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インタビュー

LOW IQ 01を取り巻くホットなサークルをあらためて勉強してみよう!!

 多くの若手バンドマンたちから兄貴分的な信望を集める、LOW IQ 01。彼のキャリアは結構長く、10代からバンド活動をスタートさせている。20歳で會田茂一らとアポロスというスカ・バンドを、その直後には會田、堀江博久(ニール&イライザ)らとアクロバットバンチというミクスチャー・バンドを結成。下北沢/渋谷のライヴハウスやクラブを拠点とした活動で、ミュージシャンの輪を広げていった。94年には大高ジャッキーとSUPER STUPIDを結成し、Hi-STANDARD、コークヘッド・ヒップスターズらと精力的にライヴ活動を展開。そのなかで、BRAHMAN、BACK DROP BOMB、HUSKING BEEといったハードコア/メロコア界隈のバンドとの交流も深めていったのはもちろんのこと、ルード・ボーンズやスキャフル・キングらを積極的に対バンに招いたことが現在のスカ・シーンの隆盛に大きく貢献したと言われている。また、SUPER STUPIDではキングギドラや四街道ネイチャーらヒップホップ・アクトとのコラボレーションもみせ、現在のトレンドとなっているスタイルの先鞭をつけた。99年からスタートしたMASTER LOW名義のライヴでは、自己の音楽的ルーツを裏付けするかのように、音楽でつながる同志たちがこぞって参加している。そのサウンドから窺える実直さと、てらいのない仲間たちへのリスペクトの姿勢は、LOW IQ 01という人物像をそのまま映し出しているかのようだ。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2002年04月18日 17:00

更新: 2003年03月07日 18:58

ソース: 『bounce』 226号(2001/10/25)

文/宮内 健

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