ボヤン・チチッチがJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ&ソナタ(全曲)を録音!(2枚組)
クロアチアの異才ボヤン・チチッチがついにバッハの無伴奏ソナタ&パルティータを録音!雪に覆われたスコットランドの田舎の教会で録音されたバッハ。ライナーノーツはチチッチ本人とマハン・エスファハニが執筆(国内仕様盤は日本語訳付き)!
2000年に創設され、2014年にグラモフォン賞の「レーベル・オブ・ジ・イヤー」を受賞したスコットランド有数のクラシック・レーベルDelphian(デルフィアン)が、記念すべき300番目のカタログ番号を割り振ったのは、クロアチアの名バロック・ヴァイオリニスト、ボヤン・チチッチのバッハ!
ブレコン・バロックやフロリレジウム、アルカンジェロ、エンシェント室内管弦楽団、EUバロック管弦楽団のコンサートマスターや中心メンバーとして活躍してきた古楽界のライジング・スターであり、新世代のバロック・ヴァイオリニストの旗手の1人、ボヤン・チチッチ。これまで様々な知られざるバロック作品を録音してきたチチッチですが、ギタリストのショーン・シベがスコットランドの15世紀の教会で録音したバッハ(PDCD34233)を聴き、最初のロックダウン中にバッハの「パルティータ&ソナタ」という偉大な作品のレコーディングを決断。パンデミックも収まらない2021年の冬~春にかけて、雪に覆われたスコットランドへ赴き、バッハの厳かなフーガと輝くようなパルティータを探求しました。このアルバムは、この録音計画が始動した数ヵ月後に亡くなったザグレブ出身のヴァイオリン教授Damir Kukuljに捧げられており、ブックレットには秀逸なバッハ録音も続ける奇才チェンバリスト、マハン・エスファハニが寄稿したエッセイが掲載されています。
(東京エムプラス)
[国内仕様盤は解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き]
解説:ボヤン・チチッチ、マハン・エスファハニ(日本語訳:TEXTRAVAUX)
【曲目】
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ&ソナタ集(全曲) BWV.1001-1006
[CD1]
パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
[CD2]
ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
【演奏】
ボヤン・チチッチ(バロック・ヴァイオリン/ジョヴァンニ・トノーニ1701)
【録音】
2021年2月7日-9日&4月29日-5月2日、クライトン・カレッジ教会(ミッドロージアン、スコットランド)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年06月07日 00:00