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日本におけるドホナーニ研究の第一人者である鈴木啓資による『ドホナーニの世界 Vol.1 ―ハンガリー牧歌―』(SACDハイブリッド)

鈴木啓資

知られざるドホナーニの世界

バルトーク、コダーイと共に19世紀ハンガリーを生きた作曲家ドホナーニ。同年代シェーンベルクらによって確立された前衛的な音楽表現とは裏腹に、生涯ロマン派音楽を貫いた彼の作品は、近年世界的に再評価が進んでいます。

当盤は、ハンガリーの民謡を引用した《ハンガリー牧歌》を中心に、素朴で親しみやすい小品から、華麗なピアニズムを用いて編曲されたJ.シュトラウス2世によるウィンナ・ワルツ《親しき仲》、《宝のワルツ》といった様々なスタイルにフォーカスした楽曲を収録。

ピアニスト・指揮者として活動する傍ら、ドホナーニの普及を目指した「ドホナーニ・プロジェクト」を立ち上げ、日本におけるドホナーニ研究の第一人者である鈴木啓資による確かな演奏。

ブックレットには著名な研究者による貴重な照察文も掲載し、資料的価値も高い注目の1枚となりました。知られざるドホナーニの世界をぜひお楽しみください。
(オクタヴィア・レコード)

【曲目】
ドホナーニ:
パストラーレ 〈ハンガリーのクリスマスの歌〉 (1920)
ガヴォットとミュゼット (1898)
アルブムブラット 〈アルバムの綴り〉 (1899)
マズルカ ハ長調 (1888)
マズルカ 変ロ長調 (1889)
ハンガリー牧歌 作品32a (1923-24)

ヨハン・シュトラウス2世/ドホナーニ編:
喜歌劇《ジプシー男爵》より「宝のワルツ」 (1928)
喜歌劇《こうもり》より「親しき仲」 (1928)

【演奏】
鈴木啓資(ピアノ)

【録音】
2022年3月28-30日、6月27-28日 静岡、浜松市天竜壬生ホールにて収録

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2022年07月08日 00:00