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ポシュナー/#bruckner2024プロジェクト~ 第10弾は交響曲第5番(ノーヴァク版)

ブルックナー

CAPRICCIOレーベルと国際ブルックナー協会の主導で、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年までにブルックナーの全交響曲のすべての稿(バージョン) を録音しようという企画、「#bruckner2024」第10弾。

稿の問題の無い第5番ではノーヴァク版を使用。1908年にアルミン・クナープがいち早く指摘した通り「冒頭の22小節に作品全体の主題と動機の原形がすべて詰まって」いて、それらを素材に構築された壮大な対位法の織物を、ポシュナーはしっかりと音にして伝えてくれます。
約71分という演奏時間はやや速めのテンポを思わせますが、フレージングやアーティキュレーション、アクセントを細かく丁寧に処理しているため、「速さ」が前面に感じられることはありません。神秘的、瞑想的、時にメランコリックなコラール風の旋律はしっかりと腰を据えて聴かせます。
ポシュナーはフィナーレをクライマックスととらえているようで、ヨッフム/ドレスデンやヴァント/北ドイツ放送響とほぼ同じタイムをかけた第4楽章は特に聴きものとなっています。
※国内仕様盤には専門誌等で好評を得ている石原勇太郎氏(国際ブルックナー協会会員)による日本語解説が付属します。
(ナクソス・ジャパン)

輸入盤

 

国内仕様盤

[日本語解説付き]
※国内仕様盤には専門誌等で好評を得ている石原勇太郎氏(国際ブルックナー協会会員)による日本語解説が付属します。

 

【曲目】
アントン・ブルックナー(1824-1896):交響曲第5番 変ロ長調 (ノーヴァク版)
1. I. Introduktion: Adagio - Allegro  18:09
2. II. Adagio. Sehr langsam  15:38
3. III. Scherzo. Molto vivace (schnell) - Trio. Im gleichen Tempo  13:29
4. IV. Finale. Adagio - Allegro moderato  23:40

【演奏】
マルクス・ポシュナー(指揮)
ウィーン放送交響楽団

【録音】
2023年2月15&16日
ウィーン放送文化会館(オーストリア)

総収録時間:71分

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年09月27日 00:00