オレグ・クリサ~ウクライナ出身の名ヴァイオリニスト『60歳記念コンサート(2002年) ダヴィド・オイストラフに捧ぐ』
オレグ・クリサ (1942年生まれ) はソヴィエト連邦ウクライナ共和国に生まれ、アメリカ合衆国で活躍するヴァイオリニスト。モスクワ音楽院でダヴィド・オイストラフに師事。活発な演奏・録音活動の他、モスクワ音楽院教授、1989年に合衆国に移住後はイーストマン音楽院教授を務める等教育者としても高名で、日本にもたくさんの教え子が居ます。
当盤はクリサの60歳を記念し師匠のオイストラフに捧げると題してモスクワで開かれたコンサートのライヴ録音を収めたもの。音源は彼自身が私蔵していたようです。オイストラフは(*)を献呈された初演者の一人でもあります。
(サラバンド)
【曲目】
アルフレート・シュニトケ (1934-1998) :
合奏協奏曲 第3番 (2つのヴァイオリン、チェンバロ、ピアノ、鐘と弦楽のための) (*)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト (1756-1791) :
ヴァイオリン、ヴィオラと管弦楽のための協奏交響曲 変ホ長調 K.364 (+)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (1770-1827) /
アルフレート・シュニトケ (カデンツァ作曲) :
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 から (#)
第1楽章カンデンツァ以降 (演奏時間 5分43秒) / 第2楽章 / 第3楽章
【演奏】
オレグ・クリサ (ヴァイオリン)
ペトロ・クリサ (ヴァイオリン (*))
ユーリ・バシュメット (ヴィオラ (+))
モスクワ・ソロイスツ
タラス・クリサ (指揮 (*/#))
【録音】
2002年9月30日、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア
録音、編集方式 : ライヴ、ステレオ、DDD
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年12月27日 17:05