自分を構築していこうと歌うこの曲は、これまで自身の曲を通して数多くの女性をエンパワーメントしてきた彼女らしい1曲だ。
一方の「Amazing」は自身に満ちたヒップホップ/ダンス・アンセム。こちらはDJ Khaledがソングライティング、そしてAzzouzとStreetrunnerと共にプロダクションにも参加。さらにフィーチャリング・アーティストとしてトラックとミュージック・ビデオにも登場している。
アルバムのこの他の詳細は、まだ明らかにされていないが、アルバムについてメアリー本人は「制作するのが本当に楽しかった」と語っている。 「最初にリリースされた2曲のシングルを通してファンにアルバムがどんなものになるかを知らせることができるのが楽しみなの。アルバムの制作過程を一緒に歩んできてくれたすべてのコラボレーターやパートナーたちに感謝しているし、この新たな作品を楽しんでくれるであろうファンにはもっと感謝しているわ」
2021年は大ヒット映画『リスペクト』にダイナ・ワシントン役で出演。そしてアルバムの発売直後となるアメリカ現地時間の2022年2月13日には、第56回スーパーボウルのハーフタイムショーにドクター・ドレ、エミネム、ケンドリック・ラマー、スヌープ・ドッグらとともに出演することが発表されているメアリー・J.ブライジ。こちらも大きな話題になることは間違いないだろう。間違いなく2022年R&B/HIPHOPシーンで最も話題となるアルバムになるであろう『Good Morning Gorgeous』。クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウルの伝説にまた新たな一頁が加わった。
【収録予定曲】 Good Morning Gorgeous Amazing (feat. DJ Khaled) 他
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掲載: 2022年01月24日 13:35