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グナール・レツボール&アルス・アンティクヮ・アウストリア!ヴァイオリンの革命児シュメルツァーのヴァイオリン・ソナタ集

グナール・レツボール

眼の醒めるようなレツボールの名演!ヴァイオリンの革命児シュメルツァーのソナタ集

ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1623-1680)は革新的なヴァイオリン音楽の創始者として、オーストリア、そしてヨーロッパ音楽界に多大な影響を与えた作曲家です。ウィーンで宮廷楽長に上り詰め、ヴァイオリンの他、コルネットも演奏しました。ヴァイオリン演奏においては新しいタイプの弓の奏法を発明し、指板を押さえる左手は当時最も高い位置にまで上っていきました。

1664年にニュルンベルクで出版された「Sonatae unarum fidium」(1つのヴァイオリンのためのソナタ)はシュメルツァーの名声を確固たるものとした曲集です。ヴァイオリンと通奏低音のために書かれた6つのソナタから、それまでのヴァイオリンの常識を打ち破る、限界を超えた音楽が展開されます。なかでも大胆な和声と深く胸を締め付けるような表現力が特徴的。レツボールは感覚を研ぎ澄まし、巧みな技術を駆使して、舞台作品かの如く幅広い表情を持つこの音楽を華麗に具現化しています。
(キングインターナショナル)

【曲目】
シュメルツァー:ヴァイオリン・ソナタ集
Sonatae unarum fidium Sonata I
Sonatae unarum fidium Sonata II
Baletto di Ninfe
Sonatae unarum fidium Sonata III
Baletto di Trittone
Sonatae unarum fidium Sonata IV
Ciaccona in A major
Sonatae unarum fidium Sonata V
Sonatae unarum fidium Sonata VI

【演奏】
グナール・レツボール(ヴァイオリン)
アルス・アンティクヮ・アウストリア

【録音】
2020年12月13-16日、聖フローリアン修道院

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年02月04日 00:00