メッツマッハー&SWFバーデン=バーデン・フライブルク響/ストラヴィンスキー: 管楽器のための交響曲、交響曲 ハ調、“アゴン”、他
インゴ・メッツマッハーが指揮するストラヴィンスキーの交響曲とバレエ音楽『アゴン』他
近現代音楽の演奏で卓越した解釈が高く評価されるインゴ・メッツマッハーが指揮するストラヴィンスキーの作品集。ジャズや無調、十二音技法などを取り入れたストラヴィンスキー作品の持つ多彩な面を伝えています。
1920年作曲の「管楽器のための交響曲」は単一楽章の作品。1918年に他界したクロード・ドビュッシーの追悼として書かれ、随所にロシア民謡の要素が取り入れられています。1957年作曲の『アゴン』はストラヴィンスキー最後のバレエ作品で、部分的に十二音技法が使われており、ジョージ・バランシンが振付け、同年12月1日にニューヨーク・シティ・バレエ団によって初演されました。変奏曲「オルダス・ハクスリーの追悼のために」は、彼の友人で1963年に亡くなったイギリスの作家に捧げられた演奏時間6分ほどの小品です。1965年4月17日にシカゴでロバート・クラフトの指揮するシカゴ交響楽団によって初演され、1966年にニューヨーク・シティ・バレエ団によってバレエとして上演されました。4楽章形式の「交響曲 ハ調」は比較的演奏機会の多い作品です。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971):管楽器のための交響曲、交響曲、『アゴン』 他
1. 管楽器のための交響曲(1957)
2-17. 12人のダンサーのためのバレエ音楽『アゴン』(1963/64)
18. 変奏曲「オルダス・ハクスリーの追悼のために」
19-22. 交響曲 ハ調(1938/40)
【演奏】
南西ドイツ放送交響楽団
インゴ・メッツマッハー(指揮)
【録音】
2023年6月15,16日(ライヴ)
シュトゥットガルト、リーダーハレ、ベートーヴェンザール(ドイツ)
総収録時間:66分
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2024年08月09日 00:00