レオ・フセイン&フランクフルト歌劇場管/チマローザ:歌劇《ロンドンのイタリア女》~2021年フランクフルト歌劇場新制作
[Naxos Music 公式チャンネルより]
2021年フランクフルト歌劇場新制作
チマローザの知られざる秀作オペラ《ロンドンのイタリア女》
レオ・フセイン& R.B.シュラザー ― 気鋭のコンビによる稀覯作品映像!
自分を捨てた恋人、イギリスの貴族の青年アレスピンを追って、ブリランテ夫人の経営するロンドンのホテルに身を寄せているイタリア娘リディア。このホテルに滞在する、堅物のオランダ商人スメルスと陽気で気楽なイタリア人ドン・ポリドーロは、揃って美貌のリディアに一目ぼれ。そこに一旦は、父親の反対でリディアを遠ざけたものの、彼女が忘れられないアレスピンが現れ、3人の男の恋のさや当てが始まります。リディアは、その素性をアレスピンに明かさずブリランテ夫人に助けを求め、彼女を巡ってブリランテ夫人、スメルス、ドン・ポリドーロ、アレスピンの思惑が交錯してホテルは大混乱に……
若きチマローザが作曲した《ロンドンのイタリア女》(1778)は、ローマ、ミラノ、ヴェネツィアさらに欧州各地の主要な歌劇場で成功を収め、後に作曲家の代表作となる《秘密の結婚》(1792)に先立つ、出世作となりました。
本作は、英国の俊英レオ・フセインと2019年にフランクフルト歌劇場の新制作《タメルラーノ》で衝撃の欧州デビューを果たした米国出身のR.B.シュラザーという気鋭のコンビによる新制作の舞台映像。
舞台はホテルのロビーに置かれたレセプション・デスク、ソファ、公衆電話ボックスだけのシンプルな設定。そこに登場する5人のキャラクターは、世界各地からフランクフルト歌劇場に集結した歌唱演技に秀でた粒ぞろいの新鋭たち。
フセインのタクトが導く優美で闊達自在な調べに乗せて、モーツァルトと同時代に欧州各地で活躍し、大いに人気を博したチマローザの知られざる秀作オペラが見事に現代に蘇っています。
(ナクソス・ジャパン)
収録時間:157分
音声:イタリア語
PCMステレオ2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
字幕:日本語、イタリア語、英語、ドイツ語、韓国語
画角:16/9 NTSC All Region
Blu-ray…片面二層ディスク 1080i High Definition
収録時間:157分
音声:イタリア語
PCMステレオ 2.0/DTS 5.1(DVD)
字幕:日本語、イタリア語、英語、ドイツ語、韓国語
画角:16/9 NTSC All Region
DVD…片面二層ディスク
【曲目】
ドメニコ・チマローザ(1749–1801):歌劇《ロンドンのイタリア女》
2景のインテルメッゾ(1778)
台本:ジュゼッペ・ペトロゼッリーニ(1727–1799)
【演奏】
リヴィア ……アンジェラ・ヴァローネ(ソプラノ)
ブリランテ夫人 ……ビアンカ・トニョッキ(ソプラノ)
スメルス ……テオ・レボウ(テノール)
アレスピン ……ユーリ・サモイロフ(バリトン)
ドン・ポリドーロ ……ゴードン・ビントナー(バス・バリトン)
フランクフルト歌劇場管弦楽団
指揮:レオ・フセイン
演出:R.B. シュラザー
美術:パウル・シュタインベルク
衣装:ドーイ・リュティ
照明:ヨアヒム・クライン
ドラマトゥルク:マライケ・ヴィンク
映像監督:ミリアム・ホイヤー
【収録】
2021年10月30日、11月5日 フランクルト歌劇場(ドイツ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年12月13日 00:00