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ヴラディーミル・デルマン&ミラノ・イタリア放送響/マーラー:交響曲第9番 1993年ライヴ

デルマン

ヴラディーミル・デルマンの晩年の録音
マーラー交響曲第9番!


ソビエト連邦出身で、イタリアに帰化した指揮者、ヴラディーミル・デルマンが晩年に残したマーラーの交響曲第9番(ライヴ録音)が、イタリアのインディペンデント・レーベル「ウラニア・レコーズ(Urania Records)」から登場。

デルマンはイタリアに帰化後、国内外の主要なオペラ劇場(ミラノ、ナポリ、ローマ、パレルモ)や主要な交響楽団の指揮者として活躍。1985年から1987年まで、パルマで開催された「アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクール」の審査委員長を務め、同時に、コンクールに組み込まれたオーケストラ指揮者のための上級トレーニング・コースのディレクターも務めました。また、1993年にミラノ交響楽団を設立したことでも知られています。

本アルバムでは、1994年にこの世を去ったデルマンが、亡くなる1年前に残したマーラーの最高傑作ともみなされる交響曲第9番を収録。この第9番は、マーラー自身により完成させられた最後の交響曲で、全編を通して「死」や「別れ」といったネガティヴなテーマで描かれていますが、一転して夢見るような美しさへと変貌する箇所が散りばめられており、こうした表現の起伏もマーラーの作品の特徴のひとつと言えるでしょう。デルマンが死の間際に残した熱きタクトで、マーラーの世界を見事に描いています。
(東京エムプラス)

【曲目】
マーラー:交響曲第9番ニ長調

【演奏】
ヴラディーミル・デルマン(指揮)
ミラノRAI交響楽団

【録音】
ライヴ:1993年

カテゴリ : ニューリリース | タグ : GUSTAV MAHLER

掲載: 2024年05月30日 00:00