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益田正洋の新録音!『ジュリアーニ:私の愛する花の選集』~名器“ハウザーI世(1936)”を使用!

益田正洋

巨匠A.セゴビアが南米ツアーのために作らせた究極の名器“ハウザーI世(1936)”を使用

デビュー30年を記念した「J.S.バッハ/6つの無伴奏チェロ組曲」全曲録音(FOCD9845/9860)&全曲演奏プロジェクトを大成功のうちに完遂、躍進を果たした現代最高のギタリスト・益田正洋。

本作では「現代ギターの父」アンドレス・セゴビアが南米ツアーのために特別に作らせた究極の名器“ハウザーI世(1936)”を手に、古典期において最も成功したギター・ヴィルトゥオーゾの1人、マウロ・ジュリアーニの作品集をお届けします!

19世紀初頭、ウィーンの楽壇において絶大な人気を博したジュリアーニ。ベートーヴェン《交響曲第7番》の初演に(恐らくチェリストとして)参加するなど、ギタリストとしての枠に収まらない活動の記録も残っています。

10の花の名を冠した表題曲集を含む、クラシックギターの美しく表現豊かな音色を知り尽くした名匠の手による珠玉の名曲を、歴史的名器を手にした現代の天才ギタリストの演奏でお聴きください。
胸いっぱいに拡がる音の花束を貴方に――。
(フォンテック)

『ジュリアーニ:私の愛する花の選集』
【曲目】
マウロ・ジュリアーニ(1781-1829)
モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲 WoO,G3-1
ソナチネ ハ長調 Op.71-1
ソナチネ ト長調 Op.71-2
ソナチネ ニ長調 Op.71-3
私の愛する花の選集 Op.46
ミルテ/パンジー/ユリ(リス)/ジャスミン/ローズマリー(ロスマリン)
カーネーション(ナデシコ)/スイセン(ナルシス)/スミレ(ヴィオレット)
バラ(ローズ)/月桂樹(ローリエ)
大序曲 Op.61

【演奏】
益田正洋(ギター)
使用楽器:ハウザーI世(1936)

【録音】
2022年12月22-23日 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

<益田正洋(ギター演奏家)>
長崎県・長崎市生まれ。幼少時に両親の手ほどきによりクラシックギターを始め、2001年ジュリアード音楽院修士課程にて学ぶ。89年、第20回クラシカルギターコンクール入賞。当時審査委員長を務めていた作曲家、伊福部昭氏から審査員特別賞を授与される。翌年第21回同コンクールにて史上最年少(12歳)で第1位を受賞。また92年、東京国際ギターコンクールにて入賞。03年にはシカゴで行われた国際コンクールにてファイナリストに選ばれるなど、国内外でも数々の賞歴を重ねている。
1991年の地元長崎でのデビューリサイタルを皮切りに演奏活動を開始。2001年にはロドリーゴ生誕100周年記念コンサートのコンチェルト・ソリストとして、ニューヨーク・リンカーンセンターにて海外デビュー。J.デプリースト(元東京都響常任指揮者)指揮、ジュリアード・シンフォニーと共演。アランフェス協奏曲を好演する。2009年には (財)東京オペラシティ主催のリサイタルシリーズ「B→C(ビートゥーシー|バッハからコンテンポラリーへ)」に招聘される。ディズニー・オン・クラシックの日本ツアーにもクラシックギター奏者として初めてゲストとして参加し、全国30か所の公演を行う。また2012年秋には世界的なクラシックギター製作家J.L.ロマニリョス氏に招聘されたことをきっかけに、スペイン演奏ツアーを行う。近年では、美術史家の川瀬佑介氏とのコラボレーション「音楽と美術を楽しむコンサート “ギターと絵画の交わるところ」を全国各地で開催。クラシックギターの演奏会の新しい価値、楽しみ方を提示する斬新なプロジェクトとして注目を集めるなど、その意欲的な活動は多岐にわたる。発表したCDは30枚以上(2023年6月現在)におよび、各メディアからの評価も高い。
現在精力的に活動を続ける、日本を代表する実力派ギタリストである。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年05月23日 00:00