アムラン、福間洸太朗、ピサロなど参加!稀少ピアノ音楽祭『2022年フーズム城音楽祭』
ドイツ北部のかつてのデンマーク領、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン(スレースヴィ=ホルステン)の港町フーズムで1987年に創設され、毎年開催されている「フーズム城音楽祭」(稀少ピアノ音楽祭。2020年はCOVID-19の影響により中止)の、今年のライヴ録音が早くも登場!
35年もの歴史を誇り、これまでもスティーヴン・ハフ、シプリアン・カツァリス、スティーヴン・オズボーン、アレクセイ・リュビモフなどといった錚々たる顔ぶれが知られざるレア・レパートリーを繰り広げ、ピアノ・マニアから熱狂的な支持を得ているフーズム城音楽祭。
今回もまだまだ知られていない隠れた名曲の宝庫、ピアノ愛好家にとっては聴き逃がせません。
これまでにも度々参加しているピアノの超人マルク=アンドレ・アムランはアルカンの「我を愛せよ」に加えて、いま話題のHyperionの最新アルバム(CDA68391)にも収録されているボルコムの「優美な幽霊ラグ」を華麗に演奏。
さらに今やもっとも高い人気を誇る日本人ピアニストの一人、福間洸太朗が3年ぶりに参加。E.T.A.ホフマンのソナタとメンデルスゾーンの姉、ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルの知られざる作品を披露しており注目です。彼のプロデュースで定期的に開催され人気を博しているイベント「レア・ピアノミュージック」は、フーズム城音楽祭がきっかけで創設されたといいます。
(東京エムプラス)
『2022年フーズム城音楽祭』
【収録内容】
・シャルル=ヴァランタン・アルカン:歌曲ホ長調 Op.38-1
マリー=カトリーヌ・ジロ(ピアノ)
・シャルル=ヴァランタン・アルカン:歌曲イ短調 Op.70-2
クレア・ハモンド(ピアノ)
・シャルル=ヴァランタン・アルカン:歌曲嬰ヘ短調 Op.67-5
アルトゥール・ピサロ(ピアノ)
・シャルル=ヴァランタン・アルカン:我を愛せよ Op.15-1
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
・レイナルド・アーン:《思い惑う夜鶯》より「冬模様」
・デオダ・ド・セヴラック:《セルダーニャ ~ 5つの絵画的練習曲》 より第4曲「リヴィアのキリスト像の前のらば引きたち」
ビリー・エイディ(ピアノ)
・メル・ボニ:オフィーリア
・ジャンヌ・バルビリオン:夕暮れの海辺
マリー=カトリーヌ・ジロ(ピアノ)
・エルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマン:ピアノ・ソナタ第2番ヘ短調 AV27
・ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:序奏とカプリッチョ ロ短調
福間洸太朗(ピアノ)
・ウィリアム・オルウィン:真昼の霞
・ウィリアム・グラント・スティル:《鐘》より「妖精の丘」
クレア・ハモンド(ピアノ)
・ウィリアム・ボルコム:優美な幽霊ラグ
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
・アウフレッド・ナポレアン:《3つのロマンス Op.45》より「夢」
・フェデリコ・ロンガス:グラナダの夢
アルトゥール・ピサロ(ピアノ)
【録音】
2022年6月3日-5日、フーズム城(ドイツ)[ライヴ]
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年09月15日 00:00