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クレメンス・クラウス&ウィーン・フィル/ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵、ラヴェル:“ダフニスとクロエ”第二組曲、レスピーギ:“ローマの噴水”

クレメンス・クラウス

名コンビ クレメンス・クラウス+ウィーンフィル
音色が違う、楽器が違う!
『展覧会の絵』・『ダフニスとクロエ』・『ローマの噴水』


正に高貴、典雅の呼び名が相応しいクレメンス・クラウスとお互いが愛し合ったウィーンフィルとの共演が高音質UHQCD化。とにかく当時のウィーンフィルの音色が現在とまるで違います。『展覧会の絵』はクラウスが非ナチ化裁判で勝利し公職追放から解放された直後のライヴ。どこか頼りないまでのアンサンブルですがソロ楽器それぞれの味わいは筆舌に尽くしがたく「キエフの大門」はクラウス自身が手を入れたのではないかと思われるほどの改変が面白い。ドイツ・オーストリアが敗色濃厚な1945年3月に合唱団まで投入した『ダフニス』の官能美の極み、『ローマの噴水』のカラフルとしか言いようのない響きと開放的なパワー。危機的状況の中でも高まる芸術への情熱を捉えたドキュメントです。ファン必携の名演奏。
(ミューズ貿易)

【曲目】
ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵(1947年12月6日ライヴ)
ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第二組曲(1945年3月27日放送コンサート)
レスピーギ:『ローマの噴水』(1945年3月19日放送コンサート)

【演奏】
クレメンス・クラウス指揮
ウィーンフィル、ウィーン国立歌劇場合唱団(ダフニス)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年06月19日 00:00