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イゴール・レヴィット(p)ティーレマン&ウィーン・フィル/ブラームス:ピアノ協奏曲第1番&第2番、ピアノ小品集(3枚組)

レヴィット

ブラームス演奏の新たな金字塔。ティーレマン指揮VPOとの夢の邂逅

輸入盤 3枚組/国内盤 Blu-spec CD2 3枚組


昨年秋にアルバム『ファンタジア』をリリース後、ほどなくして『メンデルスゾーン;無言歌集』を配信で発表して音楽ファンを驚かせたイゴール・レヴィットが早くも新作を発表。ブラームスのふたつのピアノ協奏曲に、晩年のピアノ小品集を組み合わせた3枚組。共演はティーレマン指揮ウィーン・フィル。レヴィットとティーレマンは2015年にモーツァルトのピアノ協奏曲でシュターツカペレ・ドレスデンとともに初共演。見事な演奏に2人はすぐに意気投合した。ティーレマンによるブラームスのピアノ協奏曲録音は2回目(1回目はポリーニとの2010年代の共演)。今回はウィーン・フィルとのブラームス・プロジェクトの一環としてふたたびこの2曲を、今回は若き巨匠レヴィットとともにとりあげることになった。
DISC3にはブラームス晩年の名ピアノ作品(作品116~119)がレヴィットのソロによって収録される。そしてアルバムの最後にはアッと驚く仕掛けがほどこされている。4手ピアノのためのワルツ集作品39の中でもっとも知られている第15番を、ティーレマンとレヴィットが連弾を披露するのだ。厳粛なイメージのふたりだが、ここには意外なほど親しみやすいふたりの姿が見てとれる。

<イゴール・レヴィット>
1987年、ロシアのノブゴロド生まれ。6歳でオーケストラと共演デビューという早熟ぶりを発揮し、世界各地のコンクールを制覇。ソニー・クラシカルと専属契約を結び、多くの大作をリリース。
(ソニーミュージック)

【曲目】
ヨハネス・ブラームス
<CD1>
・ピアノ協奏曲第1番ニ短調 作品15

<CD2>
・ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 作品83
クリスティアン・ティーレマン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

<CD3>(ピアノ・ソロ)
・7つの幻想曲 作品116
・3つの間奏曲 作品117
・6つの小品 作品118
・4つの小品 作品119
・ワルツ 作品39より第15曲イ長調(連弾:クリスティアン・ティーレマン)

【演奏】
イゴール・レヴィット(ピアノ)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2024年07月26日 12:00

更新: 2024年10月03日 15:00