南アジアの邪悪音楽を徹底調査!!書籍『世界過激音楽18 デスメタルインディア』4月14日発売
聖典ヴェーディックメタル・反宗教ウォーブラック等 南アジアの邪悪音楽を徹底調査!!
ここ数年、インドのヘヴィメタル/ハードロックバンドの動向が断片的に伝わるようになった。
たとえば2018年5月のBABYMETALのアメリカ南部ツアーをサポートしたSkyharborは米印混成のバンドで、同年10月にはブルータル・デスメタルのGutslitが東京で来日公演を行った。2019~2020年にかけては、スラッシュメタルのAmorphiaが東京と大阪を2度にわたりツアーした。2022年8月にはフォークメタルのBloodywoodがFuji Rock Festival出演のため日本初上陸を果たし、同年11月にはメロディアス・ハードロックのAbout Usが日本CDデビューを飾った。
しかし、これらの断片的な情報をつなぎ合わせても、インドには他にどんなメタルバンドが存在し、どんなメタルシーンを形成しているのかという全体像が見えにくいのも事実だ。
そんな疑問に答えるべく、本書はディスクガイドという形態で、インドのみならず周辺6ヶ国(スリランカ、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、ブータン、モルディヴ)を含むインド亜大陸(南アジアとも言う)のヘヴィメタル/ハードロックシーンを浮き彫りにしようと試みた。
書名に「インディア」と掲げている以上、まずインドを扱う章から説明しよう。本書の前半部分ではインド産バンド378組を次の5つの地域別に紹介している。
収録内容
Bloodywood まるでボリウッド映画音楽をメタル化したようなYouTube発のラップ・フォークメタル
Demonic Resurrection インドシーンの頂点に君臨する料理番組シンフォニック・ブラックメタル
Skyharbor BABYMETALアメリカ南部ツアーをサポートした米印混成モダンメタルの旗手
Rudra ヴェーディックメタルを世に知らしめたシンガポールの老舗デス/ブラックメタルバンド
Kapala 頭蓋骨を表すサンスクリット語をバンド名に掲げたウォー・ブラックメタル
Undying Inc. 硬質なグルーヴ感覚と複雑なフレーズを絶妙に同居させたプログレッシヴ・メタルコア
Gutslit ターバン姿の6弦ベーシストが率いる実力派ブルータル・デスメタル
Dusk 変化を恐れずに実験を重ねるパキスタンの准教授老舗デス/ドゥームメタル
Willuwandi ヒンドゥー至上主義に虐げられた人々の怨嗟を表現する不可触民ブラックメタル
インタビュー Bloodywood, Skyharbor, Demonic Resurrection, Gutslit, Abigail(日本) Jero等
コラム 「面白ビデオクリップ」「エリート高学歴メタラー」「世界の印僑系メタラー」等
カテゴリ : ニューリリース 予約 | タグ : 書籍 ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2023年03月28日 15:00