エイドリアン・チャンドラー&ラ・セレニッシマ『ディアヴォロ ~ タルティーニ:6つのヴァイオリン・ソナタ』
[La Serenissima 公式チャンネルより]
エイドリアン・チャンドラーとラ・セレニッシマ最新作はタルティーニ!恐ろしいまでの技巧で描く『悪魔のトリル』!
英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。“赤毛の司祭”ヴィヴァルディを中心とする18世紀ヴェネツィアとその周辺の作曲家たちの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、これまで2度のグラモフォン賞に輝いています(「セレニッシマ」は、「晴朗きわまるところ」という意味の、ヴェネツィアの別称)。
“赤毛の司祭”のスペシャリストであるエイドリアン・チャンドラーとラ・セレニッシマの最新アルバムは、ヴィヴァルディともよく比較されるイタリア・バロックの巨匠ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770)のヴァイオリン・ソナタ集。
タルティーニの代名詞とも言える『悪魔のトリル』を大トリに据え、1734年に出版された「12のヴァイオリン・ソナタとパストラーレ Op.1」からの3曲と、パドヴァのアントニアーナ図書館のマニュスクリプトに残された「26のソナタ」からの2曲を組み合わせた6曲のヴァイオリン・ソナタで、優れたヴァイオリニスト、教師、理論家として名を成した
タルティーニの芸術を描きます。
(東京エムプラス)
『ディアヴォロ ~ タルティーニ:6つのヴァイオリン・ソナタ』
【曲目】
ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):
ソナタ第6番(Op.1:1734より)ニ長調 B.D12 / GT 2.D12(ヴァイオリンと通奏低音のための)
ソナタ第9番(26のソナタより)イ長調 B.A1 / GT 2.A01(ヴァイオリンとチェロのための)
ソナタ第7番(Op.1:1734より)ニ長調 B.D6 / GT 2.D06
ソナタ第6番(26のソナタより)ホ短調 B.e1 / GT. 2e01(ヴァイオリンのための)
ソナタ第1番(Op.1:1734より)イ長調 B.A14 / GT 2.A14(ヴァイオリンと通奏低音のための)
ソナタ《悪魔のトリル》ト短調 B.g5 / GT 2.g05(ヴァイオリンと通奏低音のための)
【演奏】
ラ・セレニッシマ
エイドリアン・チャンドラー(指揮、ヴァイオリン)
【録音】
2021年8月&2023年10月、シーダーズ・ホール、ウェルズ・カテドラル・スクール(サマセット、イギリス)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2024年02月28日 00:00