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Jethro Tull(ジェスロ・タル)|英国プログレッシヴ・ロック界の重鎮による新作スタジオ・アルバム『RökFlöte』

Jethro Tull(ジェスロ・タル)

英国プログレッシヴ・ロック界の重鎮ジェスロ・タルの新作スタジオ・アルバム『RökFlöte』(ロック・フルーテ)。本作は彼らにとって23作目となるスタジオ・アルバムで、前作から僅か1年3ヵ月でのリリースとなる。約18年ぶりのアルバムとなった2022年1月リリースの前作『ザ・ゼロット・ジーン(The Zealot Gene)』に続き、イアン・アンダーソン率いるこのバンドが、12曲入りのアルバムを引っ提げてシーンに戻ってくる。内容は古代スカンジナビアの多神教信仰における主要神のキャラクターや役割に基づいていると同時に、ジェスロ・タルによって象徴的な存在になった「ロック・フルーテ」(ロック・フルート)の世界を探求している。アルバムのファースト・シングル「ギンヌンガガプ」のミュージック・ビデオは「ギンヌンガガプ(Ginnungagap)」の見事なアニメーション・ビデオ(コスティン・チオレアヌ[Costin Chioreanu]制作) に仕上がっている。この曲は神ユミル(Ymir)にインスピレーションを得ており、人間の原型である原始人の彼は、エーリヴァーガル(Élivágar)と呼ばれる氷で覆われた川から滴る毒液から生まれ、ギンヌンガガプという不毛の地に棲んでいたという。

イアン・アンダーソンは今回のアルバムついて、 「このアルバムのタイトルは決まるまでに2、3変わっているんだ。僕はロック・ミュージックにあるようなロック・フルート向けの、インストゥルメンタルが大部分のアルバムを作ろうというアイデアから始めた。アルバムの主題が見えてきた頃、僕は古代スカンジナビアの神話に出てくるラグナロク(Ragnarök)という概念に惹かれた。黙示録的な終末期、あるいは聖書でいうアルマゲドン(世界最終戦争)の彼らによる解釈のことだ。“最終決戦”のシナリオは、たとえばヒンズー教、キリスト教、イスラム教など、至るところに遍在している。“ラグナロク”は“神々の運命”と訳せて、“ロク(rök)”の部分が運命、道、方向性を意味するんだ。ゲルマン語の起源である古ノルド語に由来するウムラウト(oの上の点)がしっかりあるということで、フルート(flute)もスペルを合わせてフルーテ(Flöte)というスペルになっている。ここまで解るかな?理に適った効果的なウムラウトを使うという素晴らしい機会を逃す訳にはいかないんだ。 」と語る。

2022年1月にリリースされたジェスロ・タルの22作目のスタジオ・アルバム『ザ・ゼロット・ジーン』は各国で高評価を博した。全英アルバム・チャートでは最高位9位を記録。これは彼らにとって1972年以来の快挙である。ドイツで4位、スイスで3位、オーストリアで5位、フィンランドで8位に初登場したほか、全米アルバム・チャート、カレント・アルバム・チャート、ロック・アルバム・チャートのトップ10入りを果たしている。 30作以上のアルバムを生み出し、合計5,000万枚以上の売り上げを記録しているジェスロ・タルは、史上最も成功したロック・バンドのひとつであり、今の時代にも共鳴する名盤をカタログに揃えている。イアン・アンダーソン率いるタルは今も世界中をツアーし続け、あらゆる世代のオーディエンスを楽しませている。

Jethro Tull(ジェスロ・タル)

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■収録曲
1. Voluspo
2. Ginnungagap
3. Allfather
4. The Feathered Consort
5. Hammer on Hammer
6. Wolf Unchained
7. The Perfect One
8. Trickster (And the Mistletoe)
9. Cornucopia
10. The Navigators
11. Guardian's Watch
12. Ithavoll

ジェスロ・タル|英国プログレッシヴ・ロック界の重鎮、約18年振りとなる新作スタジオ・アルバム『The Zealot Gene』>>>>

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