イギリスの古楽団体「ノックスワード」によるデビュー・アルバム!ウッチェリーニ:ヴァイオリン・ソナタ集 Op.3~5より
[First Hand Records 公式チャンネルより]
イギリスの若き古楽団体
「ノックスワード」によるデビュー盤
ヴァイオリン音楽の祖ウッチェリーニを
魅力たっぷりに奏でる!
イギリスの若手ヴァイオリニスト、コナー・グリスマニスと、彼が2018 年に結成した古楽アンサンブル、ノックスワードによるデビュー盤。
イタリア初期バロックの作曲家、ウッチェリーニのヴァイオリン・ソナタを収録しています。
ウッチェリーニはヴァイオリン奏法の発展に大きく寄与した作曲家で、広い跳躍やハイ・ポジションの駆使、疾走感あふれる走句など現代まで通じるヴァイオリン語法がたっぷり。またその音楽様式は「スティルス・ファンタスティクス」と呼ばれる、自由な霊感に従って書かれた当時におけるまったく新しい音楽。感情の変化や節回しに予想のつかない展開があり、とてもキャッチーな旋律ながら、その大胆な即興性で驚かせてくれます。魅力的な掛合いが続く2 つのヴァイオリンのためのソナタも耳に楽しい作品。バロック時代に花開いていく器楽の大繁栄をまざままざと感じるアルバムです。
この録音でグリスマニスは「完全に演奏可能な世界最古のヴァイオリン」といわれる、1572 年製のアンドレア・アマティを演奏。450 年前、ウッチェリーニ以前の時代に作られた貴重な楽器です。
(キングインターナショナル)
【曲目】
マルコ・ウッチェリーニ(c.1640-1680):ヴァイオリン・ソナタ集 Op.3~5より
カンツォーネによるソナタ集 Op.5より
第1番 ヴァイオリン・ソナタ ニ長調『ラ・ムジカ』
ソナタ、コレンテとアリア集 Op.4より
第1番 ヴァイオリン・ソナタ イ長調『凱旋』
第2番 ヴァイオリン・ソナタ ト短調『幸せなルチミーニア』
第3番 ヴァイオリン・ソナタ ホ長調『既婚の猶太人』
第4番 ヴァイオリン・ソナタ ハ短調『有徳の紫陽花』
ソナタ、アリアとコレンテ集 Op.3より
第4番 2つのヴァイオリンのためのソナタ ト長調『変容』*
ソナタ、コレンテとアリア集 Op.4より
第5番 ヴァイオリン・ソナタ ハ短調『輝くラウラ』
第12番 ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ソナタ、アリアとコレンテ集 Op.3より
第1番 ヴァイオリン・ソナタ イ短調『ラ・ポッジャ』
ソナタ、コレンテとアリア集 Op.4より
第18番 2つのヴァイオリンのためのソナタ イ長調 +
カンツォーネによるソナタ集 Op.5より
第5番 ヴァイオリン・ソナタ イ短調『嘘』
ソナタ、アリアとコレンテ集 Op.3より
第5番『 ラ・ベルガマスカ』によるアリア
【演奏】
ノックスワード・アンサンブル
コナー・グリスマニス(指揮、ヴァイオリン Andrea Amati in 1572)
クレア・エドワーズ(ヴァイオリン)+
ヨナタン・ボウト(ギター、テオルボ)
ミリアム・ノール(チェロ、指揮)
ジョシー・ジョビンズ(ヴィオローネ)
ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン)*
ティモシー・ロバーツ(チェンバロ、オルガン)
【録音】
2021年8月、ロンドン
24bit, 96kHz
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年09月13日 00:00