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マルコ・セリーノ&パドヴァ・ヴェネト管によるエンニオ・モリコーネ:ヴァイオリンと弦楽合奏のための『シネマ・レアリティーズ』


[Outhere Music 公式チャンネルより]

巨匠の信頼篤いマルコ・セリーノが弾く、モリコーネ作品集第2弾

2022年1月に発売され、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネが最後に書き上げた自作の再構成としてロング・セラーを続けるヴァイオリンと管弦楽のための「シネマ組曲」(NYCX-10268/A495)。そこでソリストを務め、巨匠とも長年共演してきたヴァイオリニスト、マルコ・セリーノによるモリコーネ・アルバムの続編が登場。今回は「シネマ・レアリティーズ」のタイトル通り、「デボラのテーマ」と「古い階段の下で」など一部を除き、前作と被らない珍しい曲を集めた内容となっています。
日本未公開作品の曲も多いですがいずれもモリコーネらしい美しさを湛えており、聴き込むほどに巨匠の才能の奥深さを改めて実感させられることでしょう。
モリコーネ自身の編曲に加え、そのスタイルに沿ったセリーノによる編曲も数曲収録。
「マウロ・ボロニーニ組曲」はこのアルバムで初めて演奏されたものであり、オリジナル・サウンドトラック盤と同じ「シルヴァーノ・アゴスティ組曲」以外は、今回が初録音となる編曲で収録されています。
(ナクソス・ジャパン)

輸入盤

 

国内仕様盤

[国内仕様盤は日本語解説付き]
※国内仕様盤には、モリコーネをこよなく愛する映画音楽ライターの江守功也氏による解説が付属します。

 

【曲目】
エンニオ・モリコーネ(1928-2020):
1-2. LA CALIFFA 「ラ・カリファ」(70)(日本未公開)
1. Notturno 夜想曲
2. La cena 晩餐

3-5. MAURO BOLOGNINI SUITE 「マウロ・ボロニーニ組曲」
3. Intro 序奏
4. Main Theme 古い階段の下で ~PER LE ANTICHE SCALE(75)(日本未公開)
5. Ricordo d’amore 愛の記憶 ~沈黙の官能(76)

6-9. QUATTRO ADAGI 「4つのアダージョ」
6. Chi キ・マイ ~MADDALENA(71)(日本未公開)*
7. Deborah’s Theme デボラのテーマ ~ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(84)
8. Addio ai monti 山々への別れ ~I PROMESSI SPOSI(89)(日本未公開)
9. Vatel’s Theme ヴァテールのテーマ ~宮廷料理人ヴァテール(00)

10. Italian Theme シシリアンのテーマ ~シシリアン(69)*

11. Quasi un Vivaldi ヴィヴァルディのように(アルプスの隠れ家)~非情の標的(73) *

12-13. TAVIANI BROTHERS SUITE 「タヴィアーニ兄弟組曲」
12. Ritorno a casa 帰郷 ~アロンサンファン 気高い兄弟(74)
13. Main Theme 草原 ~IL PRATO(79)(日本未公開)

14-15. SILVANO AGOSTI SUITE 「シルヴァーノ・アゴスティ組曲」
14. Dedicato a Maria マリアに捧ぐ ~LA RAGION PURA(01)(日本未公開)
15. Romanza Quartiere クァルティエール・ロマンス ~クワルティエーレ 愛の渦(87)

16. Man with a Harmonica ハーモニカの男 ~ウエスタン(68)*

17. Main Theme ロリータ ~ロリータ(97)*

編曲…エンニオ・モリコーネ/*=マルコ・セリーノ

【演奏】
マルコ・セリーノ(ソロ・ヴァイオリン、リーダー)
パドヴァ・ヴェネト管弦楽団

【録音】
2023年4月11-13日 サン・ロッコ祈祷所、パドヴァ、イタリア

収録時間: 55分

題して『CINEMA RARITIES』。世界がマエストロを失ってから3年、いまだに喪失感も癒えない多くのファンの前に、すい星のようにイタリアから現れたアルバムだ。
モリコーネ最後のセルフ・カヴァー集として、ヴァイオリニストのマルコ・セリーノに捧げられた前作『CINEMA SUITES』に続き、本作はその返礼のような位置づけで、今度はセリーノがモリコーネに捧げてお気に入りのモリコーネ作品を演奏。しかもほとんどの曲はモリコーネ自身のアレンジメントを丁寧に再現。そしてセリーノ自身がアレンジした数曲は『非情の標的』から「ヴィヴァルディのように(アルプスの隠れ家)」など、生前のモリコーネならカヴァーしなかったようなまさに「RARITIES」である。目の前にマエストロが再び現れて、私たちにウィンクを送ってくれたような、そんな愛おしいアルバムの誕生である。
ーー 江守功也

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年08月22日 00:00