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ブーレーズ初期作品と初期録音をまとめた4枚組『ピエール・ブーレーズ:作曲家、指揮者、エニグマ』

ブーレーズ

ブーレーズの作曲と指揮における初期作品を集めた4枚組BOX

ピエール・ブーレーズの初期の複雑で斬新、そして獰猛なまでに妥協のない作品群を集めた4枚組のボックスセットです。ピアノ・ソナタ第2番のような大胆不敵な作品や、『ル・マルトー・サン・メートル(主なき槌)』、『プリ・スロン・プリ』のような超モダンなエキゾチシズムも聴くことができます。これらの息を呑むような野心的な作品に加え、ブーレーズが50年代半ばにパリに設立したドメーヌ・ミュジカルという協会で、ウェーベルン、メシアン、シュトックハウゼンなどのモダニズム作品やドビュッシー、バルトークなどの音楽の進化に重要な役割を果たした作品のためのプラットフォームを提供し、指揮者として録音した最初の音源が収録されています。

指揮者としてのブーレーズは、ニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督、そしてBBC交響楽団の首席指揮者として、新しい音楽の熱狂的な支持者であったウィリアム・グロック(1908~2000)に迎えられ、飛ぶ鳥を落とす勢いでした。

「ブーレーズの耳は素晴らしい。まるでオーケストラのメンバー全員と100本の糸で結ばれているようだった」。
「ザ・マザーズ・オブ・インヴェンションのフランク・ザッパがブーレーズのアルバムを買ったのは、中学1年生のときだった。『フリーク・アウト!』(1966)のジャケットには彼が影響を受けた人物として記載されている。『これらの人々は、我々の音楽をありのままにするために、多くの方法で多大な貢献をしてくれた。どうか彼らを恨まないでください』」。
(メーカーインフォより翻訳/タワーレコード)

【曲目】
[DISC.1]
ブーレーズ:フルートとピアノのソナチネ(1946)(1949)
デイヴィッド・チューダー(p)(ガッゼローニ(fl)
ブーレーズ:ピアノ・ソナタ第2番(1948)
イヴォンヌ・ロリオ(p)
ブーレーズ:ポリフオニー X(1950-51)
ハンス・ロスバウド(指揮)南西ドイツ放送交響楽団
ブーレーズ:ポリフオニー X(part 1)(1950-51)
ブルーノ・マデルナ(指揮)RAI交響楽団
ブーレーズ:Deux etudes de musique concrete For Magnetic Tape(1951-52)

[DISC.2]
ブーレーズ:婚礼の顔、水の太陽(1948)(1950)(1958)(1965)
ルネ・シャールの詩による
デゾミエール(指揮)フランス国立放送管弦楽団
ブーレーズ:ストリュクチュール(構造) (1952-52)
コンタルスキー兄弟
ブーレーズ:ル・マルトー・サン・メートル(1953-55)(1957)
ブーレーズ(指揮)
ブーレーズ:サンフォニー・メカニック(La symphonie mecanique) 1955 具体音楽
ブーレーズ(指揮)ハンス・ロスバウド(指揮)
南西ドイツ放送交響楽団

[DISC.3]
ブーレーズ:プリ・スロン・プリ(1957-58)(1959-62)(1983)(1989)
ブーレーズ(指揮)RAI国立交響楽団
ブーレーズ:3 Tombeau a la moire du prince Max Egon zu furstenberg(1959)
ブーレーズ(指揮)パリ・ドメーヌ・ムジカル
ブーレーズ:2台のピアノのためのストルクチュール第2巻(1961)
イヴォンヌ・ロリオ(p) ブーレーズp)
シュトックハウゼン:コントラ-プンクテOp.1
ブーレーズ(指揮)ドメーヌ・ムジカーレ
ウエーベルン:交響曲op.21
ブーレーズ(指揮)ドメーヌ・ムジカーレ

[DISC.4]
ストラヴィンスキー:コンチェルティーノ(1952)
ブーレーズ(指揮)
ストラヴィンスキー:管楽器のための交響曲(1920)(1947)
ブーレーズ(指揮)
ヴァレーズ:アンテグラル(1923-25)
ブーレーズ(指揮)ドメーヌ・ムジカーレ
ベリオ:4つのセレナータ
ガッゼローニ(fl) ブーレーズ(指揮)
ノーノ:Incontri
ブーレーズ(指揮)ドメーヌ・ムジカーレ
シュトックハウゼン:6 Zeitmasse(1956)
ブーレーズ(指揮)
シェーンベルク:組曲 Op. 29(1926)
ブーレーズ(指揮)

【演奏】
ピエール・ブーレーズ(作曲)(指揮)(ピアノ)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2022年02月21日 00:00